2018/04/08(日) 17:00〜17:30 所さんお届けモノです!【ダンボールが仏像に!?★やりすぎアートの世界】[解][字]

<世界中の送り主から 所さんにどうしても見てほしいものが→
届く番組>
(所)やりすぎアート。
<見たことのない…>
<大人気の展示会シリーズ>
(新井)もう 10弾なんですね。
<今回 向かったのは東京国際フォーラムで行われた…>
みんな こんな
アートに関心あるんだね。
<日本や海外の作品を
取り扱う…>
(田中)あ~ あれ せんとくん?
せんとくんですね。
ハイテンション。
<会場をのぞいてみると→
あのレディー・ガガが愛用する→
かかとのない厚底の靴の新作や→
こちらは 新潟県で出土した
本物の縄文土器>
(ひとり)
これもアートになるのか。
<さらに ユニクロとコラボし
Tシャツにもなった…>
<普段は…>
<…が 勢ぞろい>
<しかも>
<ギャラリーの見本市というとおり 展示されている…>
(スタッフ)もし これ…。
(安西さん)…付いてると思います。
(スタッフ)6800万。

これ…。
<そんなアートの見本市には→
値段だけじゃないすごい作品があったんです>
<それは…>
<例えば…>
<見つけたのは
こちらのギャラリー>
(スタッフ)…がありますね。
これ…。
<何の変哲もない
歯ブラシの上に→
小さな…>
<実は これ歯ブラシの毛を→
一本一本 抜き
バラバラにしたものを→
接着剤で細かく組み上げて
作られています>
(ひとり)めちゃめちゃすごいじゃん。
<なんと…>
<さらに こちらは→
黒いタオルや毛糸の繊維を一本一本ほどいて→
細~いクレーンを
何本も作っています>
<とんでもない労力がかかった
まさに やりすぎアート>
<ということで 今回は
アートフェアに集まった…>
<今 所さんに
どうしても見てほしい→
2つの やりすぎアートを

スタジオにお届けします>
すごいね アートの展示会っていうか
ああいうフェスがあるのが。
結構 盛り上がってましたね。
皆さんね。
あと 全部 買えるっていうのも
すごくない?
そうですよね
買える額じゃないですけどね。
買う人いるんだろうね きっと。
そうなんですよ。
今回ね…。
アートは素人だっていう方もびっくりする作品が多くて→
中でも…。
やりすぎ?そういうやつ。
芸術って 何か 全部
やりすぎなんじゃないの?
いや 中でも…
全部の中でも やりすぎ。
やりすぎてないっていうのは
立たないじゃん 全然。
(ひとり)もっとやれるだろ
みたいなのは 嫌じゃん。
何だよ!って なぁ。
三度見ぐらいしてます。
(スタッフ)これって…。
(女性)はい 段ボールでできてます。
(スタッフ)これも作品なんですか?
はい もちろんです。
こちらも 奥の作品も…。

(スタッフ)あっ ホントだ。
<展示されていたのは 全て
使用済みの段ボールで作った→
高さ50cmほどの
カラフルな仏像>
<しかし この作品の作者は→
さらなる やりすぎアートを生み出していました>
<作者は 兵庫県にお住まいの…>
(スタッフ)おっ あっ すごい もう…。
(本堀さん)はい また 個展用に
作ったやつです。
<実は 段ボールを使い
身長よりも大きな仏像や→
2mを超える
『風神雷神図』など→
壮大な大作も
作っているんです>
(本堀さん)全部…。
<段ボール仏像の魅力は後ろから光を当てると→
その隙間から まるで後光が→
差しているかのように見えること>
仏像のシルエットが分かってんだね。
<その美しさに鎌倉の名勝 長谷寺で→
段ボール仏像をライトアップする
展示を行ったことも>
すごい すてき。仏像の素材として いいよね。
<本堀さん 一体 何をやりすぎているのかというと>
(スタッフ)
これ ゴミじゃなかったんですか。
<なんと…>

<段ボールだけでなく お菓子の包装紙などのゴミも捨てずに→
仏像を作っているんです>
寝ても覚めても仏像なんだろうな。
これも お菓子とか包装紙とか
いろいろ。
(スタッフ)ホントだ これ アルフォートって
書いてありますね チョコレートの。
<作り方も ちょっと やりすぎ>
<段ボールを一つ一つカッターで切り抜き→
細かい部品を何枚も貼り合わせて
立体にしていくのですが…>
<ゴミだけで
仏像を作り続けること10年>
(スタッフ)1000体以上!?
はい。
<ちなみに
こちらの段ボール仏像→
小さいものは2万円から
大きいものは100万円以上>
<売れているそうです>
どこにでもあるもので ああやって仏像 作っちゃうんだよ。
あの方は そのうち…。
段ボールで。あぁ 確かに。
もう?
えっ もうあるんですか?
小さいお寺みたいなの
作っちゃってんの?
住職は段ボールじゃない。
<さらに もっと…>
(スタッフ)ありがとうございます。

(女性)こちら ちょっと…。
<作者は 見るからに
何かを究めてそうな…>
(スタッフ)
これ 何でできてるんですか?
(今村さん)まぁ そうですね。
数字 言っても分かんないかもしれないですけど。
はい。
(スタッフ)なるほど。
<1年半という…>
<…を所さんにお届け>
(2人)所さ~ん はじめまして。
何か 0.0何mmっつってたよ薄くて。
そんな薄いもん
周りにありますかね?
それを重ねて 何に
したんだろうね 重ねたって。
…とか そういうことかな
その薄さだとね。
紙より薄いの?
あります?
あぁ~!
近い? はい。金箔 非常に近い。
何で 「金箔 惜しい」で
かつおぶしになるの?
似てるじゃないですか
ちょっと 色が違うだけで。
<この後 重ねに重ねた…>
開けた途端に ぐっときたよカッ! カッ!
<厚さ…>

禁止!ダメですよ。
禁止 禁止よ。
(ひとり)怖いな。
開けましょうよ。
いきましょうか 緊張する。
うわ~ えぇ? 奇麗。
山並みみたいな。(ひとり)えっ?
これ 重ねて作ったやつだよね。
すごい世界観ですね。
重なってますよね。
はい。でも 0.015mmを重ねて→
ここまですんのには
何枚 重ねんだよ。
何だろね
色が違うよね 重ねたね。
紙幣。
あぁ~ 違いますね。
(ひとり)結構ね 色とりどりなの
青とか黄色とか。
そうなんです いろんな色が
あるって言ってましたよ。
はい ということは?
なに?
(笑い)
いやいや ここまで言ったら…。
どういうこと? インク?
インクを薄~くして塗って 剥がすってこと?
はい こちら
説明書によりますと→
北アルプスの 剱岳という山を

作った作品なんだそうです。
シルクスクリーンという
版画のような手法で→
インクを何度も刷って
作ったそうです。
よく Tシャツとかに
ペッと 1枚 貼るじゃない。
あれを積み重ねてるっていう。
えぇ~!
その作業が まさに
やりすぎなんですけども→
その作成過程 ちょっと VTRに
まとめましたんで ご覧ください。
<そもそも…>
(スタッフ)版?(今村さん)はい。
<版はメッシュ状になっており
インクで…>
<そして 版にインクをのせて→
木べらで刷ります>
<すると ふさいでいない
版の穴の部分からインクが落ち→
ご覧のように
印刷することができるんです>
<しかし これで…>
<今村さん 先ほど刷った紙に→
同じ版で
何度も刷り続けています>
(スタッフ)これで4回目。
(今村さん)でも 何か…。
(スタッフ)まだ平面ですよね?

(スタッフ)百数十回で1mm!
<剱岳の作品も たった1mmの
厚みを作るために→
3日かけて 100回以上
刷っているんです>
<この作品の高さは17cm>
<刷った回数は なんと…>
気が遠くなりますね。
(スタッフ)なるほど。
<今村さんの作品は
とにかく地道に刷り続けて→
インクが重なっていく厚みだけで
立体を作るという→
とんでもない やりすぎアート>
<同じ版を刷るだけでは形にならないため…>
<…という 気の遠くなる作業も
行っているんです>
大変ですね。
<1年半かけて 徐々に作品が厚みを増していく様子は→
まるで 地層が生まれる過程を
見ているかのようです>
うわ~。
(スタッフ)えっ そうなんですか?
はい だって…。
すごいよ とにかく。(ひとり)すごいですよ。
アートに聞いちゃいけないのかも
しれないけど…。
何が?
今村さんが…。
あっ そうなんだ。

全く今村さんが見えないんだけど。そして…。
あるとき…。
…っていうことに気付いたらしくて。
これで 山も作ったらどうかなと
思ったのが 最初らしいです。
前に作った苦労を知ってて
また これ やったんだ。
もう この人は…。
そうですね。
こちらの作品も…。
すでに いるんです。
さらに この…。
…があるんでそちらも 見てみましょう。
<その作品が こちら>
まず こちら 横から見てくださいすごい もう 層が。
(ひとり)うん カラフル。
分かるよ。
<こちらのカラフルな作品も
10か月かけて→
色を変えながら 刷りに…>
すごい構造ですね。こんだけ積み重なってるんだって。
組になってるんです。
<4501回…>
<これも
作品になっているんです>
まず この色を 最初に…。
なるほど。(ひとり)あぁ~ なるほどね。
この後に ば~っといって
ここで…。
最終的に ここまでで…。

書ききれなかったんだ。書ききれなくて→
横に ば~っと いって 最後に…。
へぇ~。
ここでさ…。
それが まぁ…。
こっち見たときに…。
…と思ったんだろうねで こっち行っちゃったんだ。
でも これを300万ぐらいで欲しいって人もいる。
もうちょっと手ごろに買えるように→
これの柄で ちょっと…。
俺だったら…。
<驚くこと間違いなしの…>
(スタッフ)こんにちは。よろしかったら 今…。
ぜひ 見ていただきたいと
思うんですけれども。
([外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋さん)こんにちは どうも。
<こちらは 東京藝大で講師をしながら→
作品を制作しているという
[外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋賢悟さん>
(スタッフ)こちらが
作品になるんでしょうか?
([外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋さん)そうですね
僕の作品になります。
(ひとり)あっ 何か カッコいい。
(スタッフ)近くで見ると…。
([外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋さん)
そうですね これ 全部…。
<こちらのお花は…>
<なんと 一つ一つ…>
(ひとり)

これ 手間 かかっただろうな。
そこに 圧力とか→
いろんな仕掛けをして…。
([外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋さん)…っていうところまで
再現してるっていうのを→
ずっと研究していて。
(スタッフ)へぇ~。
([外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋さん)そこまで鋳造できる。
(スタッフ)この小ちゃいとこにめしべがあるんですか?
([外:5A7AF09CCE6B3005355E1C6C82DF8858]橋さん)花びらの中に1本ずつ
めしべが入っていて。
(スタッフ)1本ずつ入ってるんですか。
<5mmほどしかないこの小さな花も→
なんと 一つ一つ 型をとって
作っています>
<その数 驚きの…>
<気が遠くなりそうなまさに やりすぎアート>
<お値段も驚きの…>
<さらにこんな やりすぎアートも>
どうも
よかったら ご覧になります?
(スタッフ)あっ よろしいですか?
(スタッフ)これ 今 ごめんなさい近くに来て 見たら。
(スタッフ)ホントだ。
(男性)そうなんです。
(スタッフ)えっ 手描きなんですか?
(男性)全部 手描きですね。
今のペースですと。
(スタッフ)年に1点。
<1年に1点しか

作れないという→
超レアな やりすぎアートを所さんにお届け>
所さん うちのギャラリーのお薦め作家をご覧ください。
さぁ
こちらが作品なんですけども…。
見てもらうということなんで
ご覧ください。
ジャン!
(ひとり)あっ カッコいい。
すてき~。
ダイアナ妃だね。
はいはい… 遠くから見て
何か 気になることないですか?
はいはい そうなんです よく…。
…ってあるじゃないですか。
<実は この作品も あるものが
モザイクになっているんです>
はい。
へぇ~!
<こちらの やりすぎアート…>
うん? あっ…。
…とか書いてありますよ。
ハハハ いいの見つけましたね。
こちら…。
書いてます 全部。
1コマのように見せて
書いてるのね。
はい。
へぇ~!
説明書によりますと

作者は U-dieさんという方で→
印刷に見える…。
はい 近くで見てください。
何 何?
文字があるじゃないですか。
吹き出しの中の文字
これも 普通に書いてるという。
(ひとり)すごい…。
奇麗でしょ。
(ひとり)印刷したみたいだもんね
確かに。
うまいよね 持っていき方がね。
いかにも 何か こう貼った感というか→
ここと ここは
つながってないけど→
こう使うみたいな。
(ひとり)ちょっと段差を作るってことによって。
まぁ だから つまり…。
そうですね。
ここから
ば~っと読んでいくんですよ。
読めるんですか?
はいはい。
この辺とか 見てもらうと→
「相当 しつこいなこのパパラッチは!!」。
(ひとり)ってことは 何?
あのダイアナ妃の あの事故を?
そうなんです。
物語になってんの?
そう 漫画になってるんです。

へぇ~。
やっぱ 昔から みんな…。
…じゃないけど。あぁ~。
<漫画で描かれた
モザイクアート>
<実は 他の人物を描いた
作品もあるんです>
<こちらの作品 一体 誰が
描かれているでしょうか?>
数式が書いてありますけども。
(ひとり)ってことは。
おっ どうですか?
あぁ~ そうだ そうだ おでこだ。
早いですね。
うわ~。
ちゃんと そのモデルに
意味のある漫画にしてるんだ。
そうなんです。
そして こちらは マザー・テレサの横顔なんですけども→
これを 順番を変えますと。
面白いね これ。
(ひとり)えっ ガンジー?
はい そうです。
マザー・テレサからの ガンジー?
(新井:ひとり)すごい!
(ひとり)
どうやって やってんの? これ。
何が起きたんですか?
…で やってもらいたいですね。(田中:新井)あぁ~!
(ひとり)こうなるんだ

みたいなの 見てみたい。
(笑い)
見てみたいな~。
すごいね。
<今回は 2つのやりすぎアートが届きましたが…>
茶の間に
意外と分かりやすかったのは→
僕 こっちだと思う。
0.0何mmを重ねてくっていうのは→
あれ 中毒だから やめられない。
そうですね。
やめられない
あのインクのにおいと。
早く何とかしてあげたい あの人。
(笑い)
こっちにします。
漫画のコマで描いたアートが大イイネです。
いや すごかった これ。
何か やれよ。えっ 俺ですか?
そうだよ。
それこそ 燃やされますよ。
何してんの?って言われて
終わりですから。
これは…。
2018/04/08(日) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
所さんお届けモノです!【ダンボールが仏像に!?★やりすぎアートの世界】[解][字]

あるモノを1年半続けて完成!大作0.015ミリの世界に1つだけ“やりすぎアート”!?★「遠い」と「近く」…両方で楽しめちゃいます!1年に1点しか作れない絵画!?

詳細情報
出演者
【MC】
所ジョージ
【アシスタント】
新井恵理那
【集荷係】
田中卓志(アンガールズ)

【ゲスト】
劇団ひとり
 
番組内容
【日本最大級のアートの見本市★アートフェア東京2018に潜入】
あまり詳しく知らなくてもビックリしちゃう!?“やりすぎアート”
●0.015ミリの世界…作者の今村洋平さんが、あるモノを1年半も重ね続けて完成した大作!世界に1つだけの、途方もない労力を使った必見!“やりすぎアート”
●遠くから見ると、ダイアナ妃の顔に。でも近くでは?…1年に1点しか作れない貴重な絵画をスタジオで!
 
公式HP
【番組HP】
http://www.mbs.jp/otodokemono/
 
◎この番組は…
「所さん、お届けモノで〜す!」と、最新宅配BOX型ロボット「ハコロボ・タナカ」から様々な箱が届きます!「所さんにぜひ見てほしい!」と、アツい思いを持つ送り主から届けられた箱の中には“誰かのため”“何かのため”になる世の中をよくする「モノ」が…。
箱を開けた先に待っている驚きと感動の物語をお楽しみください!
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。


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