2018/08/06(月) 15:50〜16:50 ten.【西日本豪雨1か月…兵庫・京都・広島・岡山の被災地を徹底取材】[字]

>>西日本豪雨から1か月。
今も日常生活を取り戻せていない
関西の被災地の今を徹底取材しま
した。
オウム真理教の松本智津夫元死刑囚の死刑執行から1か月。
後継団体アレフが、
大阪で新たな動きを見せました。
揺れる日本ボクシング連盟。
>>こんにちは。
かんさい情報ネットten.です。
甚大な被害をもたらした西日本豪雨からきょうで1か月がたちまし
た。
NNNの最新のまとめでは、
15府県で亡くなった方は219
人、行方不明者は12人に上りま
す。
中でも最も被害が大きかった広島県から中継です。
橋本さん。
>>11人の方が亡くなった、
広島県呉市の天応地区です。
今、
この状況をご覧いただきますと、
復旧、
復興には程遠い、そうお感じにな
る方がほとんどかもしれません。
ただこの1か月で、
この現場の状況というのはかなり変わりました。
この道路も、当時は大量の土砂と
流木に埋め尽くされていたんです
が、


その撤去が完了しまして、車両や重機が入れるようになりました。
それによって、
被災地は少しずつではありますが、
元の生活を取り戻そうとしていま
す。
ただ、
土石流に襲われたこの上流のほうを見てみますと、
今も爪痕が大きく残っています。
流されてきたこの住宅は傾いたまま残されています。
そして土砂に埋まったこちらの住
宅、
お年寄りの1人住まいということ
なんですが、その撤去作業という
のは、ほとんど進んでいないんで
すね。
さらに、
この先ご覧いただきますと、
今もとてつもなく大きな岩や流木
が、
そこらじゅうに転がっている。
この1か月で復旧に格差が出てきているのが、
今の被災地の現状でもあります。
そしてその復旧を阻んでいる、
この大量の土砂なんですが、
この1か月でかちかちにかたまってしまいました。
今こうして、スコップを入れよう
としても、
ほとんど入っていかないんですね。
もうこれ以上は入りません。
流木を含んだ土砂は、


この猛暑で、
コンクリートのように固まってし
まいました。
そしてこの辺り、ご覧いただきま
すと、
ボランティアの姿というのがほと
んど見受けられません。
お年寄りが多いこの辺りの地域、
住民の方は、
自分たちだけではどうしようもな
いんだと、そういった話をされて
いました。
これからこの復旧のスピードを加速させていくためには、住民の方
だけではなくて、国や行政、ボラ
ンティア、
非常に息の長い支援が必要になっ
てくると感じます。
>>中継でお伝えしました。
奥野さん、この1か月ね、
酷暑も続きました、
台風もありました、
本当に大変な状況が続いていると
思います。
>>そうですね、
ご自身の、
やっぱり住んでらっしゃる地域が
あんなふうになって、
本当に気持ちがつらい中、
天災がさらにまだ続いてくるっていうね、
もう本当になんとかこの気象だけ

でも、
もう少し落ち着いた状況になって
もらえないかなって思うんですけ
れどもね、なんとかしないといけ
ないですね。
>>まだまだね、時間がかかって
しまいそうなんですが、関西でも
大きな被害が出ました。
復旧への時間がかかる中、
一日も早くふだんの暮らしを取り