2018/09/04(火) 22:00〜22:54 ガイアの夜明け【始まる!水“革命”】[字]

「GAIA」…それは 息づく大きな生命体。
混沌の時代にも 希望を見いだし[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
再生を果たして 未来へ向かう。
そこに きっと
夜明けが やってくる。
夏 真っただ中の湘南 茅ヶ崎。
この街に住む 中村香子さん。
子供は3人。
男の子2人は地元チームでサッカーをしています。
夫の汗まみれのシャツに
子供たちのサッカーの練習着。
毎日 すごい量の洗濯物です。
そして いちばんの悩みがベッドルームにあるといいます。
夫の枕カバー。
年をとるごとに強くなる夫のにおい。
汗をかく夏は 特に気になります。
中村さん 洗濯には液体洗剤を使っています。
洗ったあとでも
衣類に残るにおいが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
気になっていました。
隣町にある 東急ハンズ。
中村さん
ママ友に連れられて ある売り場へ。
そうそう そうそう。
ママ友が教えてくれたのは洗たくマグちゃんという商品。
1つ およそ2,000円。
これが今主婦の間で人気だといいます。
中村さん 早速 使ってみることに。
夫のワイシャツに 長男のTシャツ。
大きな醤油のシミがついています。


洗濯物と一緒にマグちゃんを入れます。
5キロで2個が目安です。
他には何も入れません。
フタを閉めて 洗濯スタート。
そして 50分後。
洗い終わった洗濯物を見てみると。
次 子供のやつ。
洗剤を入れなくても
醤油のシミは落ちていました。
そして 悩みのタネだった
枕カバーのにおいは…。
夫の雅実さん 47歳。
この人が枕カバーを使っています。
(スタッフ)これ ご主人のやつ…。
はい。
ホントに この…。
うん ホントに…。
洗たくマグちゃんを使い続けて
2週間。
意外な変化が表れていました。
排水ホースの内側には黒ずみが。
洗剤の残りかすや雑菌です。
それが マグちゃんを使う前より少なくなっています。
更に 洗濯槽も マグちゃんを
100回使った実験では[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
黒ずみが目立ちません。
こうして乾燥させると[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
繰り返し 300回ほど
使えるといいます。
洗たくマグちゃんを作ったのは


ジリ貧だった町工場。
起死回生を狙った商品が
水の常識を一変させる。
捨てるしかなかった洗濯の排水。
驚きの技術で新たな資源に。
農薬いらずで野菜が育つ。
一方 西日本豪雨で断水した被災地。
無名のベンチャー企業が生んだ
画期的なシャワー。
それが被災者を救う。
私たちが生きていくうえで欠かせない 水。
ふだんの暮らしの中で
いったい どのくらい[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
水を使っているのでしょうか。
例えば 東京都で見てみると[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
1人が1日に
洗濯に使う水の量は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
平均で33リットル。
続いて 食事の支度や後片づけに使う水の量は…。
そして トイレに使う水の量は
46リットル。
結構 使いますね。
続いて最後 シャワーです。
5分間 使い続けると[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
60リットルにもなるそうです。
4人家族の場合
1日に使う水の量は およそ…。
880リットルにのぼります。
改めて見てみると[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
相当な水の量だということが

わかります。
『ガイアの夜明け』 今回は
これまでにない発想で[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
水を再利用しようという
新たな試みを追いました。
ここが 洗たくマグちゃんを
作っている[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
1965年 創業。
従業員25人の金属加工会社です。
これは 工業用機械の部品。