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今回のイッピンリサーチャーは→
焼き物が大好きな中山エミリさん。
手にしているのは
今 人気の すり鉢。
早速 ゴマをすってみます。
せ~の。
すっごい すりやすい。
何か あっという間に できていく。
中山さんも驚きの すりやすさ。
すり鉢の裏側にストッパーが付いているので→
片手でも こんなに楽々。
使い方は いろいろ。
すり鉢で すって
ほうれんそうや豆腐などの→
食材をあえると絶妙な香りづけに。
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そして そのまま器として
食卓に出しても おしゃれ。
色も形も多彩な すり鉢。
こちらが 今日のイッピン。
島根の石見焼です。
大物陶器づくりを得意とする石見焼から→
今 くつろぎを演出する
インテリア製品も誕生。
斬新なフォルムのサイドテーブル。
陶器の持つ質感が落ち着きを もたらします。→
あのカリスマスタイリスト
大草直子さんも一目で ほれ込み→
寝室用に買い求めた事で話題に。
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そのくつろぎを生むのは→
250年 受け継がれてきた職人技です。
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今日は小さいものから大きなものまで。
職人の技がさえる
石見焼の魅力を探ります。
日本海に面した
島根県江津市。
ここを中心に 現在7軒の
窯元があります。
中山さん あのサイドテーブルを
作っている窯元へ。
と その途中で…。
うわ!
大きいですね~!
中山さんが見つけたのは→
高さ1メートルを優に超える水がめ。
なんと500リットル以上 入るんだそう。
これ大人でも余裕で入れますよね。
え~!
石見焼では 古くから→
こうした大物陶器を中心に作ってきました。
あ ありましたね。 こちらですね。
ようやく目的地に到着。
やってきたのは創業83年の窯元。
失礼します。こんにちは。 お邪魔します。
中山です。
店内に並ぶ皿は大物ばかり。
こうした大物陶器づくりを
得意としてきました。
嶋田さんが
2年前に作り始めたのが→
高さ40センチほどのサイドテーブル。
チェスの駒のようにくびれた斬新なフォルム。
どのようにして
できるんでしょうか。
早速 作業場へ。
(嶋田)昔の工場だからもう殺風景で。
まずは
大物づくりに欠かせないという→
準備作業から。
(嶋田)しのっていう…。 しの。しの?
嶋田さん
粘土を何度も転がしながら→
ひも状に のばしていきます。
こうして できるのが しの。
元となる粘土は地元で採れたもの。
とても硬いため 大物づくりには欠かせないんだそう。
長さ60センチの
しのが3本できました。
いよいよ ここから
サイドテーブルの成形作業。
まず 丸く板状にした粘土を→
ロクロにセットしてからスタートします。
1本の しのの重さは5.5キロ。
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なるほど。
(嶋田)こうして つけるからね。
太い しのを右腕にのせて支え→
左手で壁を作りながら→
右手で強く押し当てるようにして
しのをつけていきます。
足りなかった部分は
しのを継ぎ足します。
つなぎ目が分からないように
布で表面を滑らかにします。
ここからが最も力を使うところ。
粘土をコテで挟んで凸凹を均一にならしていきます。
結構 力いる作業ですね。