2018/02/14(水) 01:58〜02:41 えぇトコ「漁師のごちそう 心にしみる味スペシャル!」[字][再]

うわ~!
いや~ 気持ちいいね。
いや~!
大自然の幸を得→
港は いつも活気に満ちあふれています。
乾杯!
そんな豊かな暮らしを支えるのは→
汗にまみれ 幸を得る漁師たち。
荒い波をも ものともせずに獲物を求めて 命を懸ける。
それは ただ
人々の笑顔が見たいから。
関西各地を旅する
「えぇトコ」。
あちこちの港を訪ね
とびっきりの漁師料理を→
たくさん いただいてきました。
うわっ すご~い!
う~ん!
お~!
ふるさとで愛され続ける
漁師料理の中から…。
おいしい!
とっておきの味をご紹介します。
その ひと言のために
命を懸ける。
さあ 存分に
味わっていただきましょう。
心優しき漁師たちの
心にしみる物語。
まずは 命が芽生える春。

色とりどりの恵みが咲き誇ります。
お~! 浅野さん すごいですよ!
すご~い!きれいですね~。
浅野温子さんと金子貴俊さんが
やって来たのは→
和歌山県白浜にある名勝
円月島。
その海で 貴重な海藻を採る
漁師さんに出会いました。
おはようございます。
おはようございます。
すいません お仕事中に。
こういう海藻でね。
おいしいですよ。
うちわのような巨大な海藻…
白浜の沿岸に
生息しているというヒロメは…。
今が旬。
食べ頃でね。
南紀に春を告げるヒロメ。
そのヒロメを 白浜で 最初に採りだした漁師が真鍋さんです。
「こんな うまいものが!」と
その味に驚いたのは 40年前。
貴重なヒロメ。
長時間 潜って採り尽くしてしまわぬよう→
素潜りしか認められていません。
限られた時間で探し出し手で収穫する熟練の技。
採る事ができるのは
春の3か月だけ。
貴重な海の贈り物です。

どうぞ どうぞ。いいですか?
果たして お味は?
そう?
何かね う~ん…。
何か 果物の後味。
真鍋さん 自由ですね!
いやいや全然オッケーなんですけれども。
えっ これをですか?
仲間の漁師さんたちも加わって→
ヒロメのしゃぶしゃぶを
食べさせて下さる事に。
採ってきたばかりのヒロメを
食べやすい大きさに切り…
あっ 浅野さん すごい!
うわっ 鮮やかな…。
うわ~ レタスみたい!
こんなに緑になるの?
鮮やかな緑色。
爽やかな春の味 ヒロメ。
一味をかけたポン酢につけて
いただきます。
その お味は?
ありがとうございます。
えっ 何 この食感。
と そこに…
うわ~!
これも南紀の春の海の宝物。
とびっきり生きのいい…
あっ あっ…。 あ~ 重っ…。
春が一番おいしいという

旬のイセエビ。
慣れた手つきで
豪快に さばいていきます。
黒潮で もまれて
ぎっしり詰まった弾力のある身。
そのまま 刺身で食べても
おいしいのですが→
鍋で 湯がくのも
最高だといいます。
熱湯の中でも まだ動く命の力。
その お味は?
どっから…。
うわ~!
熱っ…。
はい どうぞ。うわ~ ありがとうございます。
この歯応え すごいですね。
うわっ うまい。
これ最高ですね。
すごいですね。
これ もう あと一生 イセエビ
食べなくていいかもしれない。
うららかな白浜の海で→
豪快な漁師さんに 至極の春の味をごちそうしてもらいました。
春雨が降る中 やって来たのは
日本一の湖 琵琶湖。
あっ 何かやってはるで!
母なる湖に抱かれ→
伝統を守り継ぐ
漁師さんに出会いました。
漁師歴40年

琵琶湖で生まれ育った沢村さん。
毎日 琵琶湖で漁をしています。
あっ ほんまや!
これ 獲れたてのやつですか?
そうそうそう。
マブナ。
マブナ。
これ ちょっと…。
(沢村)これは イワトコナマズ。
出た!
(沢村)かば焼きしたらものすごい おいしい。
おいしい? 食べれる?
(沢村)小骨もないしな おいしい魚。
しかし 狙っているのは
琵琶湖を代表する あの魚。
鮒寿司に使うニゴロブナ。
春は産卵を控え 最もおいしい季節だといわれています。
そう。 おいしいし…
ウキウキしてますか?
ちょっと 俺に任せとき。
という訳で 木本さんも挑戦。
しかも その姿は
なかなか見られません。
ついに 魚影が。
これ ニゴロブナ ちゃいますか? これ。
わ~!
残念ながら またしてもマブナでした。
結局 この日は
ニゴロブナは獲れませんでした。
実は 私もない。

あれ?あれ 何すか? これ。
大丈夫ですか?
なんと この水門をくぐります。
しかし その向こうには…。
わ~!鳥おるで 鳥!わ~ ツル?
民家のすぐ隣が
野鳥たちの楽園に。
アオサギ!
(沢村)アオサギ。アオサギ サギ!
わ~ すごい 動物がいる。
(沢村)あの黒いのがバン。
琵琶湖ならではの葦の群生地は→
アオサギやバンなどの鳥たちが憩う絶好の住みかなんです。
いい景色。
何か風情ありますね。
あそこに大きい鳥 飛んでるし。
これはね ほんまに→
滋賀県 琵琶湖ならではの
景色やからね。
もう 目に焼き付けます 私。
メッチャいい景色。
こんな景色が
日本にあったのかって…。
そんな2人がやって来たのが→
ツクシが水辺に顔を出す針江という のどかな集落です。
約束してた ニゴロブナ。
あっ これが 鮒寿司。
塩漬けしたニゴロブナを
ごはんと混ぜて漬け込み→
発酵させた鮒寿司。

奈良時代から作られている琵琶湖ならではの保存食です。
うわさには聞いていたんですけど
においが ちょっと…。
ああ やっぱり すごいっすね
においは強いっすね。
それが また おいしいんやて。
本当ですか?
本当ですか?
これ 卵?(沢村)卵。え~ 卵が すごい。
こんなに卵 入ってるんですか?
体の半分以上を占めてる 卵が。
ねっ においする。
すっげえ におい。
初めての鮒寿司 そのお味は…。
いや 顔。
思ってたよりはや
思ってたよりは。
あっ 確かに…
そうや チーズっぽいねん。
そうやねん お酒のあてと思ったら
おいしいわ。絶対 おいしいです。
続いて 漁師の沢村さん。
家の前の生け簀から昨日獲ったコイを 網ですくい…。
せっかくの出会い なんとか
おいしいと言わせたい沢村さん。
鮒寿司が駄目ならと…
お知り合いの?そうです。
針江きっての料理名人だという
福田さん。
台所を借りて

コイを調理してもらいます。
(木本 キンタロー。)台所!?
かばたと呼ばれる台所 兼 洗い場。
清らかな水が
かれる事なく湧き出ています。
比良山系からの伏流水を
それぞれの家に引き込み→
昔から
人々の暮らしを潤してきました。
家の敷地の中にある かばたでは→
豊富な湧き水を料理に使ったり 野菜を洗ったり。
さまざまに利用しています。
本当だ でかっ!
そう コイは 残飯や食器の汚れを
きれいに食べてくれるのです。
へえ~!
そして いよいよコイをさばきます。
きれいな水に一晩置く事で
泥を吐き 臭みが抜けるそうです。
これは 何か 見た目おいしそう!
おいしそう。
今 生きとったんやから。
ねえ!
きれいな桜色をした
新鮮なコイを→
お刺身で いただきます。
いきましょか。 きれいな色してますけど… いただきます!
その お味は?
更に こちらは…。
これは?

何? これ。
鮒寿司にする あのニゴロブナの
煮つけです。
昔から
琵琶湖漁師に愛され続けてきた→
ふるさとの味です。
これは おいしい!
マジですか?
本当。
果たして そのお味は?
そして こちらは春のニゴロブナならではの卵。
その お味は?
琵琶湖漁師のこだわり春の伝統の味をいただきました。
続いては 幸が あふれる夏。
活気に満ちる港にはみなぎる命が並びます。
藤岡 弘、さんと 早見 優さんが→
日本海に面した兵庫県香住港で出会ったのが→
ふるさとの海で…
その宝とは…。
これ 天然ですか?
それとも 養殖ですか?
天然ですか。 うわ~ 見事!
今が一番 おいしい?ですね。
漁師が太鼓判を押す岩ガキを…。
もう そのまま食べられるんですか?生で。
まだ生きている 新鮮な岩ガキ。
うわ~。
豪快に。 いただきます。
何の味付けもせずそのまま 殻から いただきます。
うん う~ん!

ものすごい濃厚でさ ジューシー。臭みがないね 全然。
海水の味で十分。 おいしいね。
そんな岩ガキを採っているのは→
香住の漁師 佐藤さんと
7人の男達。
但馬の海と仲間を愛する
漁師です。
岩ガキは…
己の身一つで 5メートルを超える海底に潜む岩ガキを→
慣れた手さばきで
あっという間に引き上げます。
夏の この時期 毎日 潜り続けて
いただく 但馬の宝。
多い時は 一人で200個の岩ガキを
収穫します。
そんな海からの いただき物を→
更に おいしく食べてもらいたいと漁師仲間が調理してくれました。
自慢の岩ガキを 炭火で丁寧に焼く
焼きガキです。
その焼き上がりが こちら。
焼く事で味と香りが 更に引き立つ→
漁師が間違いないと胸を張る
食べ方。
その味たるや…。
う~ん 濃厚だし うまみがより一層 引き立ちますね。
もう たまんないな。
おいしい。
う~ん!
すごく ジューシーですし→
かんだ瞬間 ほわっと

磯の香りがしますね。
そして
更に ごちそうしてくれたのが→
こちら!
岩ガキと ごはんを一緒に炊き込んだ…
これは ぜいたくだな~。
うわ~ すご~い!
すごい すごい すごい。
その お味は?
おおっ!
カキの味が ごはんに染み込んでておいしいね。
炊きたて 最高! ねえ!
この男が炊いたんですけなこの男が。
漁師 一番最年長。
すご~い。
海を通じて 一つにつながる
世代を超えた仲間たち。
この2人がしてなかったら
わしらは しとらんよ。
これが息子だしけな。
息子も漁師で…。
これが兄弟です。
あっ こちらが? あ~。
じゃあ もう みんな
家族みたいなもんですね。
助け合って
香住の海と向き合ってきました。
ふるさとの海のすばらしさも
怖さも共に味わい→
家族以上につながる 漁師の絆。

そうだ 反映されてますよ。いや 本当そうです。
誇りですね。
日本一の海で絆を深めてきた日本一の仲間。
うまみがあふれる天然の岩ガキは
漁師の絆が生んだ結晶です。
続いては 豊かな味わいの秋。
彩り豊かな幸が食卓に花を咲かせます。
わ~。
すごい。すばらしいね。
秋の色に染まる日本の原風景。
かやぶきの里…
藤岡 弘、さんと 高橋ひとみさんが
秋の川で→
清流を駆けめぐる
里山の漁師に出会いました。
あっ すごい。
何獲ってらっしゃるんですか?
なんと 鮎!
鮎といえば 夏の魚。
秋に鮎とは
どういう事なのでしょうか。
気になった2人…
きれいな水ですね。
と 見せてくれたのは…。
わ~ たくさん入ってます。わ~ おっきいね。
ほら!
うわ~ 大きい!
実は 秋の鮎は産卵直前で→
一番太っておいしい時なんだそう。
川勝さんは

子どもの頃から この川で→
鮎を獲ってきた名人です。
川に網を張り上流から下ってくる 秋の鮎。
いわゆる 落ち鮎を狙います。
見極めたポイントは鮎を逃がす事はないといいます。
そんな 秋の…
涼しいですね。
果たして 落ち鮎は
掛かっているのでしょうか?
さすがは名人!
まるまると太った 秋の鮎。
体が輝いているのは
脂が乗っている証しです。
本当だ。
美山の清流でたっぷりと成熟した 落ち鮎です。
川は幼い頃からの
自分の縄張りみたいなもんだね。
ご自宅で…
本当だ。
秋が… しっかりと感じるね。
おいしそうなのがもう ぶら下がってる。
童心に戻った藤岡さん
美山の秋の実りに飛びつきます。
おいしそうに なってるよ。
あ~ すごい!
もぎたてのイチジクの味は…。
おいしい!
さあ ご自宅で落ち鮎を
塩焼きにして いただきます。
炭火の上で 脂が したたります。

香ばしい香りが もう すごい。
いよいよ 焼き上がりました。
ありがとう。 いただきます。
う~ん!
おいしい~!
分かります 分かります。
しっかりと この→
おいしい脂が乗ってるし。
フワフワです 身が。
たまらないおいしさの落ち鮎。
美山の秋のごちそうです。
と そこへ…
(2人)うわ~っ!
これは ぜいたくだな。
こんな のっかって。いい香り! おいしそう~!
これ 鮎のだしが
染み込んでるんだろうね。
これが 美山の秋を彩る
川漁師自慢のごちそう…
うまいか?
う~ん!
鮎のだしが ごはんに染み込んでて
何倍もおいしいね。 最高。
ぜいたくですね~。
ぜいたくだな これは。
こういう食べ方があるの
知りませんでした。
こちらは…。
あっ 鮎で… 鮎汁ですか。
落ち鮎からのうまみが

つゆに たっぷり溶け出した…
鮎が1匹入ってる 味噌汁って
なかなかないですよ。
初めてです。
あ~…。
体にしみるね。
鮎の味が よく分かりますね。
これが おいしいんだよ。
絶品の鮎に名人も夢中!
こんなに秋の味覚が すばらしい…
里山の清き水が育んだ落ち鮎と→
川漁師の真心が籠もった
珠玉の味に感謝。
お~!
気持ちいい。
来ましたね。 気持ちいいですね。
市毛良枝さんと加藤晴彦さんがやって来たのは→
陽光きらめく 本州最南端…
日本中の海を駆け巡った伝説のマグロ漁師に出会いました。
朝の港に漁師さんたちの姿が…。
朝食?
もう 仕事終わられて。
朝4時から魚を獲る寺本さん。
漁のあと 仲間と網の手入れをし→
奥さんの作った朝食を港で食べるのが 毎日の日課。
すごい 何か
失礼かもしれないんですけど…
パン?
パン。 はい。
あっ 本当だ。

トーストをおいしそうに頬張る寺本さんですが→
獲ってくる獲物は スゴイんです!
そこで 幻といわれる獲物を見せてもらいました。
あっ!
あ~ ちょっと生きてる!
あらまあ ちょっと…。
こちらが 幻のエビといわれる…
串本が誇る秋の味覚。
イセエビをしのぐともいわれる味わいから→
幻といわれています。
という事で ご夫婦に連れられてご自宅へ。
クツエビをさばいてくれるのは
寺本さんを兄のように慕う→
4つ年下の幼馴染 亀井さん。
大好きな あにぃのために心を込めて さばいた→
これが幻の…
いただきます。
エビなんですけど
トロとかみたいに→
口の中で シュ~ッと
みずみずしく溶けるような…。
寺本さんは ずっと ここで
漁師さんだったんですか?
かつては マグロ漁師だった寺本さん。
マグロを追って全国各地の海を駆け巡りました。
2回も言わへん。
神様と違うよ。
だから もう本当に…
1~2か月家に帰らない事は ざら。
30年以上 日本中を巡ってきた…

そんな寺本さんを支えてきたのが奥さんの公代さん。
漁師の妻として…
3人の子どもを育て上げました。
そんな2人も 今年…
これから?
ナシ? どうして?
するのも いいんじゃないですか。
思う存分 海で格闘し
好きなように生きる寺本さんを→
新婚当時から ずっと
支えてきた奥さん。
いろいろ ちょっと…。
(笑い声)
そうけ。
あにぃ よう言わんでな。
妻のおかげと
分かっていながらも→
恥ずかしくて口にできない
寺本さんでしたが ついに…。
感謝は もう… しきりですね。
うわ~ すごいじゃないすか。
(笑い声)
伝説の漁師が初めて口にした50年目の感謝の言葉。
わ~ すばらしい!
それがないとね。
伝説の漁師と妻。
串本の海に抱かれ 紡いできた温かい暮らしでした。
ほえる荒波 凍える冬。
厳しさが命を磨くおいしい冬の恵みを頂きました。
寒い冬の風が吹く

ここは大阪湾。
やって来たのは
泉州・阪南市。
大家族の笑顔に包まれる
漁師親子に出会いました。
毎日 一緒に漁に?
あら~ どうですか? お父さんと。
(笑い声)
漁師歴30年の名倉英樹さんと→
息子の弘人さんが
この時期 狙う獲物は…。
あっ そうなんですか。
という訳で…
港から1キロの所に沈めてある
タコカゴのもとへ。
前の日に沈めてあったカゴを
引きあげていきます。
タコが入っているかどうかは
潮の流れ次第。 今日は…。
お~ 入ってた 入ってた!
これが 自慢の…
そして…
そうですね。 あっ 何か獲れてる!
なんと フグが入っていました。
リリースしますか?いや 食べれますよ。
フグも おいしいんやで!
今度は クロダイが入っていました。
そして…。
あっ…! 獲れた!
少し小ぶりな マダコをゲット!

やりました!直美ちゃんが揚げました!
入ってる 入ってる!
お~!
更に…
ほら 私 スッて取れるようになっちゃった。 あ~!
いい海ですね。
豊かな泉州の海からの冬に おいしい最高の贈り物。
ご自宅で食べさせてくれる
という事で お邪魔しました。
はい ここです。
こちらですか。 こんにちは。
集まっていたのは…
えっ お孫さん?そうなんです。あっ じいじって呼んでる。
全員 そろうと15人という
名倉さんのお宅。
みんなで集まって→
その日 揚がった海の幸を食べるのが いつもの風景。
まず 今日獲ってきた
タコで作ってくれたのが…。
召し上がって下さい。
これは何ですか?
これはね タコすき。
塩ゆでしたタコをそのまま楽しむ タコすき。
この辺りでは
しょうが醤油で頂きます。
うん!
続いて出してくれたのは…
泉州っ子は みんな大好きな
家庭の味。 具材はタコのみ。
おいしい!

よかった~!
何か これ 本当に タコが
おいしくないと無理ですね。
本当に味が濃い…。
子どもたちもタコに夢中。
そんな みんなが
一番好きなのが…。
そう! タコ焼き。
タコ大きい。 あと 周りがこれだけ よく焼けてて→
中が とろっとしてるのが→
焼き方が もうちょっとプロですね。
おいしい味が
家族15人の笑顔を作ります。
一生懸命タコを獲ってきてくれる
おじいちゃんの事が→
みんな 大好きです。
息子の弘人さんは 家族のために毎日 海に出る父の姿を→
子どもの頃から見続けてきました。
今日も海に出る親子の漁師。
頼もしいパパと
優しいおじいちゃん。
家族みんなが応援しています。
いっぱい獲れたぞ~!
うわ~ すごい迫力。
大和田 獏さんと 美保 純さんがやって来たのは…→
厳しい冬の日本海に
向き合う町…
ここ津居山漁港の冬は→
松葉ガニの中でも最高クラスといわれる→
津居山カニの水揚げが

ピークを迎えます。
そんな港で 日本海の荒波が育む
宝を獲る漁師に出会いました。
おはようございます。
おはようございま~す。
あっ 本当だ。
カニを獲り続けて40年の木下さん。
冬の厳しい海に繰り出す
荒波の中から→
カニを獲るのが生きがいという
海の男。
代々続く漁師の家系。
長男の陽平さんも父の姿に憧れ日本海と格闘する毎日です。
いや 何だろう…
きっぷのいい漁師 木下さんの…
こんにちは。
あっ 本当だ。
地元の人でも なかなか
口にする事ができないという→
津居山カニ。 まずは…
来ましたよ。おっ!あ~ 来た~!
うわ~!
色が もう変わってる。ツヤツヤ この色見てよ。
もっと 何か…
新聞紙を敷き散らかるのを気にせず→
存分にカニを味わうそうです。
さあ 準備完了。
見て~!
あっ 本当だ。
漁師オススメの食べ方。

プリップリの甘い身をカニ味噌の深~い味に→
ぜいたくに合わせて…。
うん!
(真由美)どうですか?
やばい 何か…
おいしい。
確かに。
津居山ブランド
うまさの訳は その新鮮さ。
そして今度は…。
うわ~!
焼く事で香ばしくなり→
茹でるのと違い味が逃げないので甘さがギュッと濃縮されるそうです。
あっ…。
ねえ!
増してる!
やばいね これ。(笑い声)
そして更にカニ汁まで。
実は 先ほどと同じ津居山カニではありません。
地元では…
何ですか すっとんって。
身が すとーんと取れるから。
(木下)取れるから。
すっとんと呼ばれる
まだ若い松葉ガニ。
脱皮したてで殻が柔らかく
すっと身が出ます。
食感は みずみずしく 味はジューシー。
それでいて…
おいしい。

これ 味噌と合ってね。食べやすい。
(木下)味噌汁にするんですけど。
う~ん!
おいしい!
おいしいね。うん。
冬の荒海にこぎだし 海底から
引き揚げてきた津居山のカニ。
人々の喜びを満たす赤い宝石です。
恵みを育む厳しい自然と立ち向かう漁師に感謝。
2018/02/14(水) 01:58〜02:41
NHK総合1・大阪
えぇトコ「漁師のごちそう 心にしみる味スペシャル!」[字][再]

白浜の海藻。琵琶湖のフナにコイ。但馬の焼き岩がき。美山の落ちアユに串本の幻のエビ。豊岡のカニに、泉州のタコ。関西の漁港に四季折々の心にしみる味を訪ねる総集編。

詳細情報
番組内容
関西の漁港には、四季折々の心にしみる味があふれている。春、和歌山の白浜漁港で収穫される海藻ヒロメを使ったしゃぶしゃぶ。琵琶湖でとれるのはフナにコイ。夏、素潜りでとる但馬海岸の岩がきを炭火焼に。秋、京都美山で落ちアユを入れた炊き込みご飯。串本では幻のエビ・クツエビの刺身。冬、豊岡のカニに、泉州のタコを入れたタコ焼き。関西の漁港の四季の味と漁師の心意気が心にしみる総集編。
出演者
【旅人】浅野温子,金子貴俊,木本武宏,キンタロー,藤岡弘、,早見優,高橋ひとみ,市毛良枝,加藤晴彦,大和田獏,美保純,松居直美,小倉久寛,【ナレーション】島よしのり,橋本のりこ


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