2018/04/24(火) 00:12〜00:55 ドラマ24 孤独のグルメSeason7 3話 東京都港区南麻布のメキシカン[字]

広尾。 いつ以来だろう?
《あ…。
あの銭湯 まだあるんだ。
銭湯があると
なんだか ほっとする。
なくしてはいけない文化だ》
《ここだ。
壁の色も国際色もカラフル》
失礼します。
ワオ ビッグ!
トール!《なんだなんだ?》
(外国語)
パードゥン?
《うわぁ
おじさん まいっちゃったな》
<時間や社会にとらわれず→
幸福に空腹を満たすとき→
つかの間 彼は
自分勝手になり[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
自由になる。
誰にも邪魔されず→
気を遣わずものを食べるという
孤高の行為。
この行為こそが
現代人に平等に与えられた→
最高の癒やしといえるのである>
先ほどは すみませんでした。
今日預かってる子供たちは
特に人懐っこくて。
あ いえいえ…。

うちの日本人スタッフは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
小柄な人ばかりなので
井之頭さんのように大きな方が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
きっと珍しかったんでしょうね。
そうなんですか。
お待たせしました。
どうぞ。ありがとうございます。
それで 電話でも
お話しした件なんですけど。
はい。
うちでは誕生日パーティーを毎月催してるんですけど[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
そのプレゼントを今回 井之頭さんに
お願いしたいんです。
ええ。 アンティークトイを
ということでしたよね。
はい。
うちに来ている子たちの中には[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
日本で生まれ育った子も多くて。
なので それぞれの国のアンティークトイをプレゼントして[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
母国の歴史を少しでも伝えること
ができたらなって思ってます。
とてもすてきなことだと思います。
ありがとうございます。
あの もし差し支えなければ
プレゼントを渡す子供たちの[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
写真など見せて
いただけませんでしょうか。
写真ですか?
ええ お国や性別 年齢によって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
商品が変わってきますのでもしわかれば[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]

ご提案しやすくなると思います。わかりました。
今 アルバム持ってきますね。
ちょっとお待ちください。はい。
(一同)イェー! ラザニア ラザニア…。
《ラザニアか。
アイム ハングリー トゥー》
《よし! 店を…》
お待たせしてすみません。
あっ…。
こちらなんですけど
この子が今度 夏生まれで…。
《いかんいかん ラザニアって言葉で
空腹のスイッチが入っちゃった》
この子が フランスの子で。
ああ あ~ かわいいね。
(一同)シーユー バーイ!
シーユー。 シーユー。
《よし 店を探そう》
《ラザニア ラザニア ラザニア ラザニア》
《なんか全然
食いどころがないな》
《天ぷら… は お休みか》
《そば屋って感じでもないんだよな。
ラザニアに
まだ引っ張られてるのかな》
《やっぱり商店街のほうへ
行ってみるか》
《ん? あれは…》
《エンチラーダ ブリトー。 メキシコ料理か。
ナチョスやタコスなら

食ったことはあるが》
《なんかいいじゃないか。
今の気分にぴったりだ。
胃液がざわめいている。
よし! 全然わからないけど胃袋の直感に従ってみよう》
いらっしゃいませ。
お好きな席どうぞ。
《店内 カラフル》
失礼します。こちら テキーラ・サンライズですね。
いらっしゃいませ。
《さてと…》
《え!? メキシコ料理って
こんなにあるの?》
《え~ どれどれ?
サルサ ナチョスは わかるが…。
ハラペーニョ爆弾 これは激辛だよな。
ケサディーヤ? ソペス?
全然わからない。
想像もつかない。
スープ… ユカタン風?
南国ユカタン地方を代表するスープ ユカタン。
九州のハカタンは好きだけど…》
《サボテンサラダ。
名前は妙にそそるけど
頭に ビジュアルが浮かばない》
失礼します
こちら チョリソの溺れ卵ですね。
ありがとうございます。
《確かに チョリソが溺れてる。
あれは

わかりやすく うまそうだ。
おっと… 惑わされたらいかん。
チョリソのケソ フンディード?
ケソでフン 熱々のチーズにチョリソ。
おぉ なるほど なるほど。うまそうだ。
ピピアンベルデに モレポブラーノ。
さっぱり わからんが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
声に出して言いたい料理に
思えてきた。
チョコレート!?
おいおい 俺をどこに連れていこうっていうんだ。
えっと… うん うん… よし》
すみません。はい。
えっと…
ソペスと ユカタン風チキンとライムのスープ。
あと… ズッキーニのプディン。
これはSサイズで。Sで はい。
えっと それと
チョリソのケソ フンディードをお願いします。
《まずは
こんなところで様子を見よう》
ドリンクは?
ウーロン… ちょっと待ってください。
メキシカンレモネードをお願いします。
炭酸ありと なしがありますが。
ありで。
はい。
《よし あとは運を天に任せ
待つのみ》
《こっちは テキーラ祭りか。

だけど 酒が飲めたらこんな昼間っから明るく飲めて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
この店 パラダイスなんだろうな》
コチニータピビルです。
こちら バナナの葉っぱです。
えぇ すご~い!
《へぇ~ バナナの葉なのか。
あれも楽しそうだな》
ソペスとメキシカンレモネードです。
いただきます。
《いや こいつはこのまま…》
《あぁ うまい。 いいよ これ。
メキシカンおかずタルト。
メキシコ こうくるか》
《いろんな味が混じってる。
この店のカラフルな感じ そのままだ》
《レモネードというか ライムネード》
あっ よかったら 後ろにあるホットソース使ってください。
あぁ いろいろあるんですね。
はい オリジナルのソースがいちばん左にあるんですけど[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
それがオススメですね。
ハバネロ使ってます。これ?
《激辛 ほう…》
《こんなもんか?》
《あっ わりと平気。
というか むしろ ナイス アクセント》
失礼します。 こちら
ユカタン風チキンとライムのスープですね。
《へぇ これがユカタン》
《ほぉ 下にお宝ザックザク》
《アボカド… トマト… あっ チップスまで》

《ほぉ ほぉ 食感が陽気。
口の中が小躍りしてる》
《熱いが スプーンが止まらない。
具だくさんなのに味はスッキリ。
何だか クセになりそうな…》
《チップスがナイスだ。
ん~ ユカターン。 おちゃめなユカタン。
きっと人気者だ》
いらっしゃいませ。
お好きな席どうぞ。はい。
《この店も国際色カラフル》
失礼いたします。
こちら ズッキーニのプディンですね。
お熱くなっておりますので
お気をつけください。
《そそる匂い》
《うほほ~ 何これ。
超のつく ふわとろ。 うまいな~》
《ズッキーニだけを卵に入れるって発想日本にはない》
《そのシンプルな ぶっきらぼうさが
メキシコって感じもする。
うん 本当においしい》
《ズッキーニ 一本槍のメキシカン茶碗蒸し。
ソンブレロ被って
叫びたいほど うまし》
失礼します。
ケソ フンディード トルティーヤですね。
こちらも お熱くなっております。
《お~食べる前から うまさ当選確実》
《いいね いいね! うん うん。

お~ 期待どおり》
《おっ そうきた》
《ん~ 合う合う うまい。
この手の巻き食いは
タコスしか知らなかったけど→
これもいいぞ!
トルティーヤ モロコシ感が尋常でない》
《ここで また こいつを投入》
《ハバネロ追加でメキシカン感 メッキメキ》
《お~ これはクセになるな》
《あっ ちょっとチーズが固まっちまったが…》
《こいつを試してみるか。
んっ! んっ! んっ!》
《ん~ やっぱり
激辛君より ちょっとマイルド。
でも悪くない。
決して悪くないぞ》
こちら よかったら
新しいおしぼり どうぞ。
あっ すみません。失礼しました。
こちら 布はね閉じておいたほうがいいですよ。
これが蒸らしと
保温を兼ねてるんで。
そうですか。はい。
《まだ 全然入るな》
すみません。 メニューいいですか?
はい。
はい どうぞ。
《メーンはあの2つで悩んではいたが→
チョコより

あっちのほうが気になるな》
あ… すみません。はい。
鶏肉のピピアンベルデください。
はい かしこまりました。
《メキシカン茶碗蒸しの続き》
《こいつ 冷めても なおうまい》
《死せる孔明生ける仲達を走らす》
モレポブラーノ。
(一同)グラシアス!
《あれか チョコレート。
すごいこと考えるな》
はい 失礼いたします。
《きた きた》
空いたお皿 お下げします。
《これもすごいことになってる気がしちゃうな。
この色》
《どれ》
《うわ… この鶏肉 うまいな!》
《ソースは…》
《なんだろう?
食べたことない味だ。
脳が この味を
どの棚に入れたらいいか困ってる。
困る… 困るけど おいしい》
《いや… いいんじゃないか?
このご飯とあいまって
メキシコの締めに ふさわしいと思う。
うん…。
よ~し! 全部 ほぐしちまえ》
《よし 準備完了》

《この鶏肉 本当にうまい!》
《俺の脳も ソースのうまさに
ようやく追いついてきたぞ》
《ライムスープが 口の中を
ゼロ地点に戻してくれる。 うん…》
《浮気して ごめん。
やっぱり キミがいい》
《おぉ~!
この組み合わせも ナイス》
《異文化の伝統と新しさが
陽気に踊り回っているような味だ。
アミーゴ! アリーバ! ウノ ドス トレス!
メヒコ万歳!
今日 この店にして大正解。
最高のメキシコ日和だった》
《あぁ… 大満足》
ごちそうさまでした。
《もう少し
踏み込んでみたい気もする。
あのチョコレートとか…》
<原作者 久住昌之が実際にお店訪問>
<今回は 広尾駅
有栖川公園近くにあります[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
メキシコ料理のお店 サルシータ。
久住さん 早速…>
ライムを落として
召し上がってください。
ライムを落として 召し上がる…。
メキシコ風の…。
<自家製のチップスとライムジュースを片手に料理を待っていると…>

これ ハバネロなんですけど。
辛い… おっとっと!
このくらいにしないと。
いい!
<続いて 登場したのは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
サボテンのサラダは初めての経験ですね。
トゲだけを取って グリルで…。
< すっかり
メキシカンな気分になったところで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
サルシータの名物でもある
こちらを いただくことに。
ふらっと史上初のテキーラ
いかがでしょうか?>
これ おいしいですね。
ありがとうございます。
ワーオ!
2種類くらいしか知らないですね。
<締めに登場したのは
メキシコ料理の定番 タコス>
うわ~! うまい!
本気食いしてるね。
<平日のお昼は ランチメニューのみの営業です>
2018/04/24(火) 00:12〜00:55
テレビ大阪1
ドラマ24 孤独のグルメSeason7 3話 東京都港区南麻布のメキシカン[字]

松重豊主演・人気コミック実写ドラマ化第7弾!雑貨輸入商を営む井之頭五郎は仕事で訪れた町で、ふと店に立ち寄り自由に食事する。今回は「広尾のメキシコ料理」。

詳細情報
番組内容1
久々に広尾へ降り立った井之頭五郎は、昔からある銭湯などを懐かしく思いながらこの日の仕事先グローバルキッズスクールへ急ぐ。人懐こい子供たちにタジタジになりながら代表・山本キャサリンとの商談スタート。日本で生まれ育った子供も多く、母国のアンティークトイをプレゼントして歴史を少しでも伝えたいという。
番組内容2
そんな中、子供たちがランチの話をしているのを聞き、空腹のスイッチが入ってしまった五郎は、公園周辺、路地、商店街と歩を進める。その時、目に飛び込んできたのはメキシコの国旗。どうやらメキシコ料理店らしい。胃液がざわつき始めた五郎は、その直感を信じて店内へ。

番組内容3
日本人店員に案内され席に着くと、メニューの多さに驚く五郎。しかも見たことのないメニューがほとんどで、妙にそそる名前なのにビジュアルが浮かばない。しかし五郎は癖になるメキシコの味と出合うことに…!
出演者
【出演者】
 井之頭五郎…松重豊
 日本人店員…渡部豪太
 山本キャサリン…豊田エリー
原作脚本
【原作】「孤独のグルメ」
作・久住昌之 画・谷口ジロー(週刊SPA!)
音楽
The Screen Tones(久住昌之、フクムラサトシ、河野文彦、西村Shake克哉、栗木健



ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
情報/ワイドショー – グルメ・料理