2018/06/26(火) 22:00〜22:54 ガイアの夜明け【華麗なるカレー戦争】[字]

「GAIA」…それは 息づく大きな生命体。
混沌の時代にも 希望を見いだし[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
再生を果たして 未来へ向かう。
そこに きっと
夜明けが やってくる。
東京 世田谷区 下北沢。
若者に人気の この街に行列のできる店があります。
どんな料理が 客を
ひきつけているのか?
覚えられないから。
一度聞いただけでは覚えられそうにないメニューが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
並びます。
カレーのようです。
こちらが 人気の[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]

先ほどの長い名前のカレーが3種類 盛り合わされています。
どれもクセになる味と評判です。
この店のウリは 30種類以上ものスパイスそのさまざまな組み合わせ。
料理人たちが
毎月 具材やスパイスの調合を吟味。
オリジナリティーあふれるカレーを
次々と 生み出しています。
旧ヤム邸は 大阪で7年前に開業。
去年7月東京への出店を果たしました。
実は今 大阪でカレー店が急増中。
それぞれが 独自の味を競い合っています。
そして今 続々と東京へ。
大阪勢に立ちはだかるのはCoCo壱番屋。
カレー外食市場では

圧倒的な売上高を誇る[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
業界の雄です。

今 カレーを巡る熱い戦いが繰り広げられています。
いらっしゃいませ
いかがでしょうか。
鳥取の純サバカレーはいかがですか。
国内のカレー年間消費量は92億皿。
1人あたり 週に1度は
食べていることになります。
そんななか 市場全体を
牽引するのは レトルトカレー。
去年初めて その売上高が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ルーを上回ったのです。
その元祖が 大塚食品のボンカレー。

今年 発売から50年を迎え[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
壮大な野望を
実行に移そうとしていました。
狙いを定めたのは カレーの本場インド。
そこは 人口13億人の巨大マーケットです。
果たして インド人の胃袋を[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
がっちりとつかむことはできるのか?
番組は インド進出までの500日に
独占密着しました。
インドでボンカレーを売る。
その使命を背負った 1人の男。
突然 工場がストップ トラブル続出。
離れ離れの家族 その運命は…。
崖っぷちに立たされた男。
起死回生の一手とは…。
今日はですね ちょっと変わった
カレーの店があるということで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
こちら 台東区 浅草橋に

やってきました。
こちらですかね。
すごいお店ですね カレー大使館。
こんにちは どうも。
いらっしゃいませ。
これはカレー屋さんなんでしょうか。
レトルトカレーがものすごい数ありますね。
<カレー大使館 館長の西村さん>
日本全国のレトルトカレーが…展示してる店なんですか?
うちで人気のがですね
こちら ランキングになってまして。
1位が こちらの
博多明太子カレーという。
ホワイトベースのルーに
明太子の粒が入ってます。
明太子の粒が入ってるんですか?
おいしそう。
こちら 2位が
宮島牡蠣カレーといって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
広島の牡蠣が
入ってるんですけども[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ルーがココナッツのルーを使用してまして
この中にゴロッと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
牡蠣が入って…。
おいしそうですね。
やっぱり そういう意味では
ご当地を盛り立てるのに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
作りやすい商品なんですね
このカレーってものがね。
< いくつか

試食させていただきました>
オホーツク流氷カリーでございます。
ジオラマのような感じですね。
そうですね ほんとに
流氷を模したような…。
ちょっとすごい 色が…。
ちょっと勇気いるな これ。
おいしいじゃないですか。
バターチキンに近いですね。そうですね。
こちらが 一応 札幌にあります
クリシュナという有名店がありまして[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
そこで実際出しているものを
レトルトカレーで 今 出している…。
これは 見た目が もうすでに…。
こちらがですね[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
うちで取り扱ってるなかで
いちばん高額な常陸牛カレーですね。
2,200円になります。
2,200円。
ちょっと重々しい雰囲気の
パッケージになりましたね 急にね。
これはビーフカレーですよね 味ね。
お肉がまたすごいですねちょっと肉のところ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
いかせてもらいます。
うまい。
ちょっと これ レトルトの域を
超えてますね。
そうですね。
ああ 牛自体が。
なるほど。

日本の元祖のレトルトカレーというとやはり…。
今 見ると こんなに色が
やさしい色なんですね。
なるほど。
ボンカレーです。
うん… なじみが
やっぱありますね。
家庭的な感じなんですかね
この なんか…。
これが 火付け役に
なったわけですか。
はい。
徳島市にある ボンカレーを作る工場。
現在生産されているボンカレーには
7つのブランドがあります。
「ボン」は おいしいという意味の
フランス語に由来。
味の特徴は タマネギの甘み。
それは あめ色になるまでじっくり炒めることで生まれます。
更に こちらの牛肉。
赤ワインでソテーすることで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
うまみを 一層
際立たせているのです。
とろみのあるルーは 昔懐かしい味。
お母さんが作ったカレーとして国民に愛されてきました。
そのボンカレーが目指すのは
本場インドへの進出。
社運をかけた極秘プロジェクトは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
1年半前から動き出していました。
その中心人物が[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]

インドでの事業を自ら会社に提案しました。
たった一人の部下 上池俊介さんと
ともに目指すのは…。
とはいえ ここインドは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
1日の食事のほとんどがカレーという本場。
そのインド人を
うならせることができるのか?
日本とは違い インドでは
何種類ものカレーを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
小皿に取り分け 一度に味わうのが
一般的なスタイル。
これ ちょっと
野菜のとろみあるんですけど…。
インドのカレーは スパイスを食べる料理と
言ってもいいほど。
味も辛めです。
そのインドで あえて甘みや うまみが特徴のボンカレーで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
勝負を仕掛ける。
そこには ある狙いが。
人口減少と高齢化が進む
日本と違い[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
インドは13億人で 現在も増加中。
また 平均年齢も26.7歳と非常に若く[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
これからの市場として
大きな可能性に満ちています。
そんな巨大市場に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
食い込むチャンスを探していた植松さん。
この日 向かったのは 住宅街。
市場調査のため一般的な会社員の家庭を[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
訪問したのです。

台所を見せてもらいます。
常備しているスパイスは 50種類以上。
インドでは 一般的だといいます。
更に…。
カレーリーフですね。 これ カレーに…。
冷蔵庫の中も
カレーの材料で いっぱい。
続いて向かったのは 大型スーパー。
棚に並ぶレトルトカレーはごくわずかです。
更に インドならではの事情も。
人口の8割を占めるヒンズー教徒にとって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
牛は神聖な生き物。
牛肉を口にすることなどもってのほかです。
こちらは マクドナルド。
当然 牛肉は使いません。
イスラム教徒も多いので 豚肉も厳禁。
魚やチキンのバーガーはありますが人気は この[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
宗教上の理由から
ベジタリアン向けのメニューが豊富です。
現在 インドに進出している
日本の食品メーカーは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
わずかに 20社程度。
インドの人々は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
食べられる食材に
制限があるため[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
食に対して保守的。
それが参入が難しい理由の一つと言われています。
市場調査の結果[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
今回 インドで売り出すボンカレーは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ベジタリアン用にすることにしました。

そうなると 最大の課題は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
牛肉を使わずに
どうやって うまみを出すか。
植松さんの苦難の日々が
始まりました。
解決策を求めて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
1日 何軒も飲食店を食べ歩く毎日です。
この日 訪れたのは 評判のレストラン。
バナナの葉っぱの上にはいくつものカレー。
食べていると
従業員がやってきて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
何かをかけていきますが…。
特に肉を食べないベジタリアンに重宝されているといいます。
日本では馴染みのない調味料。
試してみると…。
何か ヒントは
つかめたのでしょうか。
市場巡りも
植松さんの日課になっていました。
これは 完熟のマンゴー。
インドではマンゴー専門の市場があるほど[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
よく食べられています。
植松さんは いろんなマンゴーを市場に行くたびに食べ比べ。
いよいよ
インド版ボンカレーの開発が始まります。
続いてはですね
インドのカレーを教えていただきに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
こちらのインド料理店に
やってきました。
ちょっと行ってみましょう。

こんにちは。こんにちは。
どうも はじめまして。
はじめまして どうも。
< この店のオーナー 外ノ池さん>
早速 ありますけれども。
当店ですね[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
そうなんですか。
<改めて 南北のカレーの違いを
教えていただきました>
好きですよ これは。
うん。
インドのお米ですか? これは。
そうですね インドの米です。
じゃあ 香辛料も何もかも
全然 違うんですかね。
違いますね。 共通のものも
あるんですけれども[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
カレーの感覚が
もう全然 違うと思いますね。
あぁ ホントだ。酸味があって。
いろいろな香辛料が入ってるっていう[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
感じがありますね。
北インドカレーはですね西のほうからやってきた…。
南はですね
暖かいせいもありますし…。
これなんか食べてみてください。
これまた全然違う。
これなんか ちょっと
ホワイトシチューのような…。
まさに

シチューっていう名前なんですよ。
あぁ ココナツも甘い。
ってことはこの南のなかだけでも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
いろんな味があるわけですか。
村によって 地域によって違う。そうですね。
これだけ
いろいろ細分化されてるなかで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
日本の
あるカレーメーカーというかですね[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
インドに進出しようと
してるわけですけれども[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
それは どういうふうに…。
いやぁ なかなか難しい…。
< これだけ多様な
食文化を持つ インド。
ボンカレーは どんな戦略で
挑むのだろうか>
植松さんが
拠点に選んだのは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
人口 およそ1,000万人。
インド第4の都市です。
外国の大手IT企業が
進出するなど[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
新しいものを受け入れやすい
風土があると判断しました。
インド版ボンカレーの試作を始めて
はや3か月。
植松さん 新たな食材を仕入れては
試作を繰り返していました。
今回 使うのは

バターを煮詰めて作った[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
インド独特の調味料 ギー。
肉の代わりに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
うまみとコクを出せないかと
考えたのです。
そして もう1つ。
市場で出会ったお気に入りのマンゴー。
隠し味として
加えることにしました。
自らの足を使って探し出した食材
およそ30種類。
これを調合を変えながら
作っていきます。
目指すは 日本のボンカレーの味。
牛肉をはじめ使えない材料が多いため[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
試行錯誤を繰り返してきました。
果たして 今回の出来は…。
何も甘さとかいらないです。
直接 これ使うことができる。
先が見えてきたようです。
一仕事終え久しぶりに帰国した植松さん。
1か月半ぶりに自宅へ。
パパ!パパ!
ねぇねぇ パパが帰ってきた!
ホント?
植松さんには 3人の子どもが。
(泣き声)
家族がいるから頑張れる。
しかし 大きな悩みも…。
ハハハッ!

インドに正式赴任となれば[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
5年以上は
覚悟しなければなりません。
子どもが寝静まったあと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
家族が同行するか夫婦で話し合うことに。
妻の あゆこさんは
大手製薬会社に勤務。
これまで 近所に住む
実家の助けを借りながら[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
仕事と家庭を両立してきました。
この夜 結論が出ることはありませんでした。
そして インドに戻ると…。
待っていたのは新たな難題でした。
インド版ボンカレー 非常事態です。
今年 発売50周年を迎えた ボンカレー。
その頃の[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
その頃 インドでは極秘計画が進められていました。
インド版ボンカレーに取り組む[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
この日は 生産テスト。
大量に作り
工程に問題がないかをチェックします。
午前10時に作業開始。
しかし植松さん表情が パッとしません。
しきりに時計を気にしています。
何か あったのでしょうか。
タマネギをむく作業。
5人で行う予定でしたが時間どおりに来たのは 彼1人。
遅れること30分
やっと全員が揃いました。
それも つかの間。

おぉ~。
植松さん
返す言葉が見つかりません。
食事のあとは バレーボール。
このおおらかさこそインド人の国民性。
長い昼休みのあと 作業再開です。
ところが またも トラブルが…。
タマネギを炒める
機械の回転が遅すぎて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
これでは 焦げてしまいます。
この日 予定していた作業を終えることは できませんでした。
植松さん インドでのビジネスの難しさを
痛感していました。
こんなときは 無性に 日本人と
話がしたくなります。
お久しぶりです。
お久しぶりです。お疲れさまです。
ほんと 真面目に疲れた。
インドで知り合った商社の駐在員たち。
ここでは皆 先輩です。
植松さん 工場であったことを聞いてもらいます。
すると…。
当たり前ですけど。
まずは 自分から。
何気ない会話のなかにも ヒントが…。
そこから一歩 踏み込んで
こうやって やることで…。
こうしたほうが いいんですね?
そう 仲良くなれる。
苦労してきた先輩たちの話。

大きな刺激に なったようです。
グッドモーニング。
グッドモーニング。
早速 植松さんに変化が…。
ハーイ ハウ アー ユー?ハーイ。 ファイン…。
まずは 自分から声をかける。
そこから始めることに。
生産テストの作業再開。
ボンカレーの味の決め手は タマネギの甘み。
大量に作っても
目指す味を 実現できるのか?
タマネギを焦がさないよう
炒める温度や時間など[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
細かい調整を していきます。
しかし…。
原因は 火力。
釜の温度がなかなか上がりません。
目標の温度に達しないまま
時間だけが過ぎていきます。
すでに 通常より 30分近く
かかっていました。
はやる気持ちを抑え[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
タマネギが あめ色になるまで待つしかありません。
すると…。
今度は焦がさないよう微妙な温度調整が続きます。
ここで取り出したのは 糖度計。
炒めた タマネギの甘みをチェックします。
結果は 糖度17度。
炒める前の 倍の甘さに。
合格です。

続いてバターを煮詰めて作った ギーで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
旨みとコクを。
そして 市場で出会ったマンゴーで甘みを補強します。
開発に1年以上の歳月を費やした
インド版ボンカレー。
果たして 本場 インドで
勝負できる味に仕上がるのか!?
改良に改良を重ねて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ようやく たどり着いた味です。
しかし
現実は 甘くはありませんでした。
カレーの本場 インドで ボンカレーを売る。
1人の男の無謀ともいえる提案から 1年半。
ようやく商品が 完成しました。
インド・ベンガルールにある ワールドトレードセンター。
35社 8,000人が働くビルです。
その厨房に植松さんの姿が ありました。
実は この日 インド版ボンカレーを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
食堂で 試食してもらえることになったのです。
一角を借りて
植松さん自ら売り込みます。
しかし いちべつしただけ
立ち去ってしまいました。
その後も 声をかけますが…。
誰も 手にさえ取ってくれません。
完全 アウェー状態。
やっと 1人 男性が…。
肉を使っていないのなら
食べてみたいと言ってくれました。
植松さん ベジタリアン用であることを

アピールすると…。
オッケー。
オッケー サンキュー。
皆 食材に 何を使っているのかが
気になっていたようです。
厨房を飛び出し
反応を聞いて回ります。
こちらの女性は…。
おいしいってば!
ためらう人も
口にさえ してもらえれば…。
食べてくれた人たちの声を聴いて
自信を取り戻したようです。
再び 開発室。
植松さん 新たに 何かを作り始めていました。
それを 油の中に…。
いったい 何なのか?
実は インド版ボンカレーを使ったカレーパン。
スタッフに 食べてもらいます。
好評です。
インドでは 軽食などを売る移動販売車が大人気。
インドの夕食は
夜9時頃からと遅いため[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
夕方 小腹が空いたときに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
軽めのものを食べる人が多いのです。
植松さん そこに 目をつけました。
まずは カレーパンでボンカレーの味を知ってもらい[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
レトルトの販売に つなげる戦略。
そして 正式にインドへ赴任する日が来ました。
夫婦が下した 決断とは?

大塚食品 東京本部に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
一時帰国した
植松さんの姿が ありました。
この日
ある人に試食してもらうため[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
苦労して作り上げた インド版ボンカレーを
用意していたのです。
日本の お米に
合うかどうかっていう感じの…。
大塚食品の 戸部会長です。
うん…。
これだったら
このままでも いいだろう。
植松さん ホッと ひと安心です。
そう思ってます。
インドへ
正式に赴任する日を迎えました。
そこには 家族の姿も…。
まずは 単身赴任することに。
今後 帰国できるのは
年3回ほどと いいます。
(スタッフ)どうですか? 奥さん。
これからは 離れ離れの生活。
いやだ! くすぐったい!
しばらくは お別れです。
(泣き声)
[外:37F6ECF37A0A3EF8DFF083CCC8754F81]~
[外:37F6ECF37A0A3EF8DFF083CCC8754F81]~
カレー王国 インド。
本当の戦いは

ここから始まります。
ニッポン代表 ボンカレー。
植松さんにとって夢をつかむ 第一歩となるか?
経済成長著しい インド。
ひとつの国とは思えないほど[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
食文化は
地域によって異なります。
食品メーカーにとって
その 巨大市場の開拓は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
決して
簡単なものではありません。
しかし 今回 見てきたように
長年 培ってきた味を武器に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あえて 厳しい競争に
身を投じたメーカーも 現れました。
インドに渡った ニッポンのカレーは
どこまで通用するのか?
更なる進化を遂げて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
私たちの舌も楽しませてほしいものです。
2018/06/26(火) 22:00〜22:54
テレビ大阪1
ガイアの夜明け【華麗なるカレー戦争】[字]

日本の“国民食”カレー。世界一の市場・本場インドで、「ボンカレー」を売る極秘プロジェクトが動き出していた!しかし、そこには様々な壁が…。1年半前から独占取材。

詳細情報
番組内容
日本の“国民食”カレー。
その人気はいまだ絶大で、1人あたり週に1回以上食べている計算だという。街中では、様々なカレーチェーンや専門店がしのぎを削り、スーパーでは、何種類ものレトルトを販売。
また、各地に“ご当地カレー”があり、最近では、大阪発のスパイスカレーがブームになっている。
続き
そんな中、あの「ボンカレー」を、“カレーの本場”インドで売る極秘プロジェクトが動き出していた!
しかし、そこには様々な壁が…。
「ガイアの夜明け」は、1年半前から独占取材。果たして「日本のカレー」は受け入れられるのか?
出演者
【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
音楽
【音楽】
新井誠志
【テーマ曲】
◆オープニング曲
 「鼓動〜ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲
 「夜空の花」(作曲/新井誠志)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで21世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生=「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
https://twitter.com/gaia_no_yoake


ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事