2018/05/21(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝大阪・加島の羊かんを一瞬で切る機械作る社長▽旬のサワラ料理】

◆今週も始まりました「よ~いドン!」
「となりの人間国宝さん」は
大阪・加島駅周辺をぶらり。
どんな発注も断らない
板金会社の72歳社長が登場。
次々とアイデア商品を生み出す
その秘訣とは?
「産地の奥さん ごちそう様」は
岡山・牛窓町のサワラ。
栄養満点!
脂がのった旬のサワラが
奥さん自慢のアイデアレシピで大
変身!
きょうも元気に、よ~いドン!

◆さあ、
加島駅にやってきました。
淀川区になるんですけれども、
ちょっと新しいめの
駅だそうでございます。天気が怪しい…。
まいりましょう!
ゴー!
◆JR東西線・加島駅。
古くから町工場が密集している地域ですが、
一方で、大規模な区画整理による
近代的な都市づくりが進められているまちです。
それではきょうも
ぶらり歩きの、
はじまりはじまり~

◆でも、これ、
マンションすごいな、

駅前。そうか、
この辺、新しく開発されて駅がで
きたから、
こないになってるんや。
マンションだらけ。
何か知らんけど、こんなん、
もう雰囲気で
つくってはるんやわ。
ほら。
こんにちは。
◆病院に通ってて…。
◆病院?
どこの人なの?
どこから来てるの?
◆私は北区です。
◆北区から来てるの。
◆中津から。
◆中津のほうから。
これ、そやけど、なかなかのもん
やで。
こんな…。
こんにちは。
◆いい病院ですよ。
◆あっ、ここに行ってはるの?
病院には見えないわ。
奥さんは…?
◆テレビでよう見てるから。
◆ありがとうございます。
奥さん、この辺の近くの方?
◆はい、近くです。

◆これ、駅、新しくできたんでしょう?
◆そうです。
全部。
◆そうでしょう。
このマンション。
この駅ができたから。
こっちに引っ越してきた?
◆いや、病院がね。
病院に来たんです。
◆これおしゃれな病院や。
どうなってるのこれ。
あっ、先生、来はったわ。
どうも、
すいません、ありがとうございま
す。
まあ、ここ、きれいな病院。
病院には見えないね。
喫茶店みたいや。
◆マンションと一緒に、開発して、
同じように、
街並みづくりというか、
街並み協定をして…。
◆わかりますわ。
一生懸命さがわかります。
◆ありがとうございます。
◆そうですか。
◆院長です。
◆それは、それは。
どうですか、
もうかりまっか?

◆全然、もうかりません。
もうけようと思って医者になった
らこけます。
◆そうですか。
患者さん。
◆患者さん。
あなた、元気そうな患者さんやな。
◆ちょっと風邪引いた…。
◆イベントで声を出し過ぎたんで
す。
◆何やってるの?
◆これ…。
◆院長先生、なかなかええ病院ですね。
患者さんと一緒になって。
ほな、宣伝しときぃな。ほんまにええ病院やね。
院長先生と一緒になって。
ありがとうございます。どうも。
◆よかったら、これ…。
◆いや、要らん。
テレビ映ったら…。
俺が部屋に飾ってたら、おかしい
やん。
頑張ってな。
◆ありがとうございました。
◆ありがとうございます。
どうも。
院長先生、どうもすいません。
まあ、ええ町やで、これ。
カーブス?
これ、今、はやってるねん。

体力とかなあ。朝の「よ~いドン!」ですわ。
◆そうですか。
きょうはこっちのほうなんですか。
◆終わってきたん?
◆今、終わりました。
◆どこを鍛えるの?
◆全体…。
◆円広志です。
◆いつも見てます。
きょうもあったでしょう。
◆きょうもきましてん。
どこを鍛えますの。
大体が。
◆もう全体…。
◆全体って、例えば?
歩いて、走って、歩いて。
◆ここの筋肉、
◆背中の?
長生きしようと思ってるの?
◆寝たきりにならないために。
◆ご主人も喜んではるでしょう?◆わからない。
◆お母さん、きてはるわ。
みんなすごいな。
見てみい、これ。
まあ、ようさん…。
汗びっしょりで。
うわあ…。
◆先生です。
◆先生なん?
ぎょうさん。

毎日体鍛えて、皆さん、元気な人
ばっかりやねえ。
◆そうなんです。
筋トレで。
◆いつも見てます。
◆ありがとうございます。
◆さっきも見たところ。
◆皆さん、ハツラツとしてるから、いいよね。
一番はつらつとしてないのはあなたです。
◆本当ですか。
◆もうちょっと元気、出さなあ。
◆わかりました。
◆ありがとうございます。
すいません、皆さん、どうも。
◆おはようございます。
今週も元気よく始まりました
「よ~いドン!」。
月曜日は、未知やすえさんとご一
緒です。
よろしくお願いします。
きょうの
「となりの人間国宝さん」、
大阪府の加島駅を円さんがぶらぶ
らされています。
◆JR東西線ということなんですが、
新しく開発されたんで、町全体が、
駅前全体ですよ。駅前全体が
マンションとか、建物、病院とか、施設も
すごいちょっとモダンな感じででき上がってる。
歩いてると、うわっ、

すごいなと思うんですけど、一方では工場もたくさんあったり
して、すごいおもしろい町ですね。
◆まちづくりしてるからね。
◆これ、病院ですからね。
こんな病院があるんですね。
◆教会みたいな。
◆ほんで、病院から出てきはった
若い女の子が、
イベントって。
◆ファニーワールド。
◆ファニーワールド。
よう見ましたね。
何のことかと思いましたら、
この人がつくったおもしろい、
世界、
物語の世界を発表するらしいんで
す。
◆かわいいデザインで。
◆部屋には飾りたくないですけど。
◆そんな…。
◆受け取ってくださいよ~。
◆65のおっさんが、
ファニーワールドって。
玄関先に飾ってたら、ちょっとお
かしいやんか、
ということで、とにかくお年を召
しても
一生懸命筋トレされたりして、
寝たきりは絶対にならないんだという。
あれ、同じ世代の人ばっかりやか

らかどうか知らんけど、
めちゃくちゃ盛り上がってるで。
楽しそうやねん。
◆テンションが上がってくるんで
すよね。
ハイになるんですよね。
やってるわ、
俺。
ほぼ1日。
ほとんど、それやから。
◆ほぼ毎日トレーニングやってお
られるんですか。
◆やってます、やってます。
◆気分が盛り上がってくるの?
◆何かテンション上がるんですよ、
やった後は。
だから、多分、テンションも高いんちゃいますか。
◆ありがとうございます。
貴重な意見をありがとうございま
す。
さあ、まいりましょう。
続きをどうぞ!
◆こんにちは。
きょうは何ですの。
◆えっ?
いや、散歩…。
◆朝の「よ~いドン!」という番組で、
1人で散歩してるの?
◆うん。◆どれぐらい散歩するんでっか。
◆ここの…。

◆ここの駅からずっと、
くる~っと1周ね。
駅、新しくできたでしょう。便利になったでしょう?
50年ほど前から。
◆そうですか。奥様は、どうされてるんですか。
◆今、買い物に。
◆その間に散歩して。
それはそれはええことですな。
最近あった一番うれしいことを教
えてくださいよ。
◆50年ほど前に
家建てたけど、この前、ようやく
リフォーム。
◆家を改装して?
◆今は娘のマンションに
入れてもうてるねん。
◆あっ、
改装してる間は?
ほな、もうすぐ完成ですか。◆完成…、
鍵とか全部もらってるねん。
◆楽しみですねえ。いやあ、それは楽しみやわ。
いやあ、雨降ってきたねえ。
よろしいわ。
はよ行けってね。
ありがとうございます。どうも、すんません。
雨降ってきた。
奥さん、雨降ってきましたな。
雨…。
◆降ってきましたねえ。
◆えらいことでっせ、はよ帰らな。

◆あっ、
これ、あれちゃうの?
違うか。そうやな、間違いない。
あれ、
オリーブ。
オリーブですね。
ということはイタリアンか、
ここは。
こんにちは。
◆こんにちは。
◆すいません、
関西テレビの朝の
「よ~いドン!」という番組で、
円広志という者ですけど、見せて
もうてもいいですか。
◆どうぞ。
◆すいません、どうも。
えらい申しわけない。
すいません、どうも。
あなたとお二人が店員さん?
◆そうですね。
私が経営者で。
◆あなたが経営者?
◆でも、ここのおうちの娘さんな
んです。
◆お二人の関係は何ですか。
◆幼なじみ。
◆はあ~、おもろいなあ。
幼なじみでお店をやるから、
ここ、貸してって。

◆もともとここはお母さんがずっとお好み焼き屋さんを
二十何年やってはったんです。
◆お母さんが、もう嫌や言うたん。
◆ちょっとしんどいなって。
仕入れも、なかなか…。
やめようかなって言い始めて…。
◆お母さんが、あんたら2人でやったらええやんて。
◆私もここの第2の娘みたいに
ずっと通ってたんです。
◆何でそんなに第二の娘みたいに
…。
◆毎日ぐらい。
◆長年やっていたお好み焼き屋さ
んをやめると言い出したお母さん。
この場所で何かやらないかと後を託された娘たちの
手により、
今年3月にカフェとして生まれ変わりました。
お母さんは、
お店の2階に住んでいるので、
今でも毎日のようにお店に顔を出
すんだそうです。
◆円さん、来てるって。
◆誰としゃべってるの?
◆うちのお母さん。
◆お母さんとしゃべってるの?
◆そうです。
お母さん、
ちょっと呼んで。
◆この人はどういう関係?
お母さんとは?

◆たこ焼き屋さんのときの、常連です。
◆あなた、ずっと常連なの?
◆今も常連。
◆ヘビーユーザーや!
すごいなあ。
身内みたいなもんやね。
◆母です。
◆お母さん、来た。
◆朝から3回目や、呼ばれるの。
◆そう?
お母さんは、あれ、お好み焼き屋
さんをずっとやってたん?
◆23年ぐらい。
◆23年。
よう頑張りましたね。
ここらで潮どきやと思ったん?
◆いや、そうでもないねんけどな。
ちょっと
娘、これやから。◆娘さんね。
◆お母ちゃん、やめて、2人がす
るわって。
◆2人でやりたいって言うたんや。どないやねん。話が違うやん。
◆違う、老後にやりたいって話をしてて。
◆老後にって誰が。
◆私らが老後に。
◆今、別の仕事とかもしてるから
ね。
◆今、別の仕事をしながら
ここでやってるの?
◆私はやめたんですけど、この店

をやるって決めて。
◆お二人任せて明るくなってよろ
しいな。
◆こうやって呼んでくれるから、
誰々来てるでって、
お客さんも、ダイちゃん、呼んで
~って。
かあちゃん、呼んで~って言うか
ら。
おりて、ここがないから、窓から
呼んでくれんねん。
◆えっ?
◆窓?
◆どこの窓?
◆マジで?
ここからやるの?
◆鉄板も置いてるから。
◆えっ、うそやん!
ほんまや!
こないやってるの?
◆お好み焼き、焼けるようになってるねん。
そこから出てくるねん、お好みが。
◆まだやりたいやろ?
まだ未練、あるやろ?
◆未練はあるよ。◆まだまだ働けるもん。
今の感じが一番ええんちゃいます
か。
自由で。
やりたいときにやってね。
◆お待たせしました。

◆ありがとう、どうも。◆一番ええのは、これね。
◆うまいわ。
◆おいしいよな。
◆ここはおしゃれな雰囲気かなと
思って、
中、入ったら、ベタベタやったな
あ。
◆ベタベタやろ?
言うてあげて。そやけどいいやろ。
◆家庭的。
家庭的な雰囲気で。
お母さんがやってきた今までやっ
てきた、家庭的な雰囲気を。
◆継いでいます。
◆今からちょっとカラオケでも行こうかな。
◆いや…。
行きはるんですか。
得意なものは何ですの?
◆何でも来いや。
一番好きなのは水前寺さん。
◆水前寺清子さん。
◆「ありがとうの歌」やねん。
◆ありがとう爽やかに。◆振り向いてって。
◆ちょっとやって。
◆恥ずかしい…。
◆恥ずかしいって。
ようそんな言葉、知ってるなあ。
◆さわりだけな。
◆お願いします。
◆爽やかに、振り向いて、爽やか

に傷ついて、爽やかに、
歌おう。
いつも…。
◆まだ歌うんかいな!
◆この辺、
工場が多いなあ。
これは何や?
富士ハードウェアー株式会社。
すごい大きな会社やなあ。ここは何の会社でっか。
◆ここはガラスの…。
◆ガラスですか。
◆強化ガラス。
◆強化ガラス。
すいません、どうも。
お忙しいところ。ありがとうござ
います。
ええ~、すごいなあ。
何ぼでもあるな、これ。
こっちは何や?
エイトテック…。
これも強化ガラスか?また。あっ、
これはまた難しいことやってるで。
精密板金、
試作品制作、
レーザーカット。なかなか忙しくしてはるから、
話聞かれへんで。
すいません。
関西テレビの朝の「よ~いドン!
」という番組なんですけど、
テレビ入ってもうてよろしい?

◆はい。
えっ、突然…。
突然…。◆すいませんね。
社長さんですか?
僕は従業員なんで。
◆社長さんとお会いすることはで
きませんの?
◆いいですよ。
ちょっとお待ちいただけますか。
◆はい。
◆ちょっとお待ちください。
こんなん…。
すごいなあ。
何をやってはんねやろ、みんな…。
◆お待たせしました。◆どうも、すいません。
◆社長…。
◆社長、どうもすんません。
お忙しいところ。
社長、ちょっと中入ってよろしい
の。
◆どうぞ、どうぞ。
◆いいですか。
ここは何をつくってまんの?
◆板金屋さんで、試作品。
◆試作品?
◆それから、多品種少量で、
1個とか2個とかこういうもんをつくってくださいと言われたら、
それをつくると。
◆一つだけでええという場合があるんですか?
◆はい。

◆あるんですか。
◆1つでも何でも、1個からつく
ります。
◆エイトテックは、金属板を加工
し、
部品を製造する板金工場。
通常はコストがかかるため、
大量の発注しか受けない工場が
多い中、こちらでは、
試作品1つ単位でも
注文を受けるのだとか。
実際どんなものをつくっているん
でしょうか。
◆これが、大体、もともとの試作
品ですね。
1個とか、
2個とか、つくってほしいって言われたら、
つくって納めて。
◆ちょっと待って、社長、
これは全部試作品?
◆試作品です、試作品。
◆試作品がオーケーやったとした
ら、誰かがつくりまんの?
◆プレス屋さんがつくる。
◆社長は…。◆もうそれで終わり。
◆そんなん、あほみたいですやん。
◆難しいもんが来たら、徹夜してでもつくらなあかんしね。
ただ、図面が来ると、そのたんび

絵を描かなあかんし、つくり方を

考えなあかんし、
ほんなら、技術レベルは
どんどん上がってきますよ。◆それはそうやけど…。
◆ほんなら何でもできると。
◆そういうことか!
試作ばっかりのものをつくってる、
つまり、
今までにないものをずっとつくっ
てるから、
その技術がどんどん上がってくる
わけですね。
◆そう。
◆だけど、それは商売というか…、
変な話やけど、なりまんの。
◆ようやってるなと思います。
◆これは一体何の部品ですか。
わからないの?
◆あんまりわからない…。
多分ね、
カーナビか何かつくってると思う。そやから、
この部品って図面が来たら、
その通りのものをつくるんです。
こんな小さい…。
◆これ、何ですの?
◆これも試作品です。◆これは何の試作品かわからんで
しょう。
◆全然わからへん。
◆わからへんけど、これをつくっ
てみて、
これで成功した暁にはもう社長の

用はないわけですね。
◆そやから、
こんな小さいのをつくるところは、
ないんですよ。
◆製品になる前の試作品の部品づくりをしているこ
ちらの会社。
できるかどうかもわからないもの
を一からつくるので、
毎回かなり苦労するのだとか。
しかし、
そんな仕事をこなす中で
修得した
職人わざは、ほかの板金業者からも
協力依頼が来るほどなんだとか。
さらに、高い技術力を聞きつけ、
こんな依頼もあるそうで…。
◆これは、
最初石けんカッターつくったけど
も。
◆石けんって何?
◆手づくり石けんでね。
今、ブームで、
やっぱり探してる人がいてる。どこにも売ってないから。
◆社長のところに、石けんを切る
道具をつくってくれと、
設計図もなしに?
◆ただ、何ミリ幅、
こんな石けんの
例えば、15ミリ幅で10個、
つくってくれと。

◆勝手なこと言いまんな。
何かつくってくれと?
小さい会社や個人のお客さんからの依頼でも断らず、
一から図面を起こし、
完全オーダーメードで商品化してしまうんだそうです。
◆これはすごいわ。
◆これが、そやから、
◆これ、笑うで。
◆原理はゆで玉子切りですよ。
◆これ、ようかんやん。
ようかん…。
◆ようかんも切れます。
◆ようかん屋に売ったらよろしい
やん。
◆今、注文が来てます。
大ヒット!
◆今、1回、
去年、納めたら、
2台、つくってって。
◆何で、これを、ネットか何か載
せたんですか。
◆ブログに書いてたら…。
◆石けん切りがうまくいきました
わって、ブログに書いてたら、
ようかん屋さんが
ようかん、わしも
いけるんちゃうかいうて。◆ようかんで、
カッターの切れ味を体験。
◆これでよろしいの?
切れるわ。

めちゃくちゃええわ。
これ、包丁で切るよりええわ!
◆一遍に切れますよね。
◆これはどれぐらいしますの。
◆どれぐらいもらっていいか、わからない。
◆何ぼぐらい、もらいますの?
◆数万…。◆安い。
◆大体、個人の人が多いから、
そんなに高く取れないし。
◆ほんなら、社長ね、
僕ら、
お好み焼き屋行ったら、こう切り
ますやん、4つにね。
つきまんねん、いろいろ。
ソースとか
それからカツオ節とか、
つきますやんか、あれを1回にポンってやったら、
ぽんと切れるものをつくってくれ
といったら、
つくってくれまんの。
◆つくれます。
こないだ、そやから、最近、
つくったのは
ガトーショコラを切るやつ。
それは一遍に四角いやつを39個切れるやつ。
◆つくりました?
◆うまいこと、いった。
◆何ぼ、もらいましたの?
◆そやから、何百万もらいなはれ
や。

◆個人で…。
◆考えるときって楽しいんですか。◆寝てても考えてる。
そやから、ぼけ防止。◆ここで問題!
◆ということで、
何でもつくってしまう。
例えば、
自分ところの会社で困ったことがあって、
こんなものをつくってくれって言
ったら、
「こんなんもん」という説明だけ
したら、
あとは自分で設計して、それをつ
くり上げると。
◆すごいですねえ。
◆この社長は何でもつくる。
◆それがすごい。
◆だから、僕が言うてた、お好み焼きね、
切るとき、
ようコテにつくやん。あれ、
後で
かなんやん?それをもうつくれると言うてるか
らね。
◆すごい。
◆つくってほしいわ~、あれ。
お好み焼き屋、
もう、ばっといくで。
◆確かに。◆そんなことはどうでもいいんで
すけど。
◆安いですね。
◆この木村さんなんですけども、

最近では発注が
なくても、自分でも、とにかくつ
くろうと。
つくるのが好きなんですね。
オリジナル製品を
とうとう開発してしまいました。
いろいろやってるんですけれども、
中でも、一番、木村さんが
自信を持っている作品、
これは一体何でしょうかというの
が質問です。
こんなんわかるわけないですよ。
◆ハーイ!
◆わかるの?
◆これはヒントが隠されていましたね。
VTRに。
◆ヒントは隠されておりませんよ。
◆僕は、わかったんですよ。
全部、つながってるんですね。
◆全部つながってる?
◆結構ジムとか出てましたから、
運動不足の方が結構、多いんです
よね。
行かれてたじゃないですか。
最初のVTRで。
◆オープニングは関係ないですよ。
◆そういう方、多いんですよ。ジムに行きたいという方。
でも、ジムは行かれへんという方
のために。
◆早口にならんと、落ちついて。

落ちついてね。
◆めちゃくちゃ焦ってるじゃない
ですか。
◆料理するときに、塩、こしょう
とか、かけるじゃないですか。
料理するときにね。
◆あれを板金、鉄でつくって、
振ってるだけで鍛えられるという。塩、こしょうするときとかに、
すごく重いんですよね。それでここが鍛えられるという商
品を開発されたんじゃないですか。板金でつくった。
◆焦ってる…ようです。どうやら。
◆もう、
人に聞かへんもんね。
ただこうやってばっと。
高橋さん、行きましょう!◆だから、こういう発明みたいな
ことって、日常生活で、
困るなみたいなところから発想すべきじゃないですか。
◆そういうものですかね。
発明は必要の父…。
◆言います言います。
こんなんあったらええのになって僕が思うのは、
ご飯屋さんとかで、箸を落とした
ときに…。
◆あるな。
◆箸落としたなって、
ほんなら、取りかえましょうかみ
たいな、
いやいや、大丈夫ですよって、
取りかえてもらうじゃないですか。
でも、そんなに別に汚くない。

◆僕、いつもそう思いますわ。そないに言うほど。
泥水の中に入ったら別やけどね。
◆だから、
箸を落としかけたら、その箸がポ
ーンと戻ってくる。
箸落とし戻し。
◆シシおどしみたいな。
箸戻し。
◆ポーンとかえってくる。◆どこの場所でも。
◆それお箸だけじゃなくても、
お茶わんでも全部いけるんちゃい
ます?
◆落とし戻し。
◆これはいい。
社長、これつくってくださいね。
お願いします。
さあ、石田さん、行きましょう。
◆これ、僕らも最近、目が老眼が
入ってきて、
見えにくいので。
爪を切るのも大変なんですよ。
◆それわかるわ。
◆ちょっと奥に入ったりとか、
巻いたらつらいとか。
それをやりながら、
さかむけが出てきて、
このさかむけが取れないんですよ。爪を切ると
同時に
さかむけも抜いてくれる。◆これは社長…。
◆きゅっとできる、

あの人やったら。◆できます、
絶対できますわ。
◆欲しいです。
さかむけ機。
◆今ごろ、社長、
全部、メモしていますよ。
◆社長やったらできる。◆わからないからね。
◆これはなかなか。
未知さん、行きましょう!
◆私、地下鉄とか乗るときに、
カードでピッて、
ピッてやるやつ、反応しないけど、
自分は行くつもりでおるから、
ガシャ~ンって、よく…。
◆バンとね。
◆なったときに、周りの人が見る
じゃないですか。
だから、通路を通るところ、
全部、個室にしてほしいんです。
改札を。
◆これは、
電車の会社からやってくれ言うた
ら、社長はつくると思います。
◆あれ、すごい悪いことしたみた
いに、
物すごい見られるんですよ。
◆社長に言わんでも、日曜大工で
できると思う。
◆板金じゃなくていいですか。
◆さあ、板金じゃなくてもいいと

いうのは、ええところに来ました
ね。
こんなものをつくっております。
◆これはなかなかすごいなという
ものはあるんですか。
自分で自分がびっくりするような
もの。
◆金の大阪城。
◆うわっ!
◆これ1枚の板を曲げたら、
そういうふうに…。これは、そやから、
本金メッキしたらどうやろうと思
って。
24金メッキした。
◆マジですか。
◆本物の24金メッキ。
メッキ代が高い。◆高いやん!
◆メッキ代のほうが高い。
◆これ、何ぼで売る気なんですか。◆基本的に何ぼか決めてまへんの。
これ、いつ発売するんですか。
◆どうやって売ろうかと思って。売り方が難しいんですよ。
◆つくるばっかりで、お金のこと

何にも考えまへんねんなあ。
◆せやから、こっちはあんまりプラスアルファで
考えてもらうだけ。
◆これ、よう考えましたね。
これすごいわ。
◆考えるのが楽しいです。
道具は、いろいろ切ったり、

曲げたり、
溶接したりする道具はあるから、
そやから、自分で考えたらそれは何でもつくれる。
◆実現するんですね。
すばらしいですねえ。
どんどんこれからも
夢を実現してくださいよ。
これ、もらってください。「とな
りの人間国宝さん」に認定させて
…。
◆ありがとうございます。
◆物すごいうれしそうな顔になり
ましたね。
その顔が一番、僕はうれしいです。ありがとうございました。
◆発注があれば何でもつくります。
寝てもさめても、
考えるのは、板金のことばかり。木村社長は
かたいかたい金属をそのやわらか
頭で
自由につくりかえてしまう
鉄の魔術師なのです。
◆テーマを与えられたらね、
ありがたい。◆燃えるでしょう。
◆またやってみようと。
◆ぶわっと。
よ~っし、
俺がやってやろうという気持ちになるんですか。
◆何とか考えてやろうと。
ものが完成したら楽しいです。
◆恐れ入りました~!

◆ということで、
エイトテックの木村社長なんです
けど、
72歳で若々しいでしょう?
多分、
いろんなことを考えたり、ものの
ことばっかり考えてるから、
すごい若いんだと思います。
やっぱり人間って、
ものを考えるというのは、すごい
体とか、
全てのものを若返らせるのではな
いかと、
そんなことまで思いましたけれど
も、もともと家電製品やパソコン
とか、医療機器とか、何というん
ですかね、分解すると
入ってますやんか。
あれを
商品化する前の段階、
試作品ばっかりつくってるんですよ。
これが
板金会社の主な仕事なんですよ。
◆中の部品ばっかり。
◆これができて、
この試作品ができると、
これはオーケーですよとなると、
量産すると。
量産するのは、ほかの
板金会社がやるという。

だから試作品ばかりなんです。
◆量産は請け負わないんですね?
◆ほぼ、
オーダーメード。
仕事を請けるために、これどうしたもんかなと
考えて、ものをつくっていくとい
うことですね。
売り上げのほとんど、
7割が
定期顧客じゃないんですって。
ほとんど飛び込み。7割がですよ、
7割が、
どこかからこんなもんつくってくれと、
お客さんの7割が初めての人ばっ
かり。
固定的な、大口の
顧客は
30%というか、3割。
3割。◆常に考えてないとだめというこ
とですよね。
こんなことでね。
やっていけるのかなと思うんです
が。
なんと仕事がなくなることはない
んですって。
やっぱり、次から次へと新しいも
のを欲しがるんでしょうね。
このエイトテックの技術力を知っ
てもらお
うということで、とにかく、

何かつくってもらおうというので、
石けんを
切る機械が欲しいという。これがあったらしいんですけど、
石けんを
ちゃんと等分に
等分に切るカッターなんですね、
これが。
これを…。
ここから派生して
ようかん切り、これはブログを見
た人が、
石けん切りができたって言うてた
ら、そのブログを見て、
ようかん、これきれいに切ったら、
ちょうどいけるって。
ようかん切りができたということ
です。
それから、そこから、ちょっとア
レンジしてショコラカッターです
か。
ガトーショコラカッターができたという。
これです。
だから、一つのことから
どんどん仕事が広がっていくんで
しょうか。
しかし、とにかく全部、初めてつ
くるもんなんで、
幾らもらっていいか、
まずわからない。値段がないから。
言うのは大体、言うんでしょうね。5万かなあ

4万とかな、
3万にしときましょうとか、
こんなんちゃいますか。◆でも、世界で唯一の道具ができ
るわけですからね。
安いですよね。
◆そうなんです。
だから、もうちょっとと言うんで
すけど、社長は、それよりも、
こうやってつくって完成したとき
が一番うれしい。
つまり、ものづくりの喜びを知っ
てしまったので、
こういうものも自分で、
趣味みたいに。
これ、ええでしょう?
◆かわいらしいし。
◆だから、これは何ぼで売っていいかわからないし、
どうやって売るのかも。
社長、笑ってる場合やないねん!
◆欲しいです、あれ。
◆欲しいよな。
ネットか何かやったらどうですか、思い切ってね。
エイトテックのでやれば、いいと思うんです。
とにかく、こんな夢のある社長で、
次は一体どんなものをつくって
くれるんでしょうかというのが
楽しみですね。
お土産をいただきましょう。
カフェバーおんぷのチーズケーキでございます。
セットは600円になっておりま

す。
◆すごい大きいですよね?
◆こちらは350円ですよ。
◆いただきまーす。
お店の一番人気メニューだそうです。
ほどよい酸味とチーズの風味がし
っかりしてる。
◆うまい!
◆おいしい!
◆娘さんが、
お母さんがもうそろそろ私もしんどいから、
あんたらでやってちょうだいと
言われたから言うて、娘さんはやることになったんです。
この娘さんと、
もう1人の方、
お友達が。
お母さんに聞いたら、この人らが
やりたいって言うてると、ちょっ
と話が食い違ってるんですけど、
お母さんは、昔お好み焼き屋やっ
たから、
2階におるんですけど、常連が来
たら、
昔の常連ね。
とっとっととおりて、
あの小窓から出すらしい。
ほんで、また閉めはるねん。
◆お皿1枚分しか通らないですよ
ね。
◆お母さん、まだまだ未練がある

みたいです。
出てくる。
あそこでお好み焼きを売ってる。お好み焼きだけはお母さんがね。
◆常連やったらお好み焼きも、
チーズケーキもいけるんですね。
◆そうそう。
1回行ってみてください。
「となりの人間国宝さん」、
あしたも続きます。
◆円さん、ありがとうございまし
た。
続いては、「本日のオススメ3」
です。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
関西スイーツ代表
三坂美代子(みさかみよこ)さん。
関西のスイーツショップの情報を
網羅したホームページ・「関西ス
イーツ」代表。
スイーツに関する書籍を出版し、
さらには、神戸スイーツの魅力を
発信する
お店もオープン。
そんな三坂さんのオススメは?
◆今回は、
口どけ滑らか、
ぷるるんスイーツを3つ紹介しま

す。
◆1つ目は、大阪市西区、
江戸堀に店を構えるパティスリーミィタン。
◆こちらは、
「オススメ3」でもおなじみの
藤田シェフのお店です。
こちらでお勧めするのは、
この時期にぜひ味わっていただき
たい
タンタシオンというスイーツです。
キイチゴをぜいたくに使った色鮮やかな一品です。
◆ヨーグルトで酸味を加えたキイ
チゴのムース。
その中に、白桃の果肉が入ったゼ
リーをとじ込め、
冷やし固めています。
その周りを、キイチゴのゼリーでコーティング。
◆キイチゴとヨーグルトを合わせ
たムースに
ムースの中に白桃の果肉が入った
ゼリーが閉じ
込められています。
滑らかなムースとみずみずしいゼ
リーを一緒にいただくと、一体に
なって
喉の奥にすっと溶けていきます。
キイチゴやヨーグルト、
そして、白桃もどれも酸味が特徴
です。
酸味の濃淡や、いろんなおいしさ

が溶け合って、
深みのあるスイーツに仕上がって
います。
◆絶妙な酸味がたまらない、
白桃とキイチゴのムース。
ぜひ、どうぞ。
◆続いては、兵庫県伊丹市。
昆陽東にある、パティスリーシュ
シュ。
◆今年5月で4周年を迎える
こちらのお店は、女性パティシエならではの
繊細さを感じるスイーツが
たくさん並んでいます。その中で
今回お勧めするのは、
ハイビスカスティーゼリーです。
◆下の層は、牛乳や生クリームを
ゼラチンで固めたパンナコッタ。
その上に、
優しい酸味のハイビスカスティー
ゼリーを
もりつけます。
ゼリーの間には、
ミックスベリーをトッピング。
◆下の層は
生クリームと
牛乳でつくられたミルク感たっぷ
りのパンナコッタです。
その上にハイビスカスティーの赤
いゼリーがのっています。
上のゼリーはとっても色鮮やかで

優しい酸味を感じます。
そこにパンナコッタの
濃厚かつミルキーな味わいが加わると
そのバランスは絶妙です。
女性パティシエならではの
見た目もとってもかわいい一品で
す。
◆プルプルゼリーとなめらかパン
ナコッタ。
食感の違いを楽しんでみてくださ
い。
◆3つ目は、兵庫県丹波市に店を
構える
中島大祥堂(なかじまたいしょう
どう)。
◆こちらのお店は、
兵庫県丹波市にある
築150年の古民家を再生した
趣のあるお店です。こちらでお勧めするのは、
ユズの果肉と
ピールが入った
葛餅です。
こちらは年間数トンしか収穫されない
という、希少な品種のユズ、
◆ユズの果肉入りの葛餅と、ユズジュレソースの2層仕立てに
なっています。
◆まずはカップからお皿に移すときに、
ソースがとろりと流れ出す瞬間を
目で楽しんでください。
天然の果汁がたっぷり使われた

ユズジュレソースは、
爽やかな香りがたまりません。
ユズの香りや酸味、ピールのほろ苦さ、
そして、
葛餅のぷるぷる食感、
どこをとっても、爽やかで、
これからの季節にぴったりの一品です。
◆さわやかなユズの香りや
おいしさを堪能できる、ぷるるん
スイーツ。
ぜひ、お取り寄せして
味わってみてください。
◆続いては「産地の奥さんごちそう様!」です。
石田靖さん、お願いします。
◆お願いします。
今回の食材はこちらでございます。来ました、
季節ですね。サワラでございます。
◆これからですか、サワラって。
◆はい。
岡山県、牛窓のほうで。
牛窓町でございますね。
大阪から車で2時間ちょっとでご
ざいます。
さあ、それでは、ごらんください。どうぞ~。
◆瀬戸内の穏やかな海を望む、岡山県牛窓町。
多くの映画のロケ地にもなった美
しい景色は、
「日本のエーゲ海」とも呼ばれ、
その夕景は観光客を魅了していま
す。

◆岡山県の牛窓に来ています。
ごらんください、
さすがに
水面がきらきらと輝いて、
“日本のエーゲ海”と称されるこちらですけれども、
今回の食材はサワラでございます。レギュラーですね。
春を告げるサワラ。どんな料理に出会えるんでしょう
か、行ってみましょう。
◆春を迎えた牛窓で
今、旬を迎えている食材が
魚へんに春と書くサワラ。
産卵前で栄養を蓄え、
脂ののったサワラが
続々と港に揚がっています。
今回は、今、旬のサワラを使った
アイデア料理が続々登場!
産地の奥さんならではの簡単メニューを紹介します!
まずはとれたてのサワラを求めて
漁港へ向かった石田さん。
◆いてはるか。
すいません、おはようございます。
大阪から石田と言いますが。
◆どっかで見た顔だ。◆これ、
サワラ漁って書いてますけど、
これ何ですか。◆サワラの流し網の許可証です。
◆これ、許可証ですか。
◆看板なんです。
夕方の6時からやって。
◆今から行って。
◆ようさん、漁師がおるから。

場所とりでいかりをやって、◆せっかく来たのに、今からやっ
たら、サワラはないですよね。
◆きのう、とった分なら、あるよ。それで、
刺身ができるけど。
◆いいですか。
ありがとうございます。
やっぱりサワラね。うわあ~!
◆後ろへ持っていって!
◆どこ?
これ、これ!
ぼっけぇでかい!
張ってる!
ほらあ~!
◆立派なサワラを早速、
広田さんの息子さんに
刺身にしてもらい、
試食させていただきます!
◆いただきます。
うわっ、もう幸せやなあ。
めちゃめちゃうまい!
何、この…、
脂の感じのほどいい。
こんな身ぃ、もちもち?
うまっ!
これ、
とまらんわ!
◆おかずに、これの
真子を炊いたのがあるんやけど、
食べる?◆卵?
◆卵。

◆食べる。
お昼に食べる予定やった?
きょう。
◆晩ぐらいです。
◆行った後?
◆行って、流した後ぐらいに。
我が家の…。
◆うわあ~!
これすごいよ。
◆生きがいいと、こういうふうに
なる。
◆親子の共演や。
いただきます。
おいしいわ!
これとまらんな。
◆全部、食べてもいいよ。
◆いやいや、これ、あかん、
あかん、きょうこういうコーナー
なんで、
誰か奥さんを紹介していただけれ
ば。
◆牛窓の町なかに
「福岡屋」という旅館があるので、
そこへ行ってみてください。
◆福岡屋?
岡山県牛窓なのに福岡屋?
わかりました。
ありがとうございます。
行ってきます。
◆今からサワラ漁へ向かう

広田さん親子とはここでお別れ。
紹介していただいた
福岡屋旅館へ向かいます。
◆福岡屋旅館。
こちら。
どーん!
すいませーん。広田さんのご紹介で、石田と…。
おー!挟んだ!
◆いらっしゃいませ~!
◆このタイミングで挟まる?
もう何年ですか、旅館をされて。
◆四代目です。
◆四代目?
◆四代目です。
◆4代目ですね。
◆ようさん来られてますね。
岡山牛窓。撮影もあるし、
泊まられるんですか、皆さん。
誰が泊まられました?
◆観光客さんとか…。
◆それはそうでしょう!
それは普通の。
僕の今の流れで言うと、
例えば、
テレビに出られてる方とか、
俳優さんとか、誰か…。
旅館の5代目を継いだ娘さんがつくる、
自慢のサワラ料理は?
脂の乗った生のサワラと季節の野菜が入った
産地では定番のメニュー、

サワラの酢の物です。
まずは、サワラの刺身に塩をふり
1時間ほど置いて、
酢で洗います。
こうすることで鮮度が落ちるのを防ぐんだそうで
す。
次に、砂糖、しょうゆ、酢を混ぜて
三杯酢をつくり、
そこへ先ほどのサワラと
下茹でしたアスパラガス、
ミニトマト、ワカメを入れて和えれば、
牛窓では春の定番の味、
サワラの酢の物の完成です。
◆いただきます。
おいしい~!
酸味が入ってきて、
うま~い。身が締まりますね。
やっぱりね。
これお酒が進むわあ。一番好きな食べ方は
何ですか。
生まれも育ちも牛窓でしょう?
◆お刺身が一番…。
◆元に戻った。
◆この後も、
今が旬の絶品サワラ料理が続々登
場!
今晩のメニューにいかがですか?
◆今が旬のサワラを求めて
岡山県牛窓町にやってきた石田さん。
産地の奥さんがつくる

続いてのサワラ料理は?
脂が乗ったサワラがバターと相性
抜群!
サワラと野菜のバター焼きです。
まず、焦げないように
クッキングシートを敷いたフライ
パンに
バターを乗せて、
食べやすい大きさに切ったタマネギ、ニンジン、ビーマン、
シメジなどの野菜と
サワラの切り身を乗せて、
フライパンを火にかけ
ふたをして20分ほど蒸し焼きすれば
でき上がり!
サワラのうまみが野菜に凝縮された
簡単メニュー、
サワラと野菜のバター焼き!
ゴマダレをつけて召し上がれ!
◆おいしいなあ。
バターの風味も強過ぎひんし、
刺身とは違う溶け方をしてますもんね。
うまいわ~。
◆タマネギもおいしいのよ。
◆このタマネギも。
◆新タマネギです。
◆このバターのしゅんだ…。
うん、
野菜と食ったら
また野菜の甘みと、味の広がりがありますね。
うまいっ!

ずっと気になってたんですけど、
ここ、
岡山県の牛窓ですよね?
◆そうです。
◆なぜ福岡屋という…。◆備前長船の福岡から
5代前に嫁に来たんで、
それで「福岡屋」にしております。◆初代が。
◆室町時代、
すごい栄えた町なの。
◆備前長船がね。
◆そこがね。
そこに黒田官兵衛がおられて、
黒田官兵衛が育ったの。
◆そこは、いい。
◆ちょっと、はしょる?
◆カット、カット。おしまい。
◆福岡からお嫁に来たんです。◆お嫁に来たから。
◆だから、
「福岡屋」にしましょうって。◆ありがとうございます。
◆ありがとうございます。
◆福岡屋っ!
◆よっ、
◆福岡屋っ!
◆明るい福岡屋の女将さんたちと
お別れし、
次に紹介していただいた
近所の奥さん、
柴田さんのお宅へ向かいます。
◆福岡屋さんのご紹介で、
柴田さんです。

ご自宅のほう、
こちらです。
ええ~、きれいな…。
新築ちゃうの?
めっちゃいいにおい。
新築のにおいが…。
すいませーん。
福岡屋さん…
何であくんですか。
そうか。多分、あそこから歩いて
きたのじっと見てはったんでしょ
うね。
◆見てました。
◆どうも、石田です。
よろしくお願いします。
◆よろしくお願いします。
◆新築ですか。
◆そうなんです。
◆いつ?
◆3月に。
◆えっ!
◆まだ2カ月。
すいません。
お邪魔します。
すいません、失礼します。
◆うわっ!
◆こんにちは。
◆あら~、大家族!
こんにちは。
待ってましたね。

何人でお住まいなんですか。
◆ふだんは5人なんですけど。
◆ふだんは5人で…。
◆ふだんの5人は?
◆私と主人と、娘と
おじいちゃん、おばあちゃんなん
ですけど、きょうはちょっと
病院に今、行ってて。
長男のお嫁さんと、子供なんです。それから
ここは次男の
きょう、子供だけ来ているんです。
◆1人で来たん?
◆1人で来ました。
◆笑ってるやん。
お名前を。
◆カズユキです。
◆カズユキ君。◆カズユキ君、ナイス。
いい笑顔撮れたよ。
◆にぎやかな家族の台所を守る、
柴田さんがつくるサワラ料理は?
これぞ産地ならでは!
サワラのしゃぶしゃぶ!
つくり方はいたってシンプル!
サワラの切り身を薄く切って
サワラのアラと昆布でとっただし

土鍋に注げば、
準備完了!
うまみがつまっただしでいただく
サワラのしゃぶしゃぶです!

◆半生ぐらいがいいですか。
◆そうですね、
ちょっと白くなったら…。
◆ああ、おいしいわ。
うまみがギュッと閉じ込められてるから、
周りはちゃんと、のどごしとか、
歯応えがしっかりあって。まだ早いって。
しゃぶしゃぶはぜいたくやわ。
岡山弁、知ってますよ、僕。
めっちゃ練習しましたから、
岡山弁。
10年ぐらい前に。
◆そうですね。
◆「釣りバカ日誌」で
撮影で、岡山編のときに、
僕、料理人の役で。
◆私と娘は
エキストラで出てたんです。
◆えっ、マジですか?
◆結婚式のシーンで。
◆僕が司会をするやつでしょ?
◆そうです。
◆結婚がタカシマさんと
檀れいさんで。
屋外での?
◆そうです。
◆えっ!?
◆小学生の子供と子供と一緒に親
子で出席してる親族。
◆えっ、娘さんも?

幾つのとき?
12歳です。
◆えっ!
はっきり覚えております?
◆全然、覚えてないです。
◆続いては、
岡山特産の黄色いニラを使ったア
イデア料理、
サワラと黄ニラの天ぷら。
黄ニラとは、
光を遮断した環境で栽培したニラ

シャキシャキの食感が特徴の食材。
黄ニラがなければ
ニラや青ジソなど
香りが強い野菜でもおいしくつく
れます。
この黄ニラを食べやすい大きさに
カットし
スライスしたサワラで包んで
爪ようじで固定し、
水で溶いた天ぷら粉にくぐらせて
およそ180度の油で揚げればでき上がり。
ニラの風味と相性抜群!
サワラと黄ニラの天ぷら、
塩をつけて召し上がれ!
◆ニラの香りが、
黄ニラの香りがしてるの。
ああ~、おいしい!
黄ニラの成分が

サワラの身に
ジュワ~っと入っていく。
あとやっぱり黄ニラがきいてるわ。
◆香りがすごいね。
◆黄ニラって、
そんなに
出回ってないですよねえ?
もうちょい、あちこち出してほし
いですよね。
黄ニラにサワラ、
牛窓…。
◆ぎゅっと詰まってます。
岡山が。
◆柴田さん一家とはここでお別れ。
牛窓の美しいまちを歩きながら、
次に紹介していただいた奥さん、
濱田さんのお宅へ向かいます。
◆ええっ。
お店?
おうちですよね。
すいませーん。
大阪から来た石田と申しますが、
濱田さん…。
すいません、石田と申します。
隠れた…。◆ほんまに来はった…。
◆ほんまに来ました、すいません。
これ、おうちですよね?
◆おうちです。
◆こちらはお店になるんですか。
◆お店というか、そうですね。

一間だけを
お店にさせてもらってます。
◆うわあ
かわいらしい~。
これ、グラスやら。
これ趣味で。
◆そうですね。
◆どちらのものが多いんですか。
◆いろいろ、ヨーロッパのものば
っかりですけど。
◆生まれも育ちも?
◆日本です。
◆日本?
◆はい。
◆岡山県?
◆いや、鹿児島県です。
◆えっ?
鹿児島の方が牛窓で?
◆以前は、兵庫県の西宮のほうで
やってたんです。
◆お店をですか。
◆お店をです。
◆西宮のどこですか?
◆苦楽園。
ご存じですか。
◆知ってます。
◆お店やってるときに
有名な画家さんとか、お金持ちの
方が、
自分たちは牛窓に引っ越すんだっ

て言って、
行かれて。
◆割と牛窓ブームというか、
なるほど、なるほど。
じゃあ、こちらでやってみようかということで?
◆そうです。
◆あこがれの牛窓で暮らす
濱田さんがつくるサワラ料理とは

サワラがお手軽なソースで
フランス料理に!
ニンニク香る、
サワラのソテー キノコトマトソ
ースです!
まずは、キノコトマトソースづくり!
みじん切りしたニンニクを
多めのオリーブオイルで炒めて、
焦げ目がついたら
刻みパセリと
みじん切りした
シイタケ、マッシュルームを加え
さらに炒めます。
そこへ、トマトソースと
塩、コショウを加えて、
さらに炒めれば、
あっという間にソースは完成!
次に、多めのオリーブオイルの中に
バターを入れて溶かし、
小麦粉をまぶしたサワラを
皮の方を下にして揚げ焼きして、

皮に焦げ目がついたらひっくり返し、
全体に火が通ったら
サワラのソテーは完成!
先ほどのソースを盛りつければ、
ご自宅でも簡単にできるフランス料理!
サワラのソテー キノコトマトソ
ースです!
◆いただきます。
めちゃめちゃおいしいわ…。
◆ありがとうございます。
◆皮目も
カリカリッとしてて、
中はほわっと。ソースがうまいねえ。
キノコとガーリック。
ちょっとピリッとしますね?
◆黒コショウをよくきかせたほう

サワラは割と
あんまり、淡泊なお味なので。
◆それが物すごく辛みが
アクセントになって。これね、進む。
◆よかったです。
◆続いては、濃厚なクリームがサワラの身によ
く絡む!
サワラのグラタン風です!
まずは
溶かしバターで、
タマネギのみじん切りを
きつね色になるまで炒めて、
スライスしたマッシュルーム、

刻みパセリ、
水を少し吸わせたパン粉、
白ワインを加えて
しんなりするまで炒めます。
2018/05/21(月) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝大阪・加島の羊かんを一瞬で切る機械作る社長▽旬のサワラ料理】

国宝・大阪・加島の板金工場、羊かん一瞬で切る機械から部品まで作る72歳アイデア社長▽今が旬、サワラのアイデア料理、ひと手間でフランス風

詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
未知やすえ

【レギュラーパーソナリティー】
円広志

【パネラー】
サバンナ 
石田靖 
女と男

【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)


ジャンル :
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