ここは 富士山の麓に広がるキャンプ場。
気温は 氷点下。
それでも 次々と人が訪れ→
テントで一晩過ごしていく。
みんな 富士山を眺めながら
どんなことを思うんだろう。
新年最初の週末
真冬のキャンプ場に密着した。
東京から車で走ること 2時間。
目指すキャンプ場は静岡県富士宮市にある。
1月4日 金曜から撮影を開始。
早速 富士山がお出迎え。
ここは テント1張 1泊3,500円から。
気に入った場所で自由にテントを張れるんだって。
到着したばかりの若者グループ。
話を聞いてみよう。
東京から来た 大学4年生 4人組。
就職で別々の道に進む前に思い出作りに来たという。
テントを張る前に取り出したのは→
この日のために買ったキャンプチェア。
お~ いいね。
マジ 違うから。
この椅子に座って 思う存分
富士山を堪能するんだとか。
全然 違うよ。
本気でね 背もたれに入ってみ。
俺 これ使うわ。
冬のキャンプには寒さを我慢してでも訪れたくなる→
魅力があるみたい。
バイクに乗った男性がやって来た。
千葉から来た
キャンプ歴3年の会社員。
一人だけのキャンプ
ソロキャンプに はまっているという。
聞けば 札幌に家族を置いて単身赴任中。
お正月は 帰らなかったのかな?
思いがけず出来た 一人の時間。
自然と向き合うぜいたくな ひとときに。
夕方5時半 既に辺りは真っ暗。
料理もグッズも 随分こだわってる。
彼らは 名古屋の自動車部品工場で働く
同僚3人組。
このメンバーで
年数回 キャンプに出かけるそう。
ふだんは あまりしない料理も
ここでは なぜか気合いが入る。
この年末は 仕事が忙しくて
残業が続いていたという彼ら。
でも この日のキャンプを励みにしながら
乗り越えたんだって。
まずは ベーコンエッグライス。
気を取り直して ハンバーグ。
料理の腕は… ドンマイ。
(笑い声)
ここでは どんな失敗も笑って過ごせる。
夜10時 人影が動くテントを発見。
東京から来た親子。
息子さんは 九州の大学に通い冬休みで帰省中だそう。
2人でキャンプに来るのは
息子さんが子どもの時以来。
お父さん
久しぶりに男同士 話をしたかったそう。
今夜は どんな話をするのか。
時間は たっぷりある。
撮影2日目は 土曜日。
ここを訪れる ほとんどの人のお目当て。
そう 富士山からの日の出。
寒い夜を過ごした人だけが味わえるうれしいご褒美。
お昼前 キャンプ場から
帰る人たちの姿が目立ち始めた。
そんな中 写真を撮ってる人?
なんと キャンプをテーマにしたアニメがあるんだそう。
しかも その人気が
海外にまで広がっているとは!
このキャンプ場も
いわゆる 「聖地」の一つらしい。
ありがとうございます。
お疲れさまです。
バイバ~イ。
ピンクが鮮やかなテントどんな人だろう。
千葉で ハウスクリーニングの会社を
経営する 夫婦と子どもたち。
(取材者)キャンプどうですか?
楽しい。
寒くないですか?
うん。
そして アルバイトの彼。
中学を卒業後別の会社で働き始めたけど 長く続かず。
半年前 父親の勧めで
今の会社に入ったという。
人づきあいが苦手だったという彼。
でも 今の会社は 居心地がいいみたい。
楽しみにしていたキャンプ。
どんな日になるのかな。
♪♪~
♪♪~
日が傾き始めた頃。
読書する男性と出会った。
キャンプ歴20年という 47歳の男性。
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