2018/05/13(日) 19:00〜19:58 ザ!鉄腕!DASH!![字]

(城島) ホントは そうですよね。
いっ!
よいしょ!
うっ

うっ
 うっ。
うっ!
 うぅ!
うっ!
よいしょうぅ~ よいしょ。
これは
ちゃんと続けて行かないと。


木村さん) はい。
<春は
潮の満ち引きが大きくなり→
海中の砂が巻き上げられ→
わずか1か月で→
生き物の
 すみかとなる岩の隙間が埋まってしまう>
<だから
 石を掘り起こして>
おっ

<小さな生き物が隠れられる
隙間を>
<昔から

 海女さんが→
生き物のために行う

岩場の手入れ>
<隙間がなくては
 せっかくすみ着いた生き物達が→
行き場を失ってしまう>
<いつもなら 4月中に行う作業>
よいしょ
。<しかも>
ここんとこ
ずっと暑いですもんね。
これ
 急がないと。
<さらに→
4月からの平均気温は観測史上 最高>
<日陰が必要な小さな生き物が→
行き場を失っていた>
うわ~
 アカンわ。
<身を隠す場所がなければ
この場を離れ 沖へ>
<そして
 大型の肉食魚の餌食となってしまう>
<…と
 隙間ができた途端に>
あっ!
 もう いますよ ここに。
ちょっと大きめだな
 これもう カニ 入ってますね。

木村さん) おっ。ごめんね。
すごいなぁ

もう すみか 見つけたんやな。
おぉ
。(木村さん) イソガニですね。
うわ~

あっ
 これ 卵ですね抱卵してるわ。
お母さんですね

ここから増えて行くわけですね


木村さん) 大体 この卵1万~2万個ぐらい。
あっ
そんなに あるんですか これで。
へぇ~

丈夫なコを産んでくれよ
。(木村さん) そうです はい。
増えてもらわないとダメですよね


木村さん) そうだと思いますよ大事なことですよ それ。

 止めるわけにいかないですからね。

木村さん)やっぱね 人が こう 長年→
ダメにして来ちゃったわけじゃ
ないですか。
悪気はなかったにせよね


だからこそ
 人の手で何とか戻して行ってあげるって→
すごく大事で

でも
 時間かかることなのでちょこっと やってじゃなくて→
やり続けて行かないと
いけないわけですよね。
そうですね
。(木村さん) はい。
<岩おこしを終えれば
やがて 水温が上がる6月>
<間もなく→
こんなやつや→
こんなやつらも→
やって来る>

長瀬) お疲れさまです。(一同) お疲れさまです。

長瀬) 皆さん いろいろと→
ご迷惑
 ご心配 お掛けしましてすいません。
いやいや
 もう ホント…。(長瀬) 突然でね…。
頑張ってください
。(長瀬) 申し訳ないですけども。
<国内では
 江戸時代以来となる→
反射炉を建設中>

<スタッフだけでなく炉のプロ 本勝さんにも→
力を借りて来た>
こう付けるな こう付けるな。
一緒に頑張って
 立ち上げて完成しましょうよ。

長瀬)もう ありがとうございますそう言っていただけると。

長瀬) 何? 気ぃ使ってんの?
≪いや…≫
(長瀬) 心配は しなくて大丈夫だと思います。

一同) はい。(長瀬) また 引き続き よろしく。

一同) お願いします。

長瀬) これはね取りあえず 完成させないとね。

本勝さん) そう。

長瀬) ハハハハ。(本勝さん) フフフ。

長瀬) ヤバいちょっと 塗り過ぎたな これ。

本勝さん) その辺 まだ調整できますから ある程度はね。

長瀬) 大丈夫? OK。(本勝さん) はい。

長瀬) よっしゃ~。
よし



長瀬) あぁ。

長瀬) お前ら 暗いな!(笑い)

長瀬)へこんでる場合じゃねえぞ!

一同) はい。

長瀬) 反射炉 造り終わったら一緒に泣くぞ!

一同) はい!(長瀬) ハハハハ。
≪お願いしま~す≫
(長瀬) はいよ!
≪お願いしま~す≫
<それは無人島で 鉄を造るため>
<世界遺産
 反射炉計画>
<その建設は
およそ1年前から続いている>
<レンガを一つ一つ
 加工しては→
接着剤代わりのモルタルを塗って
積んで行く>

国分)なかなか うまく塗れねえな。

.5mmから2mm。


本勝さん) ミリ 厚ければ浮いてしまうから。
ねぇ

<無人島で身に付けた
技術と経験>
<その全てが
 今 生きている>
気を付けて
 気を付けて。
第一歩!
上陸!
<開拓の日々は→
厳しい環境や自然との闘い>
ホントに…

原生林やね

<先は見えず
 目の前のことを一つ一つ やって行くしかない>
<だが
 環境は厳しく>
うぅ~!
 超怖えぇ!
これ見て
 この角度。
やっぱ…

この島が

ここにいるのはさ

 危険なんじゃないかって感じるもん。
ああいうのかな
。<しかも>
うわ

<開拓6年目で
未踏の地は まだまだ>
うわ!
怖えぇ。
<確かに
 そこは>
≪おっ≫
(足立) えっ?

足立) うわ! 何か おる何か おる 何か おる!
≪うわ~!
うわ! うわ~!≫

足立) ヤバい 何?ヤバい ヤバい ヤバい!
<高さ20mの崖の上>
<山の中も>
うわ

危ねぇ

あっ…
 うわ。
あぁ~

<こんな斜面が

島の大半を占める>
おぉ!
<道なき道 城島もスタッフも山の歩き方を学ばなければ>
≪危ない!≫
≪大丈夫ですか?≫
大丈夫よ
。≪もう1個 行きます≫
危ない
。≪画面に入らないように≫
<足を踏み入れたのは→
いまだ半分程度にすぎず>
<わずかな平らな場所でさえ>
(長瀬) 穴 開いちゃってるもん。
うわ
 何か…。

長瀬) 危ないんじゃないの?大丈夫?

松岡) 分かんないけど…。

長瀬) うん… 牙あるもんね。これ 犬の骨。

長瀬) 何で 犬の骨があんだろ?

 いたんじゃない?
<こんな骨も>
うわ!うわ 何や? これ 何や?
う~わ
 何や 何や!
うわ~

 えっ?
もう
 ビーバーとかの世界でしょビーバー。
新種だよ
 新種。
<さらに>
うわ! うわ うわ。うわ! うわうわ うわうわ…。
うわ
 俺 絶対ダメなんですよ 俺。
これ
 ちなみに…。
いやいや…

うわ
 デケェ!
<そして
 対策が急がれる>
ここ…

結構
 掘り跡あるやんか ここら辺。
これも
 そうやなここも ここら辺も。
<飢えをしのごうとした痕跡>
<カメラを仕掛けると>
おぉ!
<DASH島には多くの野生動物が>
<というのも>
何なんですか これは。(長瀬) 何だ これ。
この建物は

。(長瀬) そうだね それも…。
<中には>
(長瀬) あぁ やっぱ ほら網とかあるもん。
ホントだね
 漁だね。(長瀬) ここに オールもあるしさ。
やっぱ
 漁師さんの器材入れなんじゃない?
<この島にも
かつては 人が住んでいた>
<しかし
 放置されたままおよそ50年>
<その間に
生き物が繁殖していた>
これ
 いつのだろうね?
<人が生活していた頃の名残>
(長瀬) 読めないんだけど。「昭和11年6月17日」 逆読み。

長瀬) ホントだ 「昭和11年」。
昭和11年
っつったら お前…。

長瀬) ねっ。

満州移民」ですよ すごいですね。

長瀬) 漢字が読めねえ もう。「ピエロで大乱闘」。
<生活の跡は
 他にも>
そこ

 コンクリート的になってない?(長瀬) なってる。
道路だ
 ホントに。

長瀬) ワオ!
おっ
。(長瀬) 井戸。
あっ
 出てる ある 水。
<かつての島民が
残してくれたもの>
<これが
 開拓の助けに>
<しかも>
そこに 何かあった…。

長瀬) 階段なってるね ちゃんと。ねっ。
<森の奥には…>
<手入れをすればDASH村のように 作物も>
<さらに>
(長瀬) なるほど中継ポイントなんだね。
<上れば
 さらなる期待が>

長瀬) うわ 最高だね ここ。うん。
長瀬
 あれ。
<これも
 手を加えれば使い道 さまざま>
<島の開拓は

かつての島民の思いを継いで>
DASH村の小屋も
 これぐらいのレベルの柱 使ってたもんね。
<廃屋に残る
 生きた材木を無人島中から かき集めれば→
これも
 先人が残してくれた港跡に→
開拓の拠点も>
<しかし 黙って運ぶ単調な仕事>
<話し相手のひとつも
欲しくなり>
うわ~
 すげぇ 引っ掛かったよ。
そんなことあるんだ

<運んだ石の数
 およそ300個>
<そして
大事なことに気が付いた>
今日も行きますか
 ヨッショイコ。
<つらい仕事ほど→
リーダーが先頭に立って 楽しみながら>
下に…

気ぃ付けて
 運ばんとね。
<他のメンバーも
それぞれが できることを>
<長瀬には

 バイクの修理を自ら こなす→
知識と技術が>
<お役御免になった台車と材を…>
<これが
 あれば開拓は一気に進む>
<線路のプロの手を借りて>
ここが いいかな。
≪はい≫
(笑い)

長瀬) 松木君 今フェイントかけたでしょ?
持つみたいな感じで

<並べた枕木に
レールを載せれば>

長瀬) おぉ~。
<初めて知った
レールを枕木に固定する技術>

長瀬) 真っすぐに。
≪そう
 そういう感じですね≫

長瀬) これで。
<堅い枕木
 15kg近いハンマーの重さを使わなければ>
≪あっ
 曲がって来ましたね≫(長瀬) 難しい これ。
いや…



長瀬) あ痛っ。≪ホントに 大丈夫です?≫
≪それは
 ちょっと…≫
≪指
 だいぶ痛めたんじゃないですか 大丈夫?≫
≪大丈夫ですか?≫
(長瀬) 大丈夫です。
<やり遂げることで
初めて 学びが>
<それは
 レール 1本ごとに>

長瀬) はぁ いや…。
何とか留まった

≪はい
 次 カーブがまた 難しいんで≫
<こんな時は>
バール 入れて…。
<レールを曲げる
専用の道具>

金属音)(長瀬) おぉ~。
<ネジの力と
てこの原理を利用して>

長瀬) うわ すげぇ曲がってるよ。
<しかし

 終わりの見えない果てしない作業>
<固い意志さえ
 曲がりかける>
枕木
 飽きた。
<そんな時は
メンバーの助けを借りて>
<これで
 再びハンマーが たたける>

長瀬) あぁ~ もう!飽きた ハンマー。
<しかし
 気付くと>

長瀬) 来たぁ。
<ここで→
自称 メンバーいち頼りになる男で→
ペースアップを>
<しかし 犬釘を打つのはこれが初めて>
よ~し

あぁ

<レール
 一本一本の積み重ねが3か月で ようやく>

犬釘を打つ音)

長瀬) 森に入って行くところとかもう ほとんど 見えないもん。
<終わりが見えず

途方に暮れようと→
一歩ずつ
 進めば目的地に たどり着く>
<そして>
おぉ!何 これ!
トロッコ
。半端ねえ!
あれ
 2人乗りやねんけど。大人のおもちゃじゃん これ!
乗ってみる?
あっ! 何 これ!
ちょっと待って
 逆って?逆だから 俺 俺。
そう
 そう。うお~! 何 これ!
それで
 そのまま 向こう 行って。
この先
。うわ~!
うお~
 ハハハハ おぉ~!
うわ
 ホントだ すごい!
おぉ~
 すげぇ!何だ これ。
うわ~!
速い 速い!
大丈夫なの?
 大丈夫なの?頭 気を付けて!
あぁ~

 怖い!

 気を付けて!危ない 危ない 危ない!
危ないよ!
危ない 危ない 危ない!
危ないよ!
危ない 危ない 危ない!
痛ぇ~
。危ない 危ない。
松岡
 どこまで行った?
違う
 違う…。
えっ!?
違うんだよ。
ぶわ~って
。ドン引きする動きすんだもん。
<この転落を
 きっかけに後に 「国分坂」>
<松岡が
 頭を ハンドルにしこたま打たれた→

マツオカーブ」とそれぞれ 名付けられた>
<そして>
あっ ほらほら ここ。
<傷が癒えたら
 これを自分達で敷いたレールで>
あぁ
 いい感じ いい感じ。
行け

 行け ゴー ゴー!
ヘイヘイヘイ

いい感じ
 いい感じ。
<しかし
 ここは 無人島>
<拠点を建てるには→
足元を盤石に>
<自然の石に
同じ形は2つとない>
おっ?
 よし。
<一つ一つ
 形を見極め>

長瀬) よし 来た 来た 来た。
<かみ合うように>
<石が足りなくなれば先人達に倣って 知恵を絞り>
ゴー!
(長瀬) ゴー!
おぉ~!
ゴー!(長瀬) ゴー!
おぉ~!
<こうして コの字形に石垣を積み中にも 石を>
<盤石な基礎を築けたら→
初めて 骨組みが組める>

長瀬) せ~の。(尾谷さん) 大丈夫?
いいかい?

 はい じゃあ いくよ。
はい
 せ~の よいしょ。
<スタッフ総出で柱を立て>
≪はまってないですね≫≪はまってない≫
<釘を使わない
 古くからの造り>
<掘った穴に
 突起をたたき込む>
<はまれば
決して倒れぬ 大黒柱に>
<新たに建物を建てる日も
きっと 来る>
<この経験を
体に たたき込んでおかねば>
もう1回
 いくよ せ~の。
せ~の

<TOKIOだけで
手が足りなければ スタッフも>
≪行きます≫
≪せ~の≫
<チームワークも申し分ない>
<しかし>
せ~の

<地上5m
不安定な足場での作業>
≪1回

 上に≫
<都会での
デスクワークのようには行かない>
せ~の
。よいしょ。
<この経験を
今後の開拓に生かせる日が→
いつか
 きっと 来る>
<そう自分に
言い聞かせるうちに→
身なりを気にする余裕など
なくなっていた>
<足元を固め→
そこに骨組みを組み上げたら>
これ
 土 使うなぁ。使う。
やっぱり
 調達しといて よかった。ねっ。
<雨を受け流す屋根瓦は
掘り出した土で固定する>
おぉ
 結構 形になって来たな。ねっ。
うんうんうん
こんな感じ こんな感じ。
<やがて
 また来る真夏の炎天下での作業>
<瓦を運んでは積むを繰り返し>
<暑さにやられたか口をつく言葉も繰り返す>
<しかし

 厳しい時期さえ耐えしのげば>
うん
 いい感じ いい感じ。
行けた
 行けた。
<もともとは
 廃屋の瓦>
<土に落ちていたものが
よみがえり>
もうちょいやね

<屋根の仕上げには→
命を吹き込んだ 新たな瓦を>
<教えを請う相手
年下も増えて来たが>
息吹を感じる
 表情に。
<これで
 また 新たな技術が>
≪これで
 大丈夫です≫
うん
 OK。
<夏の日差しや
雨風の盾となる屋根>
<これで
 安心して作業ができる>
<壁板を打つ手と
 口も軽やかに>
はいはい

曲がってんじゃないの? もう。
いや…

おっ
 おっ。
行った
 行った 行った!ありがとう!
はぁ~
 ったく もう。
俺がいないと
 何もできねえんだから この2人は。
<さらに>
これ 使える これ いいわ。
<と
 浜に流れ着いたふぞろいの板も→
同じ寸法に
 切りそろえれば>
<拠点の壁に生まれ変わる>
(釘を打つ音)
<足元を支える
 仕上げの床板>
よっしゃ

よっしゃ!
これね 一番端のやつ。
<もう
 大工仕事が苦手などと言ってはいられない>
<そして
 城島にも 大事な仕事を託すことが増えるはず>
<知らず知らず

気が せいていた>
<そして>
あれ?
おぉ
 やったね!
<…が!>
あっ! 違う 違う 違う。
これは
 うっかりしてしまったな。
<2階の出入りに使っている
足場は おいおい外す>
<つまり→
階段用の穴がない>
<…が>
なんて優しいんだろう 松岡。この空間はさ→
ちょっと
 一席 設けたくなるねえぇ。
だって
 まず ここで こうでしょ。
てめぇ
 何 泣いてんだよ!
昔から
。いやいや おかしいよ この人。
ホンマに
。ハハハハハ!
松岡
 もうホンマに→
何で
 そんな優しいのお前 いつも。
いや~

 くだらねえ。ホンマに。
くだらねえ

おかしいよ
 この人。なんて優しいんや。
いやいやいや
 何で…。
あぁ
 面白い でも まぁまぁまぁ大変だけどね。

長瀬) 怖えぇな これガラス割れねえかな?
<身長差は
大八車を引くには 好都合>
<島じゅうから集めた戸を
雨戸代わりに>
<それを固定する窓枠も>
これで合ったかな?
これ
 いいな。
窓枠って
 確かに こんぐらいしっかりしてるもんだもんな。
うん
 確かにな。
<そこに
開くように ちょうつがいで>
こうか
。そういうことです。
1回
 はめられる?ちょっと待ってね… 上?


長瀬) 上。それで 上に上げて。
<唯一の30歳代
 最年少が下から支え>
すいません
 長瀬君 頑張ってて。(長瀬) 大丈夫です。
<ねじ留めは
 小柄な太一が身をかがめ>
かなり
 おしゃれだよ。(長瀬) カッコいいよ。
小っちゃいガラスの窓が
ちょっと あって おしゃれ。
あぁ~
 あっ おっ。イエ~イ。
<これで>
よっしゃ! すごいな おい。

長瀬) こうなったんだ。
島に来て
 初めて人工の日陰がある。
今まで
 木の下しかなかったでしょ初めて。
<ここに集まれば
 暑さ 寒さをしのげるだけでなく→
潮が満ちれば
そのまま 舟で 海に出て行ける>
<そこで
 漂着物の守り神を付けた帆船で>
いいね
 いいねよっしゃ じゃあ 出しますよ。
<…が!>

ヤバい あれすげぇ 波 高くない? ここ。
うわ~!
≪危ない!危ない 危ない!≫
≪危ない!≫
<時には 予想を超える災難も降り掛かる>
こちら
 港に来ています。
<毎年
 夏には日本列島を襲う台風が>
<各地に
 甚大な被害をもたらす猛烈な波風の影響は→
DASH島にも>
<北からの風で高波が打ち寄せる>
<打ち上げられた
 がれきが線路を遮る>
やっぱ…

まぁ
 スタッフにもケガなくて よかったし…。
<とはいえ
できることを1つずつ>
<被害は
 他にも>

長瀬)これは どうしたらいいですか?
<大小2つの島を結ぶ州に→
強烈な波がひと晩中 押し寄せ続け→
地面は
 深く えぐり取られた>
<これでは

 つないだレール崩落の恐れが>
<そこで>
おぉ いいね。(長瀬) いや~。
やっぱ…


長瀬) 円くなんねえとな。なるべくカドがないほうがいいよ。

長瀬) うん。
<一度
 緩んだ地盤は当てにはできない>
<いったん崩して
 かき出しそこに 新たに→
二度と崩れぬ…>
せ~の よいしょ!よいしょ!
<まずは
 足元から>
あぁ~!
<60kg以上ある 石のアーチがぴったり寄り添い 支え合う>
こう?
若干やな。
あっ
 今 今 いいよ今 惜しかったよ 今 来てたよ。
あぁ
 来た ほら。
もう1回
 やって。
これだ

<隙間があると

 重みで落ち1つ 抜ければ 全てが崩れる>
<そこで
 目では見えないほどのわずかな ゆがみを→
たたいて
ミリ単位で つぶして行く>
<すると>
どうだ?おぉ! すげぇ。
おぉ!
おぉ~。違うね。
これでこそ
 要だね。
<そして
 二度と崩れぬよう>
<両脇に石垣を>
<石には 一つ一つ 個性が>
ほっ

あっ
 はまった。これ うまく行ったんじゃないの?
≪ばっちりですね≫
行く時はそんな 一発で行くんだね。
パ~ンって
 はまった。
ほら
 動かねえもん。
<これで
 脇を固めたら>
すごいわ

ほっ!

<アーチを覆うように小さめの石>
<重さが
 かかるほど石は かみ合い 動かなくなる>
<つまり>
(長瀬) よいしょ!ほっ。
<石運びが
 重く つらいほど>
ほっ

<完成した石橋は
より強いものに>
よいしょ
。こんな感じやね。
<そして>
つまり ここまで盛ってけばいいわけですよね。
ここまで盛って来れば
出来上がりだ。
もうちょいやね
。もう少しなんだよ。
≪OKです≫
やった~!(長瀬) できたぜ。
<これで
 支えがなくても自ら 立っていられるはず>
すげぇ疲れた
 最後。(長瀬) もうダメだ。
<荒波が
 何度 打ち付けようと崩れることはなく→
荒れる波は
支え合う石の下を抜けて行く>
<断ち切られた

2つの島をつなぐ州が→
固く強い石の力で
 再び>
<無人島には
 さまざまな植物も>
これ
 ほら。
ハマナタマメ

<野生の豆も
手間と時間をかければ>
これ
 あんまり 豆の この香りがそんなに せぇへんな。
よっしゃ
 よっしゃだんだん分かって来た。
<洞窟で
 夜通し 火の番>
<2年がかりで>
っていうか いい匂いしてるぜ。
これ
 発酵して… ちょっと待って。
おぉ~
 いい色! 赤味噌だ。
<さらに>
おぉ すごいじゃん!
そうやね
 椿やね。
♪~
 つばき咲くだね。
<その種を集めて

 蒸して搾り出せば>
おぉ
 出てる 出てる 油 出てる。マジで?
うん
 にじみ出てる。うわ すげぇ 油 出てる。
おぉ~

<これで
 明かりが>
カッケェ
。(長瀬) うわ いいね これ。
こうやって
 持って歩ける。
携帯できるね
 これね。
<となれば→
まずは リーダーが先陣を>
あらためて思うけど
ホンマに無人島やね ここ。
ちょっと怖いな

森の中
 どないなってんのやろな?
月明かりも届かんで
 これ。
<わずかでも
 明かりがあれば→
先が見えない暗闇も
歩いて行ける>
ちょっと

 木も 気ぃ付けんとね。

物音)うわ! ちょい!
おっしゃ~!
 おっしゃ。
ちょっと!
何か おるな 絶対。
気配した
 どっかで。
おぉ!
 びっくりした。
うわ
 何?
うわ
 何?
うわ!
 あっ。
サナギから孵化したばかりの

あっ
 あっ うわ~ 羽 奇麗。
いよいよ
 色 変わってぱ~っと こう 飛び立つんやね。
そこで
 ファイナルやね だから…。
<暗闇は
人の集中力を研ぎ澄ませる>
うわ~
 もう もう おるやんけ。
もう

 おるやんけほれ ほれ ほれほれ ほれ 見ぃ。
ほれ
 見ぃ ほらこれ バッタやな。
えっ
 ホンマに?
どっち?
 バッタやねあっ 違うのかな?
いや
 ちょっと待って これカナブン。
今日は
 国分やなくて 城島です。
あっ
 あっ ちょっと待ってコクワ コクワ。
いや~
 よかった…。
あっ
 でも 何か おるよ。
陰に
 何かね隙間に いるんですよ。
<そして>
ちょっと待って!
うわ~
 もう もう クワガタ。
クワガタ
 おるやんかこらぁ ええなぁ!
その下!
カブト カブト うわ~ すごい!
がっしり来とる
やっぱ 本命に来た。
<夜の無人島には

生き物 さまざま>
うわうわ!
 飛んでった!おぉ~ 飛んでった。
<やがて
こいつらも集まって来る>
<生き物達の動きは→
大都会の屋上でも>
おはようございます
お疲れさまです。
あぁ

ず~っと

そうだね
。<というのも 3日前の…>
<スタッフが見つけた>
≪来てる?≫(礼斗) はい。

礼斗) 巣の前に。
≪あっ
 ホントだ≫
<このハチは>
あっ あっ あっ!あの穴から出て来ませんでした?
あっ
 あそこじゃないですか?≪あぁ~ ホントだ≫
≪そうですね≫
≪23区内で見られるのはねホントに ごく限られた場所です≫
すげぇ

<春

 気温が上がると新女王バチが誕生>
<もとからいた
 ベテランの女王バチは 群れの半分と共に→
巣を新しい女王バチに譲って
引っ越しする>
<しかも
 今年は>
東京都心では
 今月9日目となる夏日を観測し→
記録を更新しました

<その影響を受け
 例年より早く→
引っ越しの準備が
活発に>
<つまり→
新宿の屋上に現れた偵察バチは→
TOKIOが作った巣箱を
引っ越し先の候補として→
見に来ていたということ>
<だが→
このまま
 日が当たり続ければ暑さに弱いミツバチ達は→
引っ越しをやめ
 その結果>
(アナウンサー)
今日 昼前 東京・新宿区のJR高田馬場駅の近くで→
ミツバチが
 大量に発生し一時 騒然となりました。
<行き場を失い

駆除されてしまうことも>
<ならば→
ミツバチ達が また路頭に迷わないように→
急がねば>
<ニホンミツバチが好む日が当たらず風通しのいい→
涼しい環境を>
<縄文時代から屋根にも使われる稲わらで>
もう
 こんなもんかな?
<こうして束ねた
 稲わらを→
南西からの強い日差しを受ける→
この部分に>
はい

渡しちゃって
 もう大丈夫?(礼斗) はい。
<という
 スタッフ 山口礼斗は→
太一とは
 福島DASH村の頃から10年来の付き合いで→
経験豊富な
 年上ぞろいのDASH村で→
太一が先輩面できる
唯一の相手>
初めてです


礼斗) すいません。
<共に

 細かい作業の大切さを福島で学んで来た>
あっ
 これか。
な~んてこと
 やんだ。

礼斗) ダメですか?
<その10年来のコンビで>
うん いいね いいね いいね。
このぐらいで
いいんじゃないかな。
取りあえず
 ここで結んで。
<これも
福島DASH村で学んだこと>
こうやってやって
 パン!じゃなかった?
DASH村に…
 おぉ! すごい。
さすが
DASH村に いただけある。
すごいね

そうそう

こんなんだった

絶対
 できないもんだと思ってた。
最初から

 諦めてた。
できんだな

<同じ束を
 もう1つ>
<この場所を
新たな巣に選んでくれれば→
新宿では
 絶滅しかけた日本古来のミツバチのすみかを→
増やすことができる>
よし。
大丈夫かな?
大丈夫だよね?
<わらをかける前と比べると→
この違い>
<さらに>
<これも 福島DASH村で学んだこと>
あっ

ハチの
 ミツバチの巣。えっ?
≪甘ぇの入ったやつ≫
うわ~ すごい。
<ハチミツを採った際に出る
巣のかけらに→
TOKIO手作りの日本酒を>
うわ~。すごい。
<つまり
嗅ぎ慣れた巣の匂いを→
蒸発しやすいアルコール成分で

遠くへ>
ほらほら
。≪来た来た 来た来た 来た≫
<ミツバチは
 このにおいに安心感を覚え>
≪すごい
 すごい すごい≫おっ 入って行った。
<引っ越し先の…>
<去年 作っておいた特製エキスを>
<ミツバチの引っ越しに
何とか間に合ったか>
<でも
 もう1つ→
この時期
急がねばならない作業が>
<それは→
福島に残して来た 米の苗>
<しかし>
<ここからは…>
何か…

ホントは
 そうですよね。今回のことは。
(スタッフ) 
村の頃からの仲間の皆さん達に…。
(スタッフ)
向こうも たぶん気を使って連絡して来ないとかもあって。
ただ
 これは これで 僕は その…。
(スタッフ) 

ホントに…。
(スタッフ) 
それを考えると…。
<そして>
<訪ねたのは→
福島DASH村以来→
18年共に米作りをしてくれた方々>

三瓶さん) だけど…。

三瓶さん)「まだまだ」って言ったよ。

女性)…って言ってると思います。
うんうん

いや~

うん
。(三瓶さん) そういう気持ちで→
みんな
 集まってます。
<この続きは
近日中に放送いたします>
2018/05/13(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!![字]

それはまるで、突然の豪雨。行き場を無くし、立ち尽くしたまま、言葉さえ失ってしまったような気がした。それでも…男たちはまた、動き出す。

詳細情報
出演者
TOKIO
番組内容
【DASH海岸】【DASH島】【新宿DASH】【福島での米作りは…】


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