2018/08/21(火) 22:00〜22:54 ガイアの夜明け【異変!ニッポンの魚-進化する漁業の挑戦-】[字]

「GAIA」…それは 息づく大きな生命体。
混沌の時代にも 希望を見いだし[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
再生を果たして 未来へ向かう。
そこに きっと
夜明けが やってくる。
その異変は
身近な回転寿司の店にも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
忍び寄っていました。
客席に変わった様子はありません。
好みのネタに舌鼓を打つ
いつもの光景が広がっています。
もの自体も[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
店の自慢は職人が握る新鮮なネタ。
しかし マグロを筆頭に異変が。
魚が獲れなくなり 価格が高騰。
仕入れが 思うように
できないというのです。
なかには この状況に
耐え切れなくなった店も。
回転寿司の倒産件数は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
今年に入って増え続けています。
海の幸の宝庫 北海道 函館。
ここでも異変が起きていました。
漁を終えた漁船が戻ってきました。
船をのぞくと… いました。
函館名物 スルメイカ。 大漁です。
しかし そこには厳しい現実が。
こんなに獲れたのは
久しぶりだといいます。
函館では


スルメイカの漁獲量が ここ数年で[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
最盛期の5分の1にまで
落ち込んでいたのです。
その影響は 地元の食品会社にも。
手に入ったイカは ごくわずか。
以前は すべての箱が
満杯だったと言います。
(スタッフ)そんな違うんですか?
そう。
原料の高騰は
一夜干しなど 主力製品を[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
販売中止に追い込むほどの
激しさでした。
それが[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
日本の漁獲量は 年々 右肩下がり。
今や危機的とも言えるレベルにまで
落ち込んでいます。
背景にあるのが
世界的な魚介の需要の高まりです。
水産資源の
激しい争奪戦による乱獲。
そこに 環境破壊や気候変動など[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
さまざまな要因が重なり合っている[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
と言われています。
函館ではイカに代わる新たな名物づくりが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
始まっていました。
製品のパッケージを見ると[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
「はこだてなのに? ぶり」
と書かれています。
以前 北海道では


ほとんど獲れなかったブリ。
それが近年 大量に
網にかかるようになったのです。
海の変化に
漁師も困惑の色を隠せません。
私たちの食卓にも関わる危機。
今 海で何が起きているのか?
日本の魚を守れ。
壮大な計画が動き出した。
海を丸裸にする
驚きの魚予報とは?
若手漁師も すぐ名人に。
未来の漁業が始まった。
このところ耳にすることが
多くなった 水産資源の危機。
しかし
日常生活の中で実感することは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
まだないという方も
多いのではないでしょうか。
現在の状況が続くと
今後 どうなってしまうのか。
2050年の寿司屋を
のぞいてみましょう。
いらっしゃい。
あ~ どうも。
いやぁ 久しぶりだな
日本のお寿司屋さんは。
昔と変わらないね。
お客さん うちは初めてですね。
さすが 最近のロボットは優秀だね。

久々に日本に帰ってきたんでね。
今日はちょっと お寿司でも食べて
贅沢しようかと思って。
ご注文がお決まりでしたら
どうぞ。
じゃあ まずは光りものの
コハダからもらおうかな。
お客さん ツイてますね。
今日は いいコハダが入ってますよ。
ああそう それはうれしいね。