2018/08/13(月) 12:20〜12:45 サラメシ選「シーズン7 第22回」[字]

働く大人の昼ごはん それが…
こんにちは 中井貴一です。
今回の「サラメシ」は→
ど迫力のカーレースから。
岡山県にある こちらのサーキットで開かれていたのは スーパー耐久レース。
2名ないし3名のドライバーが
交代しながら→
3時間で コースを何周できるかを
競う 国内有数のビッグレースです。
レースといえば
やっぱり気になるのが→
そう 彼ら
レーシングドライバーの勝負メシ。
ちょっと
のぞかせてもらいました。
レース開始の4時間ほど前
サーキット内にある こちらのレストランで→
腹ごしらえ。
注文したのは おかゆ。
レース中は 大量に汗をかくからと
ちょっと 塩分濃いめに オーダー。
こちらでは
事前に頼んでさえおけば→
メニューにないものでも 料理長自ら
腕を振るってくれるんだそう。
あら? 本当は
パンケーキ 頼んでたんですか?
あっ ありがとうございます。
来ましたよ 来ましたよ。おいしそうなパンケーキ。
しかも 焼きたてを


料理長自ら サーブ。
改めまして
こちらが 料理長の里野モミイチさん 49歳。
このレストランを任されて
ちょうど2年だそうです。
レストランの営業は 午前11時から。
今日さあ ファルファーレさ…。
ランチは ビュッフェスタイルのため
今日も スタッフ総出で準備中。
この日のメインは 肉厚のローストポーク。
こんがりと焼き目がついておいしそう!
ほかにも ゴルゴンゾーラチーズを
たっぷり使ったパスタなど→
どれも本格的。
よろしく! 大丈夫?
レース開催中は
関係者専用のレストランに。
でも 平日は
一般のレストランとして営業。
だからね 運がよければ→
練習中のあのレーサーに会えるかもなんて感じで→
モータースポーツファンには ちょっと
知られた ランチスポットなんですって。
ああ 確かに こうやって見ると
ちょっと テーマパークみたい。
そんなサーキットのレストラン。
客の目当てが レースなら→
レーサーたちに負けない料理を出す。
それが 料理長 里野さんのプライド。
届いたのは ド~ンと 豚半頭分。


知り合いの業者から定期的に買い付けているそうです。
ウヒョ~ッ 豪快!
なんだけど…
(取材者)そこがヒレ肉。
中学卒業後料理の専門学校に進み→
17歳で
単身 フランスへ渡った里野さん。
フランスとドイツで およそ5年 修業。
帰国後は 長野オリンピック迎賓館の料理長をはじめ→
日本各地の有名ホテルで
ちゅう房を任されてきました。
そんな里野さんが
50を前に選んだのが→
従業員8人のサーキットの中にある
このレストランでした。
料理長が かわれば
レストランのカラーも かわる。
里野さんは 料理長になる時
オーナーと話し合い→
従業員たちに
3つの提案をしたそうです。
1つ目は お客さんの
生の反応を感じるため→
料理人たちが
積極的に ホールに出る事。
2つ目は 食材にこだわる事。
以前は カット野菜を使う事もあったそうですが→
野菜は旬にこだわり 肉同様
仕込みも 全て手作業で。
サラダバーの仕込みを

担当しているのは→
入って7か月の新人
八木田雅也さん 21歳。
この日は レタス10個分を
ひたすら ちぎっていました。
そして 3つ目が まかない作り。
料理人こそ 日々の食事を大事にしなければと→
交代で作るように。
現在は 新人の八木田さんが担当。
おっ ミンチにしたって事は