2021/01/11(月) 12:15〜12:45 緊急事態宣言 首都圏ニュース・生活情報[字]

この時間は関東地方の皆さんに緊急事態宣言
が出されている東京、埼玉、
千葉、神奈川の1都3県の生活に関する情報を中心にお伝えします。
こちらは東京銀座の今の様子です。
緊急事態宣言4日目
連休最後の休日です。
信号が赤で横断歩道を渡っている
人は現在いませんが人がまばらに
見えます。
東京都は都民に対して日中も
不要不急の外出を自粛すること、
また、午後8時以降は特に
不要不急の外出自粛を徹底する
よう要請しています。
さらに飲食店などへも
午後8時までに営業時間を短縮
するよう要請しています。
続いて、こちらは東京新宿
歌舞伎町の様子です。
交差点は車が通っていますが
それほど多くの車は見られません。
首都圏の大手鉄道各社に
よりますと、
緊急事態宣言に伴って
1都3県から終電の前倒しの
要請があり
要請に従って対応すると
しています。
続いて首都圏の生活関連の情報を
お伝えします。


新型コロナウイルスで重篤となった患者に日本で開発された
関節リウマチの治療薬を投与する
ことで
死亡率が下がったなどとする
研究結果を
イギリスの大学などのグループが
公表しました。
イギリスの大学、インペリアル・
カレッジ・ロンドンなどの
グループは
集中治療室で人工呼吸器をつけて
いる重症の患者を対象に
関節リウマチの薬、
アクテムラ・
一般名、トシリズマブを投与して
効果を調べました。
その結果、
アクテムラを使わなかった患者
およそ400人は
死亡率が35.8%だった
のに対し
アクテムラを投与したおよそ
350人では
死亡率が28%と7ポイント余り
低くなっていました。
アクテムラは、
大阪大学と中外製薬などが
開発した関節リウマチの薬で
免疫が暴走する
サイトカインストームという


現象を抑える効果があると
期待されています。
結果を受けてイギリス政府は
重症患者にアクテムラなどを
使うよう推奨する方針を防ぐ
サイトで示しました。
東京など首都圏の1都3県は
新型コロナウイルスの感染者の
急激な増加に伴い
濃厚接触者や感染経路を調べる
保健所の業務の負担が
増しているとして
重症化リスクの高い人がいる
ケースを優先するなどの調査に
向けて
具体的な基準を示すよう
国に要望しました。
東京、埼玉、千葉、神奈川の
首都圏の1都3県では
感染者の急激な増加に伴い
保健所が濃厚接触者や感染経路を
調べる
積極的疫学調査で負担が
増しています。
神奈川県では一般の感染者に
ついては
同居する家族以外の濃厚接触者の
調査を原則として行わないなど、
調査を大幅に縮小しています。
こうした中、1都3県は、きのう、

厚生労働省などに要望書を出しました。
この中では
限られた人員の中で効果的に
業務を行えるよう
重症化リスクの高い人がいる
ケースを優先するなどの調査に
向けた具体的な基準や
調査の簡略化の方法を示すよう
求めています。
緊急事態宣言では