≫ただいまご覧いただいている映像は
日本時間の午前10時。
これから10分後に
トランプ大統領と
金正恩委員長による
初の米朝首脳会談が
行われるシンガポールの
カペラホテルの映像です。
まだ誰も現れていませんけれども
このホテルで
これから10分後に
トランプ大統領
金正恩委員長の
歴史的な会談が
行われることになります。
現在のカペラホテル
会場となるカペラホテルの
様子をご覧いただいています。
それぞれの国、そして旗が
掲げられていまして
金正恩委員長
そしてトランプ大統領が
現れるのを待っています。
すでにトランプ大統領と
金正恩委員長は
それぞれ8時過ぎごろに
それぞれが宿泊している
ホテルを出まして
すでにカペラホテルの敷地の中に
入っているという情報が
こちらにも入っています。
今ご覧いただいているのは
シャングリラホテルを出たトランプ大統領の車列の様子です。
トランプ大統領は
日本時間の9時過ぎ
シャングリラホテルを出発して
ビーストと呼ばれる大統領専用車の
2台目に乗って
カペラホテルに向かいました。
そして、金正恩委員長は
9時15分ごろに
それぞれが泊まっている
ホテルを出ました。
おはようございます。
この時間は、予定を変更してFNN報道特別番組
「米朝首脳会談SP」を
お送りしていきます。
反町キャスターと
長年、北朝鮮情勢を
取材してきました
鴨下解説委員とシンガポールから
生中継でお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
今、ご覧いただきましたけれども
反町さん、いよいよ始まりますね。
≫歴史的なサミットである
ということに
もちろん、なりますし
北朝鮮側からすれば
1世紀に一度あるかないかという
大変な大きな首脳会談という
≫会談が行われます
セントーサ島の
カペラホテル。
先ほど、北朝鮮の金正恩委員長が
黒い人民服を着て
ホテルの中には
入ろうとしています。
このあと10時から歴史的な米朝首脳会談が行われる
トランプ大統領よりもひと足先に
北朝鮮の金正恩委員長が
先ほど9時半前
カペラホテルに
到着し、姿を現しました。
宿泊先のセントレジスからは直線距離で
およそ6kmという道のり
このような専用の車に乗りまして
恒例の黒い上下の人民服を
身にまといまして金正恩委員長が
今、1人。
そして側近の方を連れて
カペラホテルに入りました。
9時50分に
カペラホテル到着という
金正恩委員長の
現在の姿です。
昨日の夜は
シンガポール観光という姿。
笑顔も見られた金正恩委員長ですが
今朝は一転、非常に表情
引き締まっています。これから世界最大級の
ディールを仕掛ける
トランプ大統領と相対する34歳。北朝鮮の金正恩委員長が
今、真剣なまなざしで
首脳会談が行われる
カペラホテルに到着した様子。
9時50分に金正恩委員長がホテルに到着いたしました。
このあと、10時から挨拶
そして
記念撮影をして
米朝首脳会談
いよいよということになります。
本日は歴史的会談の行方をお伝えするにあたって
東京のスタジオにも
ゲストをお招きしています。
三浦瑠麗さん
そして、李相哲さんです。
お二方
どうぞよろしくお願いいたします。
まず、両首脳の
これまでの動きですが
トランプ大統領が
宿泊していたのが
シャングリラホテル。
金正恩委員長が宿泊していたのが
セントレジスホテル。
両首脳とも9時過ぎに
専用の車に乗りまして
直線距離で
およそ6km離れました
シンガポールの南にあります
セントーサ島のカペラホテル。
すでに両首脳は
こちらに到着している。
このあと10時からいよいよ会談が行われる
予定となっています。
今現在は両首脳、控え室に
入っているということですが
まずは三浦さん、改めてポイントは
どこになるとお考えでしょうか。
≫トランプ大統領が
直近のツイートや発言で
期待値を
どんどん下げているんですね。
というのは、CVIDと呼ばれる完全で検証可能で
不可逆的な
核を廃棄するということが
この首脳会談では
実現できないことは
わかっているわけですね、皆さん。ただ、どのぐらいのものが
得られるのかは
我々、全然
皆目、見当もつかない。
その中間的な
落としどころがわからない中で
期待値を下げるというのは
サプライズ的に金正恩さんと
トップ会談で
何か得られるかもしれない。
あるいは、皆さんが
がっかりするような結果に
なるかもしれないんですが
その場合は、ショーとして終わるということですね。
≫李さんは?
≫昨晩、0時30分まで
調整は続いたんですね。
それから、その前の動きとして
ポンペオ国務長官が今回
CVID、非核化は
完全で検証可能で後戻りできない
非核化ではないとこれは受け入れられないと
はっきり言いました。
ですから、それがある程度
表現を和らげるのか
あるいはCVIDを
そのまま書き入れるのか
これが非常に
ポイントだと思います。
≫いよいよその会談が
スタートする
シンガポールのプレスセンターに
一度お返しします。
≫プレスセンターです。
先ほど、東京からも
お伝えしましたように
金正恩委員長が
カペラホテルに到着しました。
鴨下さん、その際に
同行が何人か見えましたけど
わかっていることを
教えていただけますか。
≫妹の金与正さん
それから
ノ・グァンチョル人民武力相
リ・ヨンホ外相といった主だった交渉に立ち会う面々が
入っていくのがわかりました。
金正恩委員長なんですが
大判のノートのようなものを
手にしていて
あとは、眼鏡も
手にしていましたね。
≫今、トランプ大統領も
カペラホテルの会場に
入ってきました。
黒い車列が見えています。
何台もの黒い車列。
そして、アメリカの国旗を従えて
大統領専用車のビースト
常に2台あるんですがホテルを出発した際は
2台目に乗っているという
情報でした。
こちらに止まりまして
今トランプ大統領も
こちらに降りてくるものと
思われます。
今、ドアが開きました。
トランプ大統領が
乗ったと思われる
大統領専用車ビーストのドアが開けられました。
トランプ大統領ですね。
いつもの赤いネクタイをして
そして
やや緊張した面持ちでしょうか。
ゆっくりと会場に
歩いていきます。
反町さん、トランプ大統領も
入りましたね。
≫見えを切っているようにも
見えますよね。
それは、金委員長の
入りのときの雰囲気に比べると
トランプ大統領は
やや余裕を感じる印象も受けます。
トランプ大統領、ここに至るまで
今日もツイッターに
自らツイートもしてますし
そこには要するに、よくも悪くも
結果はまもなくわかるんだ
というような
ツイートも出していますし
そのあと移動中とも思える
その中でも更に
首脳会談とは別のことで
ツイートもしているような。
これを余裕とみるのか
あるいは、彼の日常なのか
これは、またいろんな方に聞いてみなきゃ
わからないんですけど
今のトランプ大統領の表情いかにもカメラ目線で
ちょっと一瞥、流して
入っていくこの感じ。
ここをどう見るか
というところかもしれません。
≫一方、反町さんの
指摘もありましたが
金正恩委員長はちょっと緊張した
面持ちなんでしょうかね。
そして、鴨下さんの
指摘にもありましたように
大判のノートのようなもの
そして眼鏡を持って
入っていったんですが
直前まで資料を読んでいた
ということなんですかね。
≫その可能性もありますね。
昨日夜はシンガポール市内を
観光というか
視察して回った金委員長ですが
そのときは髪形がいつもと違って
オールバックではなくて
ややウェーブをかけたような
ちょっとラフな形だったんですが
今日は、また
改めて、いつもの髪形で
ビシッと決めて会談場に入っていきました。
≫予定でいいますと
10時からの首脳会談ですが
たった今、トランプ大統領が
会場に入ったということが
若干ちょっと遅れて
もしかしたら
始まるかもしれないですね。
公表されているものですと
10時くらいから
始まるということですが
今トランプ大統領が
会場に入ったばかりですので
時間を調整して始まるものと
思われます。
≫大体、こういう会場に入ると
それぞれ控室に入って
会談直前の最終的なチェックを
スタッフとやったうえで
相撲の土俵みたいですが
会場にそれぞれ入っていくという
感じになるんですが。
≫私たちの見られる映像は
外からの様子なので
始まったということは
もしかしたらわからない…。
≫頭撮り、会談冒頭の
ファーストコンタクトですよね。
そこはライブ映像がくると
強く期待しているんですが
何か鴨下さん聞いてますか?
≫聞いてないんですけど
恐らく、この会場のところに
どちらが先に出てくるか
わかりませんが
ほぼ同時のような
タイミングで両者が出てきて
カメラの前に姿を
初めて見せるということに
なろうかと思います。
まさに歴史的な世紀の一瞬が
まもなく。
≫改めてなんですが
歴史的な会談を前に
お二人、この会談のポイントを
教えていただきたいんですけど
それぞれフリップに
書いてもらいました。
反町さんから教えてください。
≫僕は、こう見ています。
政治ショーに向けた本気度。
あくまでも政治ショーというのは
よくも悪くもという
意味なんですけれども
こういう場に
臨んでという意味では
両首脳ともに
自分のアピールというものも
当然あるし
政治的な実績に向けての
勝負でもあるので、よくも悪くも
政治ショーです。
その政治ショーに向けた
本気度が問われていると。
それが要するに先ほどスタジオでも
展開していたように
本当にショーで終わるのか
中身があるものになるのかを
今回の首脳会談で
じっくり見させてもらいたいと
思っています。
≫鴨下さん、お願いします。
≫私は、初アメリカ初トランプ体験。
北朝鮮にとっての
見方なんですけれども
初めて金正恩委員長が
大国アメリカと
向き合うということで
どれだけ自らを対等な関係として
世界に示すことができるのか。
その出方に注目しています。
ただ、やはり
これまで北朝鮮にとっては
敵国として
対峙してきた国ですので
そこに内心は、金正恩委員長も
非常に警戒して
緊張もしているだろう
というところで
初めての対面
非常に注目しています。
≫今、左右から
トランプ大統領と金正恩委員長が
出てきました。
そして固い握手を交わし
トランプ大統領は
少し金委員長の腕を触りました。
言葉を交わしています。
そして、お互い軽く
うなずきあって正面を向きました。
終始、トランプ大統領がリードしているように見えます。
そして、金正恩委員長にも
笑顔が見えました。
そして
画面左へと進んでいきます。
≫気を使った演出ですよね。
普通、どちらが迎えてどちらがアプローチするのか
そこから、すでに戦いが
始まってるわけじゃないですか。
今、ほぼ同時に入ってきて
お互い正面から見つめ合いながら
2人が正面から
同時に握手手を出し始めたという。
ここにも何か気づかいというか
配慮というか
誰が迎えるんだというところで
気を使っている部分があると思います。
≫正面の旗の前からは
2人、姿を
消したんですけど
建物の陰の部分で
2人で、通訳を交えてだと
思うんですが
談笑しているように見えました。
そしてトランプ大統領の腕を
金正恩委員長が触るというような
ところも見えました。
正面の旗の前からは
姿を消したところで…。
とてもにこやかに笑っていました。そして金正恩委員長の背中を
押すような形でトランプ大統領がこちらですよと
言ったんでしょうか。
会場のほうに歩いていきました。
気を使った演出でしたね。
≫握手の瞬間というのは
比較的、お互い距離を詰めて
ひじを曲げて
ゆったりとした握手の仕方を
してたじゃないですか。
僕は握手でいうと
一番思い出すのは
小泉元総理と金正日総書記の
日朝首脳会談のときの握手ですが
両者、小泉さんは
特に手を伸ばして
強く握って相手の目を見て
両手で握るなと。
頭を下げるなと
こういう方針で握手に臨んだんですけど
今回はそういう形では
全くないですね。
非常にやわらかな演出。
お互い、目を見つめながら
日本的にいうと
ようこそ来てくださいましたと
頭を下げるような演出もなく
手と手を握りながら
やわらかな雰囲気を
醸し出す。トランプ流の流れかもしれませんが
金委員長も
押される雰囲気は出さない形で
お互い同時にアプローチして
お互いやわらかく手を握って
よくできてますね。
≫鴨下さん、10秒近く
2人とも手を握って
握手を交わしていたように
見えたんですが鴨下さんは
どう見ましたか?
≫やはり、北朝鮮にとっては
同時に出てきて
ほぼ同時に手を差し伸べて
同時に握手をする。
これが、まさに対等であることを
示すポイントだと思うんです。
その点については
金正恩委員長も
最初から意識をして
そういった形になるように
この場を演出したんだと思います。ただ、幾分やはり表情は固くて
この前の南北首脳会談のときのような
リラックスしたような
満面の笑みといったようなものは
見られませんでした。
≫トランプ大統領のほうがやはりこういった場面に
慣れているのか
トランプ大統領のほうから
金委員長に
あちらにカメラがあるよと
カメラを見るように
促したというようなところも
見られましたね。
そして、金委員長はカメラのほうに向いた瞬間は
笑顔がなく、トランプ大統領が
何か語りかけて、ようやく笑みが見られたという形ですが
この点はどうでしょうか?
反町さん。
≫やわらかい感じを
作ろうとしている
努力というか
お互いの気持ちが出ているような
気がしますよね。
あとは、この流れの中で
会談の場所に入っていると
思うんですが
最初は通訳だけを交えての
2人の会談のはずなんです。
≫米朝首脳会談は
始まっているという情報が
入ってきました。
先ほど、握手を交わした2人が
部屋の中に入って椅子に座って
話をしている。米朝首脳会談
最初は1対1の会談を
始めているという情報が
入ってきました。
1対1、首脳同士
そして、通訳だけが入った
1対1の会談が
しばらく続くということです。
≫間違いなく素晴らしい関係を築けると思います。
≫私たちの足を引っ張る
過去がありますけれども私たちの目と耳を
塞ぐようなことが
ありましたけれども
今日、ここまできました。
≫過去の障壁を乗り越え
今日、ここまできました。
皆さんどうもありがとうございます。
≫ありがとうございます。
≫今、2人の肉声をお聞きいただいたんですが
もう一度繰り返します。
トランプ大統領は
素晴らしい協議ができましたと
間違いなく、素晴らしい関係を
築けると思いますと
話をしました。
そして、金委員長は
足を引っ張った過去が
あったけれども
目と耳を塞ぐ過去もありましたが
今日、ここまできたと。
過去の障壁を乗り越えて
ここまできたというように
答えています。
それぞれ同時通訳で
お聞きいただきました。
≫金正恩委員長は
朝鮮語で話していましたね。
今、おっしゃった以外に
ここまでくるのは
簡単な道ではなかった。
そういった発言もありました。
≫歴史的な会談であるという
意義をお互い強調している。
特に金正恩委員長は
特に強調した冒頭の発言になったと思うんですね。
これは2人の会談
予定上は1時間弱
45分くらいの予定だと
思うんですが
通訳を交えていると
実際にしゃべる内容は
半分22~23分。
そうしたら
トランプ大統領の
実質の発言時間は
10分くらいになりますよね。
両首脳それぞれ10分ぐらいしか話さないで
さしの会談を
事実上終わらせるという
スケジュールが
事前に組まれているということ。
これをどう見るかという
話なんです。
そういう意味で言うと
冒頭事前に言われていた
2人で詰めなきゃいけないことが
たくさんあってこれは大変だということがあれば
さしの部分を広げると思うんです。それを45分
それぞれの首脳がしゃべる時間を10分に抑えたスケジュールに
なっているということは
もうほぼほぼ、この場面はまとまっているものの
確認になるという見
方も出ています。
そうすると今の雰囲気
意味を強調している部分も含めて
時間も45分ということを見ると
順調に進むという見方もあると。
ただ、最終的に確認するところで
それは違うということになると
時間が延長されるという。
スケジュールどおりに
進むかどうかは
大きなポイントになると思います。
≫ここで東京のスタジオにいる
三浦瑠麗さんに
お伺いしたいと思いますが
三浦さん
ここまでのトランプ大統領
そして金正恩委員長の握手から
その発言まで
どういうふうに
ご覧になりましたか?
≫トランプさんは実際に金正恩さんに
これからの
妥協を引き出すためにも
やはり緊張をほぐそうと
しているように見えましたし
実際に首脳としても
超大国の首脳でありかつ経験を積んだ大統領ですので
1年強の政権の
効果を生かして
自分が主導権を取るぞと
見えました。
このあと、なんの成果が
得られるかについては
正直、表情としては
自信満々な顔をしてますけど
やはり、私たちとしては
本当にこのトップ会談で
何かサプライズな合意が
できるのかということについては
ちょっと
皆目見当がつかないところですね。
≫李さんも、この様子を
ご覧いただいたと思うんですが
金正恩委員長の様子は
どうでしょうか?
≫少し
緊張している感じがしますね。
最初はほとんど笑顔がなかった。
それから、トランプ大統領が一方的にしゃべっている
というような感じですね。
それと、今回の握手は
普通の握手に見えるんですが
米朝は1953年以来
65年間、敵視してきた
敵国同士が
握手したということは
本当に歴史に残る大きな
場面だったと僕は見ました。
≫李さん、反町です。
先ほどの冒頭、頭撮りにおける
金委員長の発言これまで幾多の障害があった。
邪魔をするようなものがあった
足を引っ張るようなものがあった
という部分。
ちょっとほぐしていただけませんか?
どういう意味で金委員長
発言されたと思いますか。
≫その中で、朝鮮語で
私、聞いたんですが
耳を塞いだりとかって
言ってるんです。
つまり、自分のところに直接
正確にアメリカとの関係が
つながってこなかった。
だから、そういう障害を
乗り越えて
僕はここに来たんだということを
言ったと思うんですね。
ですからそういうことを全部自分は
理解したうえで
今回、出てきたので
全体の構造はわかっているという
そういう意味じゃ
ないんでしょうかね。
≫その意味でいうと例えば今日のポイントになる
いわゆる核廃棄の問題だとか
もろもろの高い障害に至るもの。
それはこれまでの
歴史的な障害に比べれば
目の前の課題は
小さいものであるという
意味にも聞こえてくるんですが
いかがですか?
≫ただ、今、会談の時間を
確認できてないんですが
そもそも2時間やるつもり
だったんですね。
それが45分になるということは
2つの可能性があって
これは
調整がついたんだということと
あるいは、調整がつかないまま
45分内で
確認だけすると。
そういうことだと思うんですが
非核化に関しては
いまだに隔たりは
大きくて
その次に、非核化をめぐって
どうやって、いつまでにやるのか。
それから検証をどうするのか。
それから、どういう条件を
足すのかということが
本当に、全部折り合ったのか
そこがまだわからないですね。
ですから
非常に困難な会談であることは
間違いないです。
≫そうすると、李さん
今のお話だと
今回の首脳会談は
合意に至るのではなくて
いわゆる相違点の確認
今後の課題の確認に
終わる可能性もあるという意味で
おっしゃっているわけですね。
≫共同文書、声明めいたものは
出る可能性はあると思います。
ただ、その中にCVIDをどういうふうに書き入れるか。
それからロードマップ
時間表を入れるのか。
それから検証方法。アメリカが
常に、ずっと求めている
任意でどこでも
見れるようなことを
約束してほしいと。
それから朝鮮戦争終結を訴える文言が
入るのか。
これを、表現をやわらげて
原則合意をして、課題を残して
次の会談へとつなぐという程度で
まとまるのかなというふうには
みられます。
≫三浦さん、今の李さんの
流れの読み、想定は
どんなふうに
お感じになりますか?
≫CVIDという言葉を入れても
CVIDは
実現はしないので
言葉を入れることに対して
北朝鮮側は
別に反発はないと思うんですね。
なので、言葉は入れる。
それがトランプさんの
政治的な得点になるのは
そうなんですね。
李さんがおっしゃったように
検証過程に関しては
日本では
よくIAEAの査察ということが
いわれますけれども
IAEAの査察を
サボタージュすることは
極めて容易なんです。
やはり自衛隊関係者なども
よく言うことですが
米英のように
実際に核兵器を持ち
製造しているような国の
軍の核の技術者たちが
検証し、しかも
どこにあるものでも
見られるような
状況というものを作っていく。
それが担保されないと
CVIDとはいえないと
思うんです。
それがリビア方式では
とられたということなんですが
そういうことを考え合わせるとCVIDという言葉を
入れることは
本当のCVIDを担保しない。
だからこそ
そういった声明文には
到達すると思うんですが
ここで私が
注目しているのは
実際に60発程度
最大限あるとみられている
核弾頭の一部を
北朝鮮が
とりあえずかなり早期の段階
例えば、中間選挙の前までの
段階に、どこかに移送したり
申告したりという形で
廃棄に持っていくことがあれば
アメリカにとって
非常に大きな勝利になりますよね。
ですので、これも
CVIDではないんですが
そのような妥協があれば
大方のアメリカのメディアの
見方を少し覆すような
トランプさんの得点になるんだろうと思います。
≫三浦さん、今のお話だと
トランプ大統領今回の首脳会談において
北朝鮮側からとれるものは
核廃棄ではなくて
軍縮ですよね。
アメリカ世論が
それを許すのかという
こういうお話をされてる。
≫基本的には
核保有国同士になって
かなりの分、核抑止がきくように
北朝鮮もなってきた
というところで
正直、トランプさんに会えるところまで
たどり着いたので
会うからには
これから一番考えられる
とられる手段というのは
いわゆる軍備解除
あるいは一部の核兵器を
削減したりするような形なので
核を完全になくすという見込みを持っている識者は
アメリカにもほとんどいませんね。
≫改めて10時6分ごろから会談が始まっているという
情報が入ってきたんですが
先ほどの発言を
もう一度振り返ってみましょう。
トランプ大統領は
素晴らしい関係を
築くことができると。
素晴らしい協議ができました。
間違いなく素晴らしい関係を築けると思うと
こういう発言をしました。
一方の金正恩委員長は
足を引っ張る過去、そして
目と耳を塞ぐ
過去もあったけれども
ここまできました。過去の障壁を乗り越え
ここまできたという
発言をしました。
そして、新しい情報が
入ってきまして
この米朝首脳会談の
代表取材団としまして
アメリカ、北朝鮮それぞれから
7人の取材団が
会場に入っているということです。
ということは会談の中身の映像だとか
内容も、後ほど出てくる
ということでしょうか。
鴨下さん、どうでしょうか。
2人、こういった発言を
してるんですけど
今スタジオからは
なかなか厳しい
指摘もありましたが
見通しとしては。
≫先ほどからありました
非核化の問題でいうと
やはり、不可逆的元に戻れないというところを
どう担保するか。
この部分を北朝鮮側は
非常に抵抗していますし
期限を設ける
廃棄をいつまでにやるか。
例えばトランプさんの任期いっぱいの
2020年
それから北朝鮮にとっては5か年計画が終わる
節目の年なんですが
この2020年までに
核を廃棄する。
そういった期限が明記できるか。
この辺りは
実務者協議の中で
どの程度詰まったかというのは
我々、まだわかっていませんので
それがトップ会談で
どこまで詰められるのか
注目されるところだと思います。
≫行程表ですよね。
具体的な行程表
今後のスケジュールを
どれくらい出せるのか。
方向性の確認だけではなくて
美しい話だけではなくて
中身のある話をどこまで出せるのか。そこが
仮に出るとしても
先ほど三浦さんが言われたように
核廃棄ではなくて
軍備管理で終わったときに
どう受け止めたらいいのか。
これでいいんですかというのも
出てくるかもしれない。
こういう会談だと思います。
≫そうなってくると
この会談
何をもって
成功した、失敗だった。
ここの辺りが
なかなか難しくなってくると
思いますが、その点は、反町さん
いかがですか?
≫今日の部分における
結論というよりも
今後の展開、行程表
タイムスケジュール
時間的なスケジューリングは
どのくらい具体的に
出てくるのかという
ここの部分だと思います。大体
日本の政治でもそうなんですけど
やることはやるといったときに
いつまでにやる、何をやる
どこまでやる、いつまでやるが具体化されませんと
評価されません。
それと同じことが今ここで
問われているんだと思います。
≫会談の冒頭の様子を先ほどから
見ていただいていますが
改めて、発言も含めて
ご覧いただきます。
≫双方が右左から、それぞれ
等間隔で歩いてきて
正面に立って
12秒間、固い握手を交わした。
今の発言にあったわけですよね。改めてどう見ますか?
≫ここのところ、鴨下さんに
聞きたいんですが
両者がアプローチして
握手するまではいいんですが
事前に我々の間でも
議論になったのが
身長差が
トランプ大統領は190。
金委員長が170くらい…。
≫167くらいです。
≫24cm身長差が
あるにもかかわらず
今の身長差を
どう見るのか。24cmよりももうちょっと
短めに見えるんですが。
≫金委員長は決して顔を上げて
見てないですよね
トランプさんを。
やはり正面を見て
しっかり
向き合ってはいるんですけど
仰ぎ見てはいない。
その部分で対等感を
出しているんだと思います。
≫今回のトランプ大統領は
会って1分で
本気度がわかると
1分にかけているんだ
という発言も
していたわけですが
そういう意味でも
冒頭の、出会って
そして握手を
交わすシーンというのは
かなり念入りに
演出されている部分だと
思うんですけど
今の身長差、顔を上げない。
こういったところも
やはり綿密に計算されたこと
だったんでしょうか、鴨下さん。
≫北朝鮮側は、その場面を
相当程度
予想をして、どういった形でどう振る舞うかは
徹底的に研究して
この場に臨んでいると思います。
≫今の意味でいうと
会うところとか
会い方っていうのは
それは印象操作の部分ですよ。メディアにどう撮られて
どう放送されて、どう世界に
伝わるのかという部分。
それと、トランプ大統領は
頭の1分でわかるといったのは
実際、全部いなくなって
通訳だけでさしの会談になったときの
頭の1分で
今日ここに何をしに来たんだ
という話になったときに
彼が最初に金委員長に
何を言うかでわかると。
メディアがはけたあとの
≫現在も米朝首脳会談
今は1対1、通訳を交えて
ひざを突き合わせての両首脳の
話し合いが続いています。
会談の冒頭
トランプ大統領に続いて
発言した金正恩委員長は
ここまでは
簡単な道のりではなかったと
述べました。そのうえで過去の障害を乗り越えて
今日、ここまできたと話しました。
トランプ大統領は会談冒頭の写真撮影で
会談は大変な成功となるだろう。
この先素晴らしい関係を築くことに
疑いはないと述べました。
午前10時6分ぐらいからですかね。1対1の会談が
すでにスタートしているという
状況ですが
東京のスタジオには
三浦さん、李相哲さんを
お迎えしています。
改めてよろしくお願いいたします。
三浦さん、昨日は実務者協議を
最後の最後までやって
そしてポンペオ国務長官
非核化については急速に進展している
そんな発言もありましたが
改めて今日、どこをすり合わせて
確認とみますか?
≫非核化のプロセスについて
仮に軍備管理ができるのであれば
何をどのぐらい減らすのか。モラトリアム
実験は今後しないことの
確証といったものを
詰めていくということは
あるでしょうし
あるいは
本当に野心的なプランとして
核弾頭を一部廃棄する
それをアメリカに
任せるということがあれば
それは、その手はずというものが大事になってきますよね。
ただ、もっと長期的な
2020年以降みたいな。
例えば、一部報道によれば
10年かかるみたいな
専門家の見立ても
出ているわけで
本当にまじめにやったとしても
10年かかるのであればその10年間の
ロードマップみたいなものを
いくつか書いていくというふうな
作業になりますよね。
ポンペオさんはどちらかというと北朝鮮に
気に入られていまして
割と政権内では
融和的な姿勢をとっています。
ですから北朝鮮の論理というものに
はまってはいないかというのが
若干の不安材料でありますね。
≫非核化するはするけど
その時期はいつなのか。
そして、核を
どこまでなくしていくのか
段階的にしていくのか
見返りをどこまで求めていくのか
これも含めて。
≫それに加えて
アメリカからもなんらかの
譲歩があるときに
それがアメリカが何を
提供するのかということなんです。
つまり、今日、この場で
結ばれることはないですけど
例えば相互不可侵、あるいは
平和条約を結ぶだけではなくて
何か、別の米軍の体制を
少し変えていくとか
在韓米軍を
少し減らすということを
アメリカが
仮に提供するのであれば
それはまた大きな変化ですから。
我々は、北朝鮮だけが
なんらかの行動をする
という前提で
動いてますけれども
もしかしたらアメリカからは
経済援助ではなくて
安全保障上のなんらかの妥協が出てくるのか
というところが
気になるとこですね。
≫それでは、改めまして
会談の冒頭の映像を
振り返ります。
≫10時6分から始まりました米朝首脳会談
今は1対1の会談となっています。
現在も会談は続いているわけですが
トランプ大統領、金委員長両首脳
これまでの発言をまとめています。海老原さん。
≫改めてですが
まず最初、冒頭に
トランプ大統領が
とてもよい気分だ。
よい会談ができそうだ。
成功するでしょう。
我々は素晴らしい関係を
築けると思いますと
話したのに対しまして
金正恩委員長は
私たちの足を引っ張る過去は
ありましたけれども
今日、ここまでやっと
くることができましたと
話していました。
≫李さん、金委員長の足を引っ張る過去は
あったけれども。
認めたうえでトランプ大統領と
今日は相対している。
そんな1日になっています。
≫米朝ともに
今回の会談は最後のチャンスとして
成功させたいんです。
しかし、何をもって
成功かということです。
今、CVIDに関しては
なんらかの合意には
達するはずなんだけど
時間表、ロードマップを
いつまでするのか。
それから、検証どうするのか。
昨日のポンペオさんの記者会見で
一番、強調したのは
検証可能な「V」なんですね。
ですから
これを、なぜ強調するかというと
過去、1992年に南北の間では
CVIDに似たような
合意があったんです。
しかし、そこで2か月後に
検証をどうするかという
委員会が開かれて
双方が、あまりにも
隔たりが大きいことがわかって
そこでも物別れになった。
ですので今回も
仮にそういう約束をしたとしても
査察の段階で、これは軍事施設これはだめだということになれば
全てが水の泡になるので
その検証方法に関しては必ず約束を
取り付けないと
今回の階段は意味がないですね。
≫三浦さんからも
先ほど国際原子力機関の
査察というものを
果たしてどこまで受け入れるのか。
それこそ、持っている核の数は
かなり莫大、大量なものも
あるという意味で
改めて言葉の重要性というものが
浮き彫りになってきた。
≫完全で、というのは一部廃棄ではなくて
あるもの全て、ひょっとしたら
個数がわからないので
隠してるかもしれないという
前提で
どこでも見なければ。
立ち入ることができなければ
だめだし
Vの検証可能かつ
というところ。
先ほど申し上げたようにIAEAでは
不十分だというふうに
米国は考えますし
実際上そうであろうと。
特に、IAEAの査察に関しては
91年に冷戦が
終結するぞという見通しが立ってアメリカが全世界中から
核ミサイルを撤去したときに
朝鮮半島から
核ミサイルだけじゃなくて
核爆弾
つまり、爆撃機で落とすような
核爆弾も含めて
完全撤去を急いだんです。
それは、なぜ
そんなことをしたかというと
北朝鮮に、その当時お父さんのほうの
ブッシュ大統領が
IAEAの査察を受け入れるように
促すためだったんです。
それが先ほど
李さんのおっしゃるような
検証はやはり
難しいという状況に
落ち込んでしまった。
その理由は
北朝鮮が孤独を深める中で
やっぱり核兵器は手放せないと。
そうすると
やはり、Vのところ。
つまり、検証するところで北朝鮮は止まるんだろうと
思われるんですが
今回、お題になっているのが
それこそ
最大限60発といわれるような
核弾頭を本当に
全て廃棄するんだとすれば
そこでいろいろ
サボタージュはすると思うんです。
だけれども
一部しか減らさないのだという
考えからすれば
一部に関しては完全に検証可能な形で
廃棄しましたねということは
可能なので
今まで、物事が90年代は
ずっと詰まってきました。0年代も詰まってきて
今、2018年というときに
ここまでスムーズに
会談が進んでいるのは
正直、北朝鮮が
核保有を完成したからなんですね。完成した以上は
じゃあ、本当にCVIDが担保されるような
形で、廃棄に応じるかというと
あり得ないというのが大方の見方ですよね。
≫そして、併せて今、1対1
通訳を交えての
会談ということですが
このあと予定では11時ごろから
拡大での会合。
ここにはアメリカ側からは
ボルトン大統領補佐官など
複数人の側近たちも合わせて会談を行っていく。
非常にタカ派、強硬派と
いわれる人物が会談に入ることで
李さん、北朝鮮としては
どういう
受け止め方をするんでしょうか。
≫ボルトンさんが入ったということは
北朝鮮にとって
非常に手ごわいと思います。
今までの経緯を
アメリカのホワイトハウスで
一番よく知っているのは
ジョン・ボルトンさんなんです。
しかし、北朝鮮は
今、話にあったように
今、持ってる核に関しては
手放すつもりはないんです。
今、核を作れる能力
それから施設、物質
それは出してもいいと。
しかし、持っているすでに作ったものに関しては
軍縮会談みたいな方法で
少しずつ減らしながら
段階的にやりましょうと。
これに関して、アメリカは
同意しないはずなんですね。
そこで、CVIDの証拠として
まずは核弾頭、ICBMの一部を
≫シンガポールのプレスセンターから
生中継でお伝えをしています。
こちらですが
先ほど、私たち
10時過ぎにトランプ大統領と
金正恩委員長が
双方から歩いてきて
握手をした瞬間に
トランプ大統領から
口を開いたのかと思ったんですが
実は、よく見てみると金正恩委員長が
手を差し伸べながら
歩きながら
こんなふうに英語で
しゃべったという情報が
入ってきました。
金正恩委員長ナイストゥーミートゥーユー。
ミスタープレジデント。
大統領、お会いできてうれしいですと
金正恩委員長のほうから
口を開いたと。
そして、更にアイムハッピー
トゥービーヒアー
ここに来られてうれしいんですと
こういうことをトランプ大統領に
話しかけたと。
それに応えてトランプ大統領も
そこは聞き取れていないんですが
金正恩委員長に対して
何かを語りかけたという
段取りだったそうですけど
いかがでしょうか。
≫金委員長は幼少期にスイスの
公立学校に留学しています。
そこで英語ですとか
海外での立ち居振る舞い
というものについて
身に着いていると思いますので
今回、アメリカの大統領と直接、対面するということで
英語で挨拶をしようという
考えがあったんじゃないでしょうか。
≫今、同時通訳2人を交えて
ワンバイワンでやってるわけですけど
実は、金正恩委員長は英語は
かなり話すとみていいんですね。
≫どの程度
交渉事に至るような英語を
ネイティブで話せるかどうか
というところまでは
ちょっとわかりませんけれども
ある程度相手の言っていることを
理解したり
簡単な日常会話的なことは可能な可能性が
高いんじゃないかと思います。
≫反町さん、いかがでしょう。
金正恩委員長のほうから
歩きながら手を差し伸べていったという情報ですが。
≫対等性の演出だと思います。
とある北朝鮮との
交渉に関係してる方から
聞いた話ですが
これは戦勝国と敗戦国の
会談じゃないと
いうわけです。
これは、勝った負けたがあった
前提の会談ではなくて
対等なお互い核保有同士の
会談なんだから、対等に会い
対等に議論をし
対等に譲歩をするんだ。
そういう会談である以上
その場に臨む金委員長は
アメリカのトランプ大統領と
対等に渡り合う対等な演出を
するんだと。
その前提に立ったときに
英語で冒頭
しゃべるということは
自分のほうから
トランプ大統領に対して
自分としても対等性を
アピールすると。
そういう演出の一環だとみるのが
一番いいのではないかという
気がします。
≫10時6分ごろから
始まっている米朝首脳会談
現在も続いています。
これまでの動きをまとめました。
≫動きが
少し慌ただしくなってきました。
今、ドアが開きました。
≫シンガポールのプレスセンターから
生中継でお伝えしています。
米朝首脳会談が現在も続いているんですが
ホワイトハウスから
最新情報が入ってきました。
まもなく
1対1で会談を続けていた
両首脳が出てくるのではないか
ということです。
そして、このあとにあります
拡大会談の場所に
2人で移動するのではないかと
ホワイトハウスからの
最新情報が入ってきました。
10時6分から
始まっていますので
もう間もなく予定の45分間に
達しますので、もしかしたら
この中継をお伝えしている間に
2人が出てくることも
考えられます。
こちらには
米朝首脳会談について
解説してもらいます
藤田ワシントン支局長と
渡辺ソウル支局長も呼んでいます。よろしくお願いいたします。
≫まずお二人に今回の首脳会談に向けた
両首脳の狙いを
伺いたいと思います。
藤田支局長、どうですか?
≫ずばり、歴史に名を刻む。
こちらがトランプ大統領が
今、心に思っていることだと
思うんです。
会談を前に、今朝早く
トランプ大統領は
ツイッターを更新しました。
事前の協議は関係ない。
本物の会談となるか
まもなくわかる。
何かが起こるだろう。
自らを交渉の達人と呼ぶ
トランプ大統領は
自分ならば、金正恩委員長から
完全な非核化を
引き出せると
自信をのぞかせています。
トランプ氏は今回の会談を
平和のミッションと
述べているんですが
まずは、自国の利益
そして、それによって
自らの政治的立場を
強化するために
会談に臨むものと思われます。
≫現在の様子を
ご覧いただいています。
2人でそろって歩いています。
そして、何か熱心に話しながら金委員長は手を上げ
身振り手振りをしながら
トランプ大統領に
話しかけています。
そして、トランプ大統領も何かを指さしたりする
様子もあります。
プレスのほうに向かって手を上げて2人で出てきた様子を
プレスに捉えさせています。
金委員長、笑顔が見えました。
大きな笑顔です。
始まっておよそ44分で1対1の会談を終えまして
これから拡大会談に
向かう様子ですが
おおむね
2人とも笑顔が見えていますね。
反町さん、どのように
ご覧になりましたか。
≫今、記者団とひと言ふた言
やり取りがありましたよね。
隣で金委員長も手を上げてたけど。
あそこの内容を早く知りたい。どうだったんですか?という
クイッククエスチョン。
短いやり取りが
あった感じですよね。
あそこの印象、何を言ってるか。予定通り
45分内外で済んでいるので
スケジュールどおりというと
問題は、どこまで詰めた内容を
発表するのか。ないしは、今後に期待を持たせる
含みを持たせる内容に
とどめた形の
今回の決着なのかという
そういう内容に
なるのかもしれません。
≫そしてソウル支局長の渡辺さん。おおむね
良好な関係性なのではないかと
ここからはみれるんですが
どうみましたか?
会った当初よりも金委員長の表情も
和らいだように見えます。
南北首脳会談のときに見せた
弾ける笑顔が
そういったものが見えたのかなと思います。
≫つまり、どういうことですか?
≫最初は緊張していたと
思うんですが
会談の中身がどのようなものか
わかりませんが
金委員長にとっても
多少リラックスできるまで
2人が打ち解けた可能性も
あるのではないかと思います。
≫そして、先ほどから
対等を演出するという話が
こちらでも出ていますが、お互い
並んで、一歩も
後れを取らないような形に
見えるんですけど、どう見ます?
≫渡辺さん
先ほどの話も聞いてないんですが
首脳会談に臨む金委員長の狙いを
フリップ
用意していただいたんですが。
≫韓国の政府の狙いという
それをフリップを書いたんですが文在寅大統領も
今回の会談の様子を
テレビで閣僚と一緒に見ていて
10時からの握手なんかも
多くの閣僚と一緒に見て非常に笑顔を見せた
ということなんですね。
非常に韓国では朝鮮半島に平和がもたらされるのでは
ないかという
期待感がかなり高まっております。
2018/06/12(火) 09:50〜11:25
関西テレビ1
FNN米朝会談SP[字]
運命のトランプ大統領・金正恩委員長による米朝首脳会談が始まる。現地では島田・反町キャスターらが総力取材、最新情報を余すところなく伝える。
ジャンル :
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