そうですか。
はい 都城だけで。
タモリさん ありますか?
でも 仕事だったんで。
ああ そうですか。
最近か そうか そうか。
なんかこうカッとした印象がない…。
来ましたね。
来ました 何だろう?
宮崎は…。
何だろう?何ですかね? 宮崎…。
宮崎は… どげんか…
せんばならんと…。
あら…。
あれ?
ほぼ当たってる。
(笑い声)
ありますね。
あっ そうか 確かに確かに そうですね。
そうでしょ。
はい でも…
ありますよね ヤシなんか
いっぱい生えてるしね。
木の感じとか そうですね。
(赤崎)タモリさん おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。今日 案内させて頂きます→
宮崎地質研究会の赤崎と申します。
宮崎の地質にとても詳しい赤崎広志さん。
変わった岩を撮影するのが
楽しみなんだそうです。
(赤崎)例えば?
えっ そんなに!?
ええ~ そんな来てるの?
…など なんと7球団がキャンプを行っている宮崎。
その理由は…
平均気温 日照時間は全国3位。
快晴日数は全国2位を誇ります。
これからですね…
原点になったところへ。
そんなとこあるんですか。
はい お連れしたいと
思っております。
(赤崎)そうです。
ああ そうですか。
南国の原点って
一体どんなところなんでしょう?
おっ。
あっ ここですか。はい。
こちらが
南国宮崎の原点 青島です。
やって来たのは宮崎市の青島。
海岸から僅か200m→
周囲1.5キロほどの
小さな島ですが→
訪れる人は なんと…
宮崎を代表する観光スポットとなっています。
まさに青島は 南国リゾートの原点
といわれる場所なんです。
へえ~…。
ちなみに タモリさん…
かれこれ 50~60年ぐらい前…
もっと前か 70年ぐらい前か。
それでは これを見て頂きたいと
思うんですけれども。
明治41年!?
…というアンケートを取ったそうなんです。
そうなんです。
湯河原 修善寺 伊東などを→
抑えまして1位という事です。
そんなに有名だったんだ 明治から知らなかったね。
知らなかったです。
行きましょう。
始まりました 「ブラタモリ」。
今回の舞台は 九州・宮崎。
日本随一の
温暖な気候を求めて→
全国から多くの人々が集う→
国内有数の…
どうして宮崎は 人々が憧れる→
「南国」と呼ばれるようになったんでしょう?
タモリさんが ブラブラ歩いて
解き明かします。
今日は宮崎で ブラタモリ!
♪♪「ハロー ハロー お元気?」
♪♪「今夜
なにしてるの?」
♪♪「TVなんか 見てないで」
♪♪「どこかへ 一緒に行こう」
♪♪「だからもう
I love you so」
♪♪「I’d love to be back
in your heart」
♪♪~
青島が どうして南国リゾートの原点なのか?
近くに行って
その秘密を探りましょう!
おお~ 太陽が出そうだ。
あっ 出そうですね。
さて だんだん
岩が見えてまいりましたけれども。
見えてまいりましたね。
ああ これ 有名ですね。
洗濯板って
お分かりになりますか?
洗濯を ゴシゴシ こする…。
そうです そうです。
洗濯をする板ですね。
あれに似てるんで 俺は板と…。
そうです ですから…
はあ~…。
岩ですか…。
すみません。
全国に数ある鬼の洗濯岩の中で
宮崎は 広さ日本一を誇ります。
実は この洗濯岩こそ青島の土台。
岩の上に美しい白砂が堆積し→
青々とした木々が
生い茂った事で→
南の島のような姿になったんです。
でも 一体…
…生まれたんでしょう?
おっ 見てらっしゃいますね。
さて じゃあ こちら辺りを
見て頂こうかと思うんですけれど。
ああ こんなんなってるんですか。
タモリさん…
そうです さすがですね。
早いですね。
砂でできた石。
これ お分かりになりますか?
そうです。
泥岩ですね。
お分かりになります?
泥の…。
砂の固まった石
泥の固まった石ですね。
上が砂で 下が泥。
はい。
近江さん…
そうですよね 海の方に向かって→
入っていってるように
見えますよね。
そうですね。
これ 洗濯岩だと思って頂きたいんです。
このクッキー 砂岩だと思って下さい。
チョコレートのクリームがあるんですがこれが泥岩だと思って下さい。
そうですよね。
陸上で洪水が起こり 宮崎の海底に大量の土砂が流れ込みました。
土砂は
砂と泥に分かれて積もります。
これが何度も繰り返され→
砂岩と泥岩が交互に重なった→
地層ができました。
陸側が隆起。
地層が海水面に姿を現し
波による浸食が始まります。
この時 削られやすかったのが
軟らかい泥岩の層でした。
タモリさん…
そうですよね。
できました 鬼の洗濯岩。
やった方がいいですよ。是非。
海面すれすれに
平らな地形をつくった…
青島の土台となったのは
100万年もかけて→
波が大地を洗い続けたおかげ
だったんですね。
分かるんですけども じゃ…
そうですねとてもいいところですね。
行きましょうか。
また行ってみましょう。
これまた 植生が密集してますね。
そうですね。
さて 正面に参りましょうか。
青島神社です。おはようございます。
宮司の長友さんに…。
おはようございます。
青島神社の長友でございます。
ようこそ。
じゃ 境内の方を…。
お参りさせて…。
実は この青島 島全体が
神社の境内になっているんです。
(かしわ手)
ありがとうございます。
ではですね…
行ってみましょう。
わあ すごいね これ。
すごい…。
これ 自生してるんですか。
(長友)はい。
そうなんだ
植えたわけじゃないんだ。
そのままにしてる
という事になります。
青島を覆い尽くす亜熱帯性植物…
ヤシの一種でその数 なんと5,000本。
暖かい宮崎とはいえ これほどの
規模で自生している場所は→
ここだけです。
何でしょうね…。
ヒントはですね…。
これ すごいな。
この辺を ちょっと
注目して頂きたいんです。
はあ…。
つかまえていそうですよね これ。
こうきてるもんな。
(赤崎)そうですよね。
そうですよね 洗濯岩 あんなに
ジャバジャバやるわけですから→
砂も貝殻も行ってしまいますよね。
(赤崎)ヒントです。
こちらが青島なんですけれども…。
そうですよね黒潮が こう流れていますよね。
支流みたいなものは
こう来ますよね。そうですよね。
これが実は 近海の海流なんです。
ああ 複雑ですね これ。
ここで こう来る… あっ…
(赤崎)そうなんです。
ここ青島は 黒潮から分かれた
南からの海流と→
黒潮が四国に当たって戻ってきた
北からの海流が ぶつかるところ。
運ばれてきた砂や貝殻が
鬼の洗濯岩に堆積して→
白い砂浜に。
南国宮崎の原点 青島を形づくったんです。
(赤崎)南国の原点 いかがですか?
分かりました。
分かりました よく分かりました。
原点ですね。
原点ですよね これ。
(赤崎)ただですね…
そうですね。
(赤崎)これからですね…
分かりました 行きましょう。
神社の参道まで戻ってきたタモリさん。
ここから 宮崎が南国リゾートになった
理由が分かる場所に向かいます。
おっ あれじゃないか?
まさか…。
今日は貸し切りです。
タモリさん こんにちは。こんにちは。
関西剛康です。
バスから さっそうと現れたのは…
宮崎の景観の成り立ちを
研究しています。
タモリさん 宮崎なんですけども…
いや 知らないですけど…観光バスが走ってた…。
あっ さすがですね。
昭和6年っちゃ古いですね。当時なんですけども→
観光バスといっても
こういったバスでございます。
実は この方
岩切章太郎といいます。
はあ~…。
実はですね…
そういう意味でバスだったんだ。
はい そういう意味でバスです。
分かりました じゃあ…。
早速 行きますか。
よいしょ。
一番前。一番前だ。
失礼します。
あら?
どうも 失礼いたします。
あら いらっしゃったんですか。
(笑い声)
本日 ご案内をさせて頂きます私は 笠江洋子と申します。
今日は
40年ぶりに復帰して→
かつての遊覧バスの時代へと
連れて行ってくれますよ。
(笠江)ご存じないですか。
宮崎の顔と言われてるほどの有名なところでございまして→
是非 ご覧頂きたいと思います。→
どうぞよろしくお願いします。よろしくお願いします。
見えます 青島。
おお。
(笠江)大変美しかったのでは
ないかと思います。
(笠江)
ちょうど これから見えます…
(笑い声)
ああ ありがとうございます。失礼いたしました。
ブラタモリ号が向かったのは
遊覧バスの時代から一番の名所→
堀切峠。
実は この峠こそ→
宮崎に南国イメージが広がる
きっかけになった場所なんです。
あっ 海が。
あっ…。
えっ 何ですか?
はいはい タモリさん。
バンドの仲間と…
へえ~!ここに来て…
ええ~っ!
まさに ここですか?ここ!
ここ! その現場!
ここですよ。
ええ やだ 怖~い!
大変な事になった。で 一人一人 出したら…
ええ~ よかった…。
よかったですよ。
ばんそうこうとか包帯して
次の日 演奏してたんですよ。
ちょうど あのカーブのとこですよ。
思い出のカーブ。思い出の… 堀切峠だったのか。
俺が責任者だったからね。
それは大変な旅でしたね。
うわ~ ここだよ。
(関西)タモリさん…
(関西)海ですね。
ええ ありますね。(関西)ありますね 海は。
南国っていうと
どういったとこですか?
この堀切峠 この場所です。
ヤシの木。
岩切章太郎なんです。
岩切さん。
(関西)岩切さんがですね…
この場所にです。
この堀切峠こそ 昭和11年→
岩切章太郎が初めて フェニックスを植えた場所。
でも どうしてバス会社が→
わざわざそんな事をしたんでしょう?
(関西)そのとおりです
ほんとに そのとおりです。
(笑い声)
(関西)ちなみにですね…
あるものから?
(関西)あるものから。
(関西)あっ いいとこ
いいとこ きましたですね。
はあ~ 言われれば似てるな。
ですね ありがとうございます。
これからですか?
(笑い声)
岩切は 並木を
遠くの風景を引き立たせる→
額縁と考えました。
フェニックスを額縁にする事で→
宮崎の海に 南国らしい印象を
つけようとしたんです。
今でいったら…
確かに 写真撮りたくなるかも。写真撮りたくなるよね。
(関西)写真 撮りたくなりますか?
ここに タモリさん 自撮り棒とスマートフォンがありますので。
これ 押せばいいの?
はい。
(シャッター音)
あっ 今 撮れましたよ。撮れた 撮れた 撮れた。
でも なんか フェニックス
写りましたかね?
(笑い声)
ほんのちょっと写ってるよほんのちょっと写ってる。
幹しか写ってない!
(関西)もう少し前の方が…。
こうやりゃいいのか。
あっ いいかも いいかも。
これでいいんだ ここでね。
は~い。
(シャッター音)
あっ いいじゃないですか 今の!
どうですかね?
(笑い声)なんか おかしいね これ。
(笑い声)
なんか おかしいよ。
自撮り棒 初めて使ったね。
(笑い声)
移り変わるバスの車窓に→
途切れる事なく映し出される南国情緒。
たった数本のフェニックスが
宮崎の海岸に→
多くの人を招き寄せる きっかけを
つくったんですね。
その後は?
だから あそこのカーブのとこで終わりですよ。
ついに ついに行けますね。
ついに!
(赤崎)ああ それはよかった!
いやいや感慨深いものがありました。
(笠江)よかったです。 ところで
お伺いしたいんですけれども…
(笠江)そうですね。 まさに 私も→
そのころに ガイドをしておりました。
うわ~ 新婚ばっかりですよ!
(笠江)まさに このような感じで新婚さんばっかりなんですね。
すごいね。
すごい にぎわい。
全部 新婚だ。
そうなんですね。
宮崎が新婚旅行ブームに沸いた
昭和40年代。
最盛期には その年に結婚した
夫婦の およそ4割…
その時の 私も乗っておりましたが
バスの風景で。
うわ~!
こういう感じなんですが。
ちょっと気持ち悪い感じ…。
(笠江)気持ち悪いですか?
スーツを着て…。
みんなスーツと 同じような…。
(笠江)そうなんです。
(笠江)そうですね 今はもうはやりでございますので。
はやりで…。
はやり。
はやりでも
こんな差は すごいですよ。
(笑い声)
続いてタモリさんが やって来たのは→
新婚旅行ブームの時代に
多くの夫婦が目指した場所。
青島から25キロ 観光バスに
乗ってきたんですけども→
新婚夫婦の気持ちになって
移動をされましたでしょうか?
ええと…
うちの女房は寝てましたね。
(笑い声)
すぐ 気持ちよくなると寝ちゃう…。
鵜戸神宮 有名ですね。
ちょっと振り返って頂けますか?
そうですよね。
随分 すり減ってますよね。すり減ってますよね。
すごい数の新婚旅行の客が
来られたという事ですよね。
ここを通ってんでしょうね。
すり切れるほど。
新婚減り。
この鵜戸神宮てのは。
ああ いいところです。
ああ そうですか。
では 行ってみましょう。
行ってみましょう。
なんか へこんでますね。
ほんと へこんでるね これ。
ああ 大きな神社ですね。
大きなお宮様です。
鵜戸神宮に入ってまいりました。
お邪魔します。お邪魔します。
こんにちは
宮司の本部と申します。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
どうぞ ご案内します。
新婚夫婦が向かった神社の奥へ行ってみましょう。
じゃ ここから ちょっと
ご覧頂きましょう。
ああ~ すごいな これは。
これは すごいね。
波で削られた洞窟の中に
本殿がある…
石段を下りた先にお宮がある
「下り宮」は→
全国的にも珍しいんです。
厚いですよね。
じゃないんだよね 何だろうね?
あっ 結構下ってる。そうですね。
見た目より。
(本部)こちらがご本殿です。
ああ…。
波が削ったんですか?
(赤崎)そうですよね 波が削った。
こんな奥まで削ったんですか。
広いなぁ。
そうなんですよね。
何だろう 新婚が願う事は…。
(本部)そうですね。
(本部)そうですね。
そうですね。
そうなんですか ここは。
この洞窟 実は神武天皇の父が生まれた場所といわれ→
古くから安産祈願の信仰を
集めてきました。
宮崎の新婚旅行ブームを
盛り上げました。
本殿の裏には そんな新婚夫婦が
願いを込めた場所があります。
ちょっと ここに足跡が
ありますから 立って頂いて→
向こうをご覧になりますと
何か…。
お分かりになりますか?
(本部)はい そうなんです。
おっぱいといわれれば
おっぱいですね…。
(本部)向こうと こっちに
2つあるんですね。
そう見えるかも。
ほんとだ。
業界でいう パイオツってやつですね。
(笑い声)
(本部)お乳岩なんですね。
お乳岩ですか。
近寄って見て頂きますと…。
垂れてますよね。
ただの水じゃない?
ヒントはですね天井一面にございます。
例えば この辺ですとか。
ああ ちょっと垂れてますよね。(赤崎)はい。
それですね。
(赤崎)そうなんです。
おっ!
という事ですか?
そうですね。
そうなんです。 先ほどからこれ 砂岩の岩盤ですよね…。
(赤崎)そうです。
はぁ…。
砂岩でもできるわけですか。
できるんです。
砂岩から
なぜ石灰成分が出てくるのか?
タモさん
その原因を探してみて下さい。
この辺で振り返ってみましょう。
ええ お分かりになりますか?
はいはい 出てきてます。
ああ…。
あれとか…。
(赤崎)はい そうです。
何ていうか… 何だっけ…
そのとおり よくご存じで。
何ですか?
(赤崎)最近の研究者は…
どうやら 石灰成分は
この中に含まれているようです。
本物を触ってみましょう。
触ってみましょう。
触りたいです。
触りたいですよ。
こんないい機会ないですから
触れるもんなら。
ああ そこですか。
うわぁ なんか不思議!
ほんと これ砂岩ですよね?
粒がちょっと粗いのか?何だろう…。
(赤崎)両方 触ってみて下さい。
硬さは いかがですか?
そうですよね。→
周りの砂岩の方は…。ああ ザラザラ ちょっと粒が→
粒が剥がれやすい。
(赤崎)ところが コンクリーションの方は→
がっちり くっついてます。
そうですよね。 石灰岩はもとは何だったんでしょう?
海の中では。
違う成り立ちをしてるんだ。そうなんです。
サンゴ虫じゃなくて
石灰を持ってるものが→
それを つくったと。
そうです。
そのとおり。
実は このコンクリーションおよそ800万年前に→
クラゲなどの生き物の死骸から
できたものだったんです。
海底に埋もれた死骸が
腐る時に出た成分と→
海水の成分が反応すると→
炭酸カルシウムつまり石灰成分が生まれます。
これが 死骸をくるむ
石のボールをつくったんです。
ここの部分だけがコンクリーションになる
という事ですか?
(赤崎)そうです。
生き物の…。生き物の死骸が溶けて…。
(赤崎)周りの砂を
固めてしまったものなんですね。
硬いものになっちゃうんですね。
(赤崎)そうなんですね。
面白いね ここは。
ですよね。
すごいな。
これも コンクリーションですか?(笑い声)
(赤崎)それは擬宝珠。
似てる。
鵜戸神宮の天井にあたる
厚い砂岩の地層には→
たくさんのコンクリーションが
埋まっています。
その石灰成分が
雨水で溶け出したのが→
お乳水なんです。
すごい地形ですね ここは。そうですね。
私どもも知らなかったんですよ
全然。
あれは砂岩だと思ってました。
それで説明してきました。
違ったんですね。
違ったんですよね。
じゃあ 全部あれ
コンクリーションって事ですね。
硬いから差別浸食を受けて…。
(赤崎)そうです。
こんなに大きなノジュールが
こんなにあるところってのは…。
ないと思いますね。
ですね。
(赤崎)ちょっと言い過ぎかも
しれないんですけど…
いや そのとおりですね。
すごいですよ。
すごい壮大な話…。
壮大な話になってきましたね。
ここに来る新婚さんに
説明してあげたいね。
だから すごいんですよ
いいところに来ましたね。
はるか昔から…。
はるか昔から。
成り立ちを説明してあげたい。
すごいんだよって。すごいんだよ~って。
全国から新婚さんが詰めかけた
鵜戸神宮。
800万年の時を超えた
生き物の存在が→
宮崎を憧れの南国リゾートに
育て上げたんですね。
再び 青島周辺に戻ってきた
タモリさん。
ここに 今でも宮崎が→
南国リゾートであり続けている理由があるんです。
きれいな浜ですね。
(赤崎)そうですね。
えっ 先生ですか?
あれ 先生?
あら~。
こんにちは はじめまして!
一見 案内人に見えない…
サーフィンしたさに 14年前長崎から移住してきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
いい波… あっ やってますね。
やってます。
あっ 乗ってる。
あっ 結構いますね。
いや 宮崎が サーフィンが盛ん
という事も知らなかったですね。
あっ そうですか ハハハ。
実は 宮崎は…
サーファーの数…
一年のうち なんと 300日以上波に乗れるスポットもあります。
(臼本)今日も平日ですけど
こんなにサーファー やっぱ入ってて。
乗った。
あっ 乗った ああ…。
おお~!
波はいいですか? 宮崎は。(臼本)波 いいですよ。
円運動で
こうくるわけですから…。
(臼本)おお そういう事です!
あっ お願いします。川が こう流れてて→
砂が こういうふうに たまって
くるんですよね こうやって。
はいはい。
(臼本)こうやって。→
川から流れてきて こうやって。
そうそうそう!
沖合から押し寄せてきた波が
海底のサンドバーにぶつかると→
サーフィンがしやすい弧を描いた
大きな波が生まれます。
しかも 宮崎の海は遠浅なので→
このサンドバーが海岸の近くにたくさん つくられるんです。
更に 宮崎には サーフィンに適した
地形が他にもあるんです。
ちょっと地図を見て頂きましょう。
(赤崎)青島がここですので…。ここから境に…。
まっすぐ。
(赤崎)全然違う。
そう 宮崎の海岸は青島を境にして
大きく地形が変わっているんです。
南はゴツゴツした岩場→
北は砂浜が続いています。
砂浜の海底では
波でサンドバーが変化しやすいので→
初心者向けの穏やかな波に。
これに対して 岩場の海底では→
常に同じ場所に
大きな波が生まれるため→
上級者に好まれます。
さまざまなレベルのサーファーに対応できる…
…が味わえるわけなんです。
…と僕自身 思ってます。
全然できない。
青島を中心にして 誰もが憧れる南国リゾートとなった宮崎。
大自然の恵みを とことん楽しむ
そんな気持ちが いつもあふれる→
楽園が そこにありました。
面白いね ここは。
50年ぶりに 事故で止まってた
宮崎の南限が→
一挙に広がりましたね。
よかった よかった!
よかったですね。
思い出の地も巡れて。
(笑い声)
是非。
♪♪「未来の あなたに」
♪♪「幸せを 贈る」
♪♪「記憶と 想い出を」
♪♪「花束に 添えて」
♪♪「ひとときの 夢を」
♪♪~
ちょっとご報告がありまして。
はいはい。
実は 今日が 私 「ブラタモリ」最後で…。
そうなんです。
あっ もう泣けてきちゃった…
早い…。
そうなんです。
2年間か。
はい。
早いね。
あっという間でした…。
あっという間だよね。
すいません ほんと…。
まあ ご出世なさって。
「あさイチ」の方に。
はい そうなんです。
我々は平々凡々と その辺を
ブラブラ ブラブラしておりますので。
もう花粉が出てきたね。
別に泣いてるわけじゃない…。
近江ちゃんはね
自然でいいですよね。
興味ないとこは
「ふ~ん」というような顔してるし。
(笑い声)
バレてました? アハハハ。それでいいんですよ。
でも 2年間やってると
ちょっと だんだん最近→
石とか 崖とか…。
興味が出てきた?
ちょっと好きになって…。
ありがとうございました。ほんとに いろんな事を教えて下さって…。
いいえ とんでもございません。
すごく豊かな時間でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2018/03/24(土) 19:30〜20:15
NHK総合1・大阪
ブラタモリ「#100 宮崎」[解][字]
ブラタモリ、宮崎へ!「新婚旅行といえば宮崎」と言われた人気観光地。宮崎が南国のリゾートとして愛され続ける秘密を、タモリさんがブラブラ歩いて解き明かしていきます。
詳細情報
番組内容
まずは青島へ。「鬼の洗濯岩」で知られ、古くから信仰の対象だったこの小さな島こそが「南国リゾート」の原点だった?ムードを高めるヤシの木・フェニックスは人の手によって植えられたもの。ヒントになったのは、なんと「東海道五十三次」??峠道で突然よみがえった50年前のタモリさん学生時代の驚きのエピソードとは?新婚夫婦あこがれの神社でタモリさんが発見したのは、800万年前の自然が作り上げた奇跡的な現象だった!
出演者
【出演】タモリ,近江友里恵,【語り】草�g剛
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化