2018/06/12(火) 13:00〜15:53 ニュース「米朝首脳会談関連」[字]

100%提起するというふうに答えています。
そして先の日米首脳会談でも
拉致問題の解決は日本にとって
大前提なんだと、そしてそれが
解決すれば、日朝関係が劇的に
変化するんだという認識を両国で
共有したわけです。
そしてトランプ大統領が今回、
提起をしたあと最終的には日朝で
話し合わなければならないという
認識を安倍総理はすでに表明を
しております。
ただ北朝鮮、拉致問題は解決済み
だという立場を取っていますので

今後も日本と北朝鮮の間には
激しいつばぜり合いが展開する
ものとみられますが、
有力な最終的なカードというのは
経済だと思います。
先ほどから随時シンガポールから
の中継映像をお伝えしています。
生中継の映像でお伝えしています
ので少し映像が乱れるようなこと
もあります。ご了承ください。
シンガポールの
取材陣から入ってくる映像が
続々と入っていますがたびたび
こうして映像が乱れることもあり

ます。
ご了承ください。最新の動きを

なるべく入りしだいお伝えをして
います。
拉致問題についての話を進めて
いきたいと思います。塚本さん、
北朝鮮としてはなかなか、さまざまな働きかけをしても
拉致問題に対して
こちらが求める回答がないということが続いてきましたよね。
拉致問題を巡っては、
2014年5月に、今から4年前
ですが日朝の政府間協議によって
ストックホルム合意というのが
成立し、北朝鮮側が

特別調査委員会というのを
設けました。そこで
被害者を捜すということを
北朝鮮側は約束しましたが
その調査結果について報告が全く
なされないまま終わっている
わけです。
とりわけ北朝鮮がこの
2、3年ですね、
核とミサイルの開発に集中して
いて
外交は放置していた状況でした
ので
日本との関係が進む余地は
なかなかなかったわけですが
今回このように米朝が動きだし
ましたので北朝鮮がその先に日朝
を動かすという選択肢も、頭の

選択肢の1つには入れてると思い
ます。しかし北朝鮮と
しては、
今、北朝鮮の国営メディアで伝え
られるのは拉致問題は解決済みだ
という原則的な立場を繰り返して
いるのみですので
今回の会談でそのトランプ大統領
の提起に対して、
キム委員長がどのような反応を
示したかというのは、ちょっと
まだ予測は難しい、
予測困難かなと思います。
先ほどからシンガポールの
首脳会談の会場である
カペラホテルの中の
映像をお伝えしています。
先ほどから取材陣、
カメラマンたちが
何らかの場所に
案内をされているという情報が
手元に入ってきました。
何らか、会談の会場のホテルの中で特定の場所に案内を
されている。
合意文書のサインを、署名する
ところですね。
署名式の会場ですね。
テーブルといすが2つ用意して
あります。
後ろに両国の国旗、

並んでいます。その前に
いすが2つ置かれています。
ここで何らかの合意文書に署名
するものとみられます。先ほど
から取材陣が
案内をされていました。その場所
がここです。合意文書を署名する
会場とみられます。
まだ会場の準備が進んでいる途中
のようです。
米朝双方の関係者の姿も
見えていますが、
会場のセッティングですとか
取材陣への説明も行われている
様子です。そしてケリー大統領首席補佐官でしょうか。
ボルトン補佐官の姿も見えます。
アメリカの主要な高官の姿も
見えています。
この会場で米朝双方、
何らかの合意文書に署名する
可能性があります。先ほど
トランプ大統領、記者団に対し
何らかの合意文書に署名する考え
を明らかにしていました。ただ
それが一体何に関するものなのか、どういう形式で行われるのかに
ついては、まだ詳しい情報は
入っていなかったんですが今、
最新の映像で見ますと
カペラホテルの中にある
会議スペースのような場所

でしょうか、一室に設けられた
署名式の会場が
できているようです。この場所で
何らかの合意文書に署名し
発表するということに
なりそうです。
先ほどから少し映像が粗いものに
なっていますがこれは
ご了承ください。カメラマン、
取材陣がこうして双方の関係者
から案内されてここに来るように
という指示を受けています。
会場内の準備、そして記者団の
取材の態勢などが整えられている
ところとみられます。ですので
多少映像が乱れますが
ご了承ください。
ここで何らかの合意文書が
署名される可能性があります。石井さん、これは
ここの2つ用意されたいすに
両首脳が座って。
普通に考えるとそうですね。
その様子を報道陣をここに入れているということは、その様子を
そのまま撮影をさせようという
ことなんだと思います。
それだけ成果として
アピールしたいと
そういう意図もあるのだと
思います。
報道陣としても急きょ案内された

というようなことでしょうかね。
事前にこのような行事が予定さ
れているという話はありません
でしたので
急に案内されたということで今、
画面の左に映っているのは
北朝鮮側

警護要員でしょうか。イヤホンを耳に当てて通信機器を身につけて
います。報道陣に下がれと言って
いますのでキム委員長の身辺警護を確保するうえで報道陣に
ちょっとでも遠ざけようとして
いるのではないかと思います。
現場も、
慌てた状況といいますか
落ち着いて準備をしていると
いうよりも、
少しばたばたしている状況に
見えますね。
先ほどから
カメラマンたちは合意文書の
署名が行われるとみられる部屋へ
と案内されました。
世界中のメディアが集まって
いますが、
どのような場所で撮影を行って
いるのか。今、調整していると
いうことでしょうか。
先ほど報道陣が2階に
階段を上がっている様子があり

ましたのでホテルの2階部分に
このような
会議スペースがあり、そこが、
署名式、署名をする場所として
あらかじめ設けられていたんだ
けれども、
それは今の今まで私たちには
伏せられていて、
今、報道陣が案内されていると
いう状況です。
ですので合意文書を作って
署名するということは米朝両国の
間では、もう合意していたという
ことですね。
岩田さん情報ありますか。
合意があったと、
きのうのトランプ大統領との電話
会談でトランプ大統領が口にして
いたのがあす自分とキム委員長と
の間でプラットホームを作る
という
趣旨のことを言っていましたので
この合意文書が
関係しているのではないかと推測
されます。そしてその後の
プロセスは日本、韓国が協力して
いかなければならない、そういう
たぐいのものだということが
推察されます。
恐らくこのあと両首脳が会場の中


合意文書に署名をするものと
みられます。
先ほど、トランプ大統領、会談の
成果として何らかの合意文書に
署名する考えを明らかにしてい
ました。
画面でお伝えしていますとおり
誰が思っていたよりもすばらしい
会談だった。われわれはこれから
署名をするというふうに
発言をしました。
カペラホテルの
外ですかね。出てきて両首脳、
しばらくの間、並んで2人だけで
歩くような場面もありました。
そして報道陣に向かって
トランプ大統領は何らかの
合意文書に署名をする考えを
明らかにしています。
そして、その直後になりますが
報道陣は、このカペラホテル内の
2階でしょうか、
建物の上の階にある
部屋に案内されました。そして、
そして、この合意文書の署名式が
行われるとみられる部屋に
報道陣は案内をされてこの映像が
入ってきたということになります。
そして、まだ会場内

少し慌ただしい様子も見えますが
報道陣のカメラの位置などを調整
している段階とみられます。
そして今、まもなく署名が
行われるのではないかという
状況ですが、
きょうの両首脳ですね、もう2人
とも、きょう中にシンガポールを
たつのではないかという情報でしたよね。石井さん、トランプ
大統領のほうの日程は発表されて
いるものですと
日本時間の8時には、
シンガポールを
エアフォース・ワンで出るという
ことになっていました。
これは今の時点では変わって
いないと恐らく思います。
一方の北朝鮮側のほうは
ちょっとはっきりしたことは
分からないんですが、あした以降
いるという情報もないので
普通に考えればきょう2人は、
会って話をして、何らかの成果として文書に署名をするという
ところまで
行うとしたらそこで今回の会談としては一区切りということなんで
はないかなと思います。
画面の左下、
署名式の会場では
ペンが置かれました。
両首脳が座るテーブルに

何らかの合意文書が
入っているんでしょうか。
あれは下敷きですね。これは文書ではなく下敷きだということ
ですね。
下敷きの上にペンが
置かれています。
トランプ大統領のサイン入りの
万年筆ですね。
左にトランプ大統領が座り
右にキム・ジョンウン委員長が
座ると思われます。
まずは右側にトランプ大統領、
座って署名をし左側に座っている
キム委員長と文書を
取り交わすという流れになる
んでしょうか。
テーブルの上には下敷き、
そしてペンが用意されています。
米朝首脳会談
合意文書への署名がこのあと行わ
れるものとみられます。
その会場の様子を中継で
お伝えしています。
先ほどから報道陣のカメラの位置
の調整などがまだ行われています。
これは北朝鮮側の警備の関係者と
いうことになりますか。
そうですね、バッチをつけている
ので、
北朝鮮の

当局者
耳にイヤホンを入れて、どこかと
通信しているのも
さっき見えましたので
警護の責任者だと思います。
報道陣は後ろに下げて距離を取る
ということだと思います。
署名式の会場では
すでトランプ大統領のサインが
入ったペンも用意されています。
テーブルの上には下敷きの上に
トランプ大統領のサインが入った
ペンが用意されています。
両首脳このあと何らかの合意文書
に署名するものとみられます。
会場となるシンガポール
セントーサ島にある高級ホテルの
カペラホテル。
この会場、ホテルの中にある
一室に
署名式が行われるとみられる
会場がセットされました。
そして、
両首脳による署名に向けて準備が
整えられているところです。
塚本さん、きょうの北朝鮮側の
動き、予定なんですが、キム委員長が
特に今後どのような動きをすると
いう情報が少なかったですよね。
北朝鮮側から日程についての

発表などはありませんでしたので
このあと
合意文書を交わしたあと、
どのような予定になっているのか
は分かっていません。
しかしシンガポールからの
情報、
各報道機関の情報等を総合すると
キム委員長は、やはり、
きょうのうちにシンガポールを
出るという話が伝わっています
ので、
きょうで合意文書、署名してあしたの2日目というのはないと
いうことになります。
ご覧のようなスケジュールで
きょうは進んできていて
このあと予定では
午後5時にトランプ大統領は
記者会見を行い、8時に
シンガポールを出発するという
ことになっています。
それを前にして今カペラホテル内
では署名式の会場がセットされた
もようです。
報道陣が招き入れられた部屋には
両首脳が座るいすが2つ、そして
下敷きとトランプ大統領のサイン
が入ったペンが用意されています。
報道陣の位置の調整なども先ほどから行われています。あまり前に
出ないようにという北朝鮮側の

警備の担当者の発言もあったようですが、少しカメラマンの
位置を下げるような動作もあり
ました。
このあと何らかの合意文書に署名
する可能性があります。
トランプ大統領、何らかの
合意文書に署名する考えを
明らかにしています。
会場となっているセントーサ島の
カペラホテル、
現在の様子を外のカメラが捉えて
います。
このセントーサ島にある
カペラホテルできょう午前中から
史上初の米朝首脳会談が行われて
います。
午前10時過ぎからは、1対1の
会談、およそ40分にわたって
行われました。そしてそのあと2人で会場のホテルの2階の廊下
を歩くような様子も見られました。
そして午前11時前からは
拡大会談が行われ、
そしてそのあとワーキングランチ。
ワーキングランチを終えた
両首脳は、そろって
カペラホテルの
庭先のようなスペースでしょうか、
屋外のスペースに出てきました。
そしてご覧のように
通訳も交えずに

2人だけで、しばらくの間、
歩く姿が見られました。
そしてことばを交わし、時折
キム委員長の笑顔が見られました。
そして立ち止まって報道陣を前に
してこのあと何らかの合意文書に
署名をするということを明らかにしています。ただこのとき
トランプ大統領は何の合意文書な
のかという具体的な話、詳しい
ことははぐらかす形でその場を
去りました。
そして再び、
トランプ大統領、キム委員長
そろって歩き始めて再び
カペラホテルの中へと
入っていきました。
そしてその直後、報道陣が
一斉に、
1つの部屋に集められたような
映像が入ってきました。そして
先ほどご紹介しましたように
署名式が行われるとみられる
会場へと案内された形です。
画面の左下でお伝えしていますが
その会場内のその署名が行われる
であろう机の準備はおおむね
できているように見えます。
いすが2つ並べられてすでに
トランプ大統領のサインが入った
ペンも

先ほど置かれる様子が確認でき
ました。この席に両首脳は
そろって座って
署名を交わすということになる
ことが予想されます。
これは先ほどの映像ですが
トランプ大統領とキム委員長は
関係者も周囲に交えながら、
ことばを交わしていました。
はっきりとその話の内容を
聞き取ることは
できませんでしたが、
トランプ大統領とキム委員長は
2人だけで歩いて、そして
そのあとこうして関係者も交えて
少し立ち話をしました。
そのあと、再びカペラホテルの中へと入っていったのが確認され
ました。このあと何らかの
合意文書に署名をする考えを
明らかにしています。
石井さん、このあとの署名の内容についてはまだ具体的なことに
ついては明らかになっていません
がこれまでにその署名に関して
予想されること、分かっている
ことを整理してください。
そうですね、
当然、最大の焦点である非核化、
その道筋をつけるということに
おいて、
何らかの

大枠で合意というのは
最低限として
それ以上、何か踏み込んだものが
あるのかが焦点です。
それともう1つは、
会談が近づくにつれて
トランプ大統領、
分かりやすい成果といってもいい
と思いますが朝鮮戦争の
終結の宣言ということに対し
非常に前向きな
こちらもかなり踏み込んだ発言を
していましたので
そこで、
2人で話して、あるいは閣僚らを交えた話をして
一定以上の確認できたことが
あったというふうに
みることができると思います。
ただ、
この署名、実際に
したものの内容について説明をするのでしょうけど正直な
ところ内容は今の時点では
分かりかねる部分が多いので、
一体どこまで、
具体の中身に
踏み込むような
ものになっているのかというのは、
このあとの
発表ないしは説明を
待ちたいと思います。

会談の成果として
共同の合意文書に署名をすると
いうことに至ったことについては
どのように評価しますか。
先ほど塚本デスクからも
ありましたが
会談は両首脳が会って話をするというからには事前の交渉、
きのうぎりぎりまで夜も続いて
いましたが、
実務レベルを含めた交渉で
ある程度まで話を詰めてはいたと
思います。
それに加えてきょう2人で実際に
会って
最初に会ったときの様子、
あるいは、そのあとに出てきて
別の会場に移って話をするときの
様子などを見てもお互い
話としては
進めていける相手だというふうに
判断したんだと思います。
そうしたことも踏まえ、
文書で署名をする、文書にサイン
するというところに至ったという
のは1つ大きな進展だとは
思います。
そして、
史上初の首脳会談に臨むことに
なったアメリカと北朝鮮
このあと何らかの合意文書に署名

する考えもトランプ大統領、明らかにしてい
ます。一方で去年
は軍事衝突の可能性が取りざたさ
れるほど緊張
が高まっていました。
ミサイルの発射を繰り返す
キム・ジョンウン委員長を
ロケットマンと
やゆしてきたトランプ大統領。
去年11月には日本海に
空母3隻を展開させるなど
軍事的な選択肢も排除しない
姿勢を示してきました。
一方で北朝鮮は
アメリカとの対決姿勢を強調して核・ミサイル開発を加速。
互いに軍事的対応の
可能性をちらつかせ
非難の応酬を繰り返します。
しかし、大きく事態が動いたのが3月。
キム委員長が韓国からの
特使を通じてトランプ大統領に
首脳会談の開催を提案します。
トランプ大統領はすぐに
受け入れる意向を示しました。
去年の緊張状態から一転、アメリカと北朝鮮は
史上初の首脳会談へ。
さらに。
炎と怒りから一転して
融和ムードに転じた両首脳の関係。
首脳会談で北朝鮮問題の解決に

結び付くのか注目されます。
こちらはカペラホテルの中にある
署名式の会場とみられる場所の
映像です。先ほどから報道陣が
この部屋に案内されました。
そして、
いすが2つ並びトランプ大統領の
サインの入ったペンもこの
テーブルの上には用意されてい
ます。この場所で
何らかの合意文書に署名するもの
とみられています。そうした状況、
映像で入ってきましたら
始まりしだいお伝えをします。
今VTRでもご覧いただきましたように米朝、双方なんですが去年
までの激しい対立、そしてことし
に入ってからは一転して融和
ムードに転じたということに
なり
ます。石井さん、この3月
からの
激しい駆け引きもあってきょうの
首脳会談に至ったということです
がどのように見ていましたか。
3月、トランプ大統領の即断と
いいますか即決によって米朝の
首脳会談が開かれるということに
なりましたが、
年明けからの融和ムードの演出を
含め

この辺りまでは北朝鮮側のほうが
ある程度グリップをしていると
いいますか主導権を握り、
球を投げてきているというような
印象は受けました。
それに応じる形でトランプ大統領、
側近のポンペイオ長官を
ピョンヤンに派遣し、
事前の交渉を進めてきましたが、
そうした中で1つ流れと
いいますか
大きく変わったのが
5月に、いったんトランプ大統領、
会談を中止すると北朝鮮側が
非常に態度を変えないのであれば会談を中止するぞと言って、
いったんやるといったもの
のやめると言ったわけです。
それに対して北朝鮮側の対応は、
かなり面食らったというか
慌てたと言ってもいいと思います。
やはり会談をやりたいんだという
ことで少し流れが
アメリカが主導するような形にも
なったのかなという気もします。
ただ事前の協議で
いわゆる、
核問題を巡る双方の立場の違いと
いいますか
隔たりというのは、完全に埋まっているとは
やはり思えないので

それが
今回このあと何らかの文書に
署名するというのがそういった両者の立場の隔たり、
違いというの
を踏まえたうえで、
どういった文書というものになる
のか焦点ですし、
そこが、
このあとの発表、待たれるところ
ですね。
では首脳会談の会場、
カペラホテルの近くから中継です。
こちらオレンジ色の屋根の建物が
首脳会談の会場のホテルです。
アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン
朝鮮労働党委員長は、
まもなく共同の合意文書の署名に臨む見込みです。
トランプ大統領は今月2日には
何かに署名することはないだろうと発言していただけに
会場の周辺では
会談で一定の成果があったのでは
ないかと期待する声も出ています。
署名の前には両首脳が和やかに
ホテルの敷地内を歩く姿も
見られました。
このあと記者会見も
予定されていて
歴史的な会談がどのような結果に
結び付いたのか注目されています。
会場のホテルの近くから

中継でお伝えしました。
まもなく両首脳は何らかの
合意文書に署名するものとみられ
ます。小此木さん、合意文書の
署名なんですがやはりトランプ
大統領としては、非核化を巡って
譲歩をしたというような形に取ら
れないような形でその合意、会談
をまとめたいというところがある
でしょうが
この合意文書の内容やその見通し
どのように見ていますか。
先ほど、岩田さんが
日米会談の中で日米の電話交渉の
中でプラットホームということば
を使っていらっしゃいました。
なかなかちょっと、
プラットホームかというふうに
思わせるところがありました。
プラットホームという以上は
単発ではなくちょっと幅広い、
全般的なものに
包括的に網をかけて、しかし
段階的に何をやっていくかという
ことをそれぞれ配置するような。
それから、当然、
戦争終結宣言に近いような何か、
そういうようなものを
みんなちりばめたようなものが
出てくるのかなと私は今の段階で

は考えていますがね。
詳しいその合意文書の内容など
情報が入りしだいお伝えします。
このあと両首脳が何らかの
合意文書に署名することになって
います。
北朝鮮の
核・ミサイル開発を巡っては
これまで核開発の凍結や
非核化に向けた合意が結ばれては
ほごにされてきた経緯があります。
北朝鮮の核開発問題が表面化
したのは1990年代初め。
核兵器に転用できる
プルトニウムを抽出する
再処理施設の存在が
確認されたのです。
さらに北朝鮮はNPT・
核拡散防止条約から脱退。
アメリカのクリントン政権は
北朝鮮の核施設への空爆を検討し緊張が高まりました。
こうした中、カーター元大統領が
北朝鮮を電撃的に訪問し、
キム・イルソン主席と会談。
核開発の凍結などの同意を取り付け
米朝枠組み合意につながります。
核問題は解決したかに
見えましたが、北朝鮮は
核開発を秘密裏に続けていました。
2002年、北朝鮮が核兵器の

原料となるウラン濃縮を
行っていた疑惑が発覚します。
反発した北朝鮮は凍結していた核施設を再稼働させ
米朝枠組み合意は破綻しました。
そして何とか北朝鮮に核開発を放棄させようと始まったのが
6か国協議です。
しかし歩み寄りと反発を
繰り返しながら北朝鮮は核実験や
事実上の長距離弾道ミサイルの
発射を続けます。
その後、キム・ジョンウン氏の体制に移行。
軍事挑発は
エスカレートしていきます。
去年9月に行った6回目の核実験。
爆発規模は防衛省の推定でおよそ160キロトン。
水爆実験だった可能性が高いと
みられています。
一方で核弾頭の運搬手段として
弾道ミサイルの開発も加速します。
去年7月には
ICBMだとする弾道ミサイル
火星14型を2回発射。
11月末、さらに新たなICBM級弾道ミサイル、
火星15型の発射実験が
行われました。
その射程は1万3000キロ以上
と分析されアメリカのワシントンにも到達可能とみられています。
キム・ジョンウン委員長は
核弾頭と弾道ミサイルを
量産するよう指示。

ことし2月の軍事パレードにも火星15型を複数登場させ、
その技術力を誇示しました。
国家核武力の完成を主張してきた北朝鮮でしたが、
ピョンチャンオリンピックを境に
対話姿勢に。
3月の中朝首脳会談で
朝鮮半島の非核化の意思を示したとされています。
4月には
核・ミサイル実験の中止を表明。
10年半ぶりに開かれた
南北首脳会談では
完全な非核化を通じて
核のない朝鮮半島を実現すると
いう共通の目標を確認したとする
共同宣言に署名しました。
こちらは現在のカペラホテル内の
署名式が行われる会場の様子です。
画面の左側にキム・ヨジョン氏が
少し見えました。そして北朝鮮側
の関係者も今、
部屋に入ってきました。アメリカポンペイオ国務長官そして
ケリー大統領首席補佐官、
ボルトン補佐官も入りました。
アメリカ側の関係者そして北朝鮮
の関係者が
この署名式の会場へと入りました。
まもなく署名式が行われるものと
みられます。
カペラホテル内に設けられた
署名式の会場に米朝双方の高官ら

が入ってきました。
そしてポンペイオ国務長官は
立ったまま両首脳の登場を待って
いる状況ですね。これが
ポンペイオ国務長官です。
北朝鮮側との事前の交渉に
あたってきました。
関係者が署名式の会場へと
入りました。今、両首脳が姿を見せました。
ドアが開き、
トランプ大統領とキム委員長、
署名式の会場に入りました。
そして着席します。
大変重要な文書に署名をします。
総合的な文書であります。
そしてわれわれ、
大変すばらしい時間を、そして関係を築くことができました。
このあと記者会見を
2時半に行います。
これは2時間以内に
開くわけですが、
長い時間をかけて交渉をして
まいりました。それと同時に
キム委員長、そして私の
どちらも光栄な気持ちを持って
文書に署名をすると申し上げたい
と思います。
何かおっしゃりたいことはあり
ますか。
私たちはこの会談を通じて過去を

払拭し、新しい出発を知らせる
歴史的な文書に署名いたします。
世の中はたぶん重大な変化を見るでしょう。
きょうのようなこうした席のため
に、
努力してくださいました
トランプ大統領に
謝意を表します。
ありがとうございます。
今、合意文書に署名します。
トランプ大統領に続いてキム委員長も
今、署名をしました。
われわれは、これからこのプロセスを
できるだけ迅速に始めます。
今回の件についてポンペイオ氏とも話しましたか。
北朝鮮は非核化に
応じるんでしょうか。
このあと詳しく説明します。
われわれが署名している文書は
非常に包括的なものです。
その結果については満足されると
思います。
多くの善意、
さらに多くの尽力が行われました。
その件について両国関係者に感謝したいと思います。
ポンペイオ長官そして北朝鮮側の
高官にもお礼を申し上げたいと
思います。
すばらしかったです。ありがとうございました。
署名を終えて握手を交わしました。

プレスの方、ありがとうございました。
あと少しで
お目にかかりましょう。
きょうのことを誇りに思います。
私たちの関係、北朝鮮、そして
朝鮮半島との関係でありますが
これは全く違うものになると
思います。
全く違う状況が展開するでしょう。
何かやりたかった、
何かを達成したかった、そして展開していきましょう。
特別な絆を築くことができました。
きっと感銘を受けられることでしょう。
幸せな気持ちに
なられることでしょう。
大きな危険な問題、世界の問題を
解決することができました。
委員長に感謝です。
きょうは集中的に時間をかけて
話し合うことができました。
そしてどちらにも非常にいい関係
になったと思います。
誰も期待しなかったほどの成果があがったと思います。
期待しなかったほどの大きな成果
であります。
これからどんどんどんどん
よくなってくるでしょう。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
このあとキム委員長を

ホワイトハウスに招待しますか。もちろんです。
皆さん、ありがとうございました。
最後は互いの背中に手を当てながら
会場を後にしました。
お伝えしていますように
アメリカのトランプ大統領は
北朝鮮の
キム・ジョンウン
朝鮮労働党委員長と史上初の
米朝首脳会談の成果として
合意文書に署名しました。署名の場でトランプ
大統領は、重要で包括的な文書だ。
偉大な関係だ。
署名ができて光栄だと述べました。
署名した文書の形式や内容は今の
ところ明らかに
なっていません。
アメリカのトランプ大統領、
北朝鮮のキム委員長と
米朝首脳会談の成果として
合意文書に署名をしました。
石井さん、トランプ大統領は
成果を強調していましたが発言の
ポイントは何だったでしょうか。
包括的な文書というところですね。
包括的な文書、詳しい中身は
このあと記者会見で説明するので
そこで聞いてくれと
言っていましたが、
全体的なもので包括的な文書と

いうことで、そこをスタート地点
としてこれからプロセスを始めて
いくんだという説明でした。
恐らくですが、この文書自体に
何か具体的な文言として
細かいことが盛り込まれていると
いうよりも基本的な考え方で
合意して
これからこれを土台にして、
進めていくんだと
いうことだと思います。
記者会見、2時間後からあるので
そこで詳細を説明すると
言っていました。
いちばん最後のところで記者からホワイトハウスに
招待するんですかという趣旨の
ことを言われて、そうだねと
答えているように見えました。
一方のキム委員長の発言の
ポイントは何でしたか。
キム委員長は歴史的な会談だった
と位置づけたうえで
過去を払拭し新たに出発する署名であると
いう趣旨のことを述べていました。
そして世の中に巨大な変化が起きるであろうと
いうことですね。
加えて努力をしてくれた
トランプ大統領に謝意を表すと
いうことでした。
過去を払拭し新たな出発の署名と

いうのが具体的に何を意味するのかちょっと分かりませんけれども、
これが
朝鮮戦争の終結に絡んだことなの
かあるいは北朝鮮が問題視して
いたアメリカの北朝鮮に対する
敵視政策、
これを払拭すると、
北朝鮮が受け取れる内容のものが
含まれるのか、そこの中身に
ついてはよく分かりませんでした
けれども非常に今回の会談、
合意を評価していた。
印象的ですね。
画面向かって左側にキム委員長が
席に着いて右側にトランプ大統領
が座りました。
そして双方、合意文書に
署名をしたということになります。
再び向かって左側についていたの
はキム・ヨジョン氏でしょうか。
補佐をしていたのは
キム・ヨジョン氏でした。
ご覧のように両首脳は
笑顔で握手を交わして、
会場を後にするときには互いの
背中に少し手を当てるような動作
も見られました。
キム委員長の発言、詳しい内容が
入っています。
歴史的な出会いで過ぎ去った

過去をしまい新たな出発を
知らせる歴史的な文書に署名する
世の中は重大な変化を見ることに
なる。
きょうのために努力をしてくれた
トランプ大統領に感謝すると述べ
ました。
そして現在の中継の映像が
再び入ってきました。
最初に出会った場所の近くですね。
廊下のようなスペースを歩いて、
再び両首脳が姿を
見せました。
手には合意文書を持っています。
最も意外なことは何でしたか。
人柄です。
そしてとても頭がいい方ですね
委員長は。
大変価値のある交渉相手でした。
北朝鮮の国家の方々に
申し上げたいんですが
すばらしい一日でした。
かつ
優れた交渉者であるということ
です。
非常に才能がある方であるという
ことが分かりました。それと同時に国家を非常に愛していると
いうことが分かりました。
また近々にお会いしましょうね。また会いましょう。
ご協力感謝いたします。

これから何回もお目にかかります。再びお目にかかりますよ。
今、握手を交わした両首脳が
左右分かれて、最後に握手を交わした場所を
去りました。
そこでは再び短くことばを交わしました。石井さん
トランプ大統領がキム委員長の
印象について話していましたね。
記者から聞かれて印象について
非常に頭がよいと、
それから価値ある交渉相手だと
いうことを言っていました。
大変優れた交渉者だと。
また北朝鮮という国を愛している
ということもよく分かったと。
また記者から
また会うことになるんでしょうか
と聞かれますと
これから何回も会うと
言いましたので、
具体的にいつという話ではない
ですけれども今後、首脳どうしで
交渉を行う、続けていくという
考えも
述べていましたね。
塚本さん、キム委員長はここでは
短くことばを発しましたね。
ありがとうございましたと
言っただけだったように思います。
朝鮮語ができる記者が
いなかったと思うんですけれども

ここで質問を浴びせる記者も
いなかったので、ここでは
ことばはありませんでした。
ただややちょっと紅潮した面持ち

非常に喜んでいる様子は分かり
ました。
握手を交わすのも少し朝の
段階より力強いように
見えましたね。
とりわけ、
トランプ大統領側がキム委員長の
手をぐいっと引っ張る面もありましたし
朝とはちょっと様相は
変わっていましたね。
いっそ打ち解けた様子にも見え
ましたし
握った手も力が込められている
ようにも見えました。
合意した文書を片手に持ちながら
朝初めて会った場所に再び現れて
最後また拍手を交わして
別れました。
米朝の首脳が合意文書に署名し
再び握手をし今、会場で別れました。
トランプ大統領、最後に
またお目にかかりましょうと
言っていましたので、
また両首脳が会う機会があるということを大統領は
言っていましたね。

再会を約束したうえでこの場を後にしました。
お伝えしていますように、
アメリカのトランプ大統領は北朝
鮮のキム・ジョンウン
委員長と
史上初の米朝首脳会談の成果と
して合意文書に署名しました。
両首脳の発言と署名の様子を
もう一度、すべてご覧ください。
大変重要な文書に署名します。
総合的な文書になります。
そしてわれわれ大変すばらしい
時間、関係を築くことが
できました。私、このあと
記者会見を2時半に行います。
これは、
2時間以内に開くわけであります
が長い時間をかけて交渉して
まいりました。それと同時に
キム委員長、そして私のどちらも
光栄な気持ちを持って文書に署名
をすると申し上げたいと思います。
2018/06/12(火) 13:00〜15:53
NHK総合1・大阪
ニュース「米朝首脳会談関連」[字]

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