2018/09/15(土) 09:55〜10:00 Nスペ5min.「アインシュタイン 消えた“天才脳”を追え」[字]

天才物理学者…
人類の世界観を変える
相対性理論を打ち立てました。
この天才のひらめきや
知性の秘密は→
一体 どこにあるのでしょうか。
1955年にアインシュタインが亡くなると→
その病理解剖を担当した医師
トーマス・ハーベイは→
アインシュタインの脳を摘出。
遺族から研究する許可を得ました。
ハーベイは アインシュタインの脳を
240のブロックに切断し→
解析を試みます。
しかし 研究成果を得られた形跡はありませんでした。
私たちは ハーベイが撮影した
300枚を超える脳の写真に注目。
溝の位置や膨らみの形状などを
3次元CGで再現し→
アインシュタインの脳を
よみがえらせました。
すると ほかの脳とは異なる
大きな特徴が見つかったのです。
特徴の一つが頭頂葉です。
視覚や聴覚などの情報を統合する領域で→
言語や数学的処理にも関わると
いわれています。
左右を比べると 紫色で示した
上頭頂小葉は右脳の方が大きく→
水色で示した下頭頂小葉は→


左脳の方が大きい事が分かります。
左右で これほど形状が違う事は
極めて珍しく→
アインシュタインは
普通の人とは異なる感覚で→
思考をしていた可能性がある
といいます。
更に際立っていたのが 前頭葉。
最も高度な知的作業をつかさどる領域です。
一般の人の前頭葉は→
脳回と呼ばれる部分が3つあります。
こちらは アインシュタイン。
なんと第4の脳回が存在していました。
前頭葉の体積が増え
脳回の数を増やすほど→
脳が発達していたと
考えられるのです。
これより 更に 天才のひらめきや
知性の秘密に迫るためには→
実物の脳が求められます。
実物の脳があれば 最新の科学で→
内部の詳しいメカニズムを
解析する事ができると→
考えられるからです。
では 240のブロックに分けられたアインシュタインの脳は→
今 どこにあるのか。
実は ハーベイ医師は亡くなる前世界各地の科学者に→
脳のブロックを
託していた事が分かりました。
私たちは 脳を受け取った


とされる科学者たちに→
コンタクトを試みました。
取材の中で240のブロックのうち→
134か所の所在を
直接 確認できました。
しかし 92か所の行方は
今も分かっていません。
天才 アインシュタインの
知性の源を探る旅は→
死後60年以上たった今も
続いています。
犯罪の予測など 人工知能による
未来予測の最前線を探ります。
10年に一度しか
入る事ができない島で→
生物進化の秘密に迫ります。
2018/09/15(土) 09:55〜10:00
NHK総合1・大阪
Nスペ5min.「アインシュタイン 消えた“天才脳”を追え」[字]

NHKスペシャルの魅力を5分間に凝縮した「Nスペ5min.」。今回は『アインシュタイン 消えた“天才脳”を追え』のダイジェストをご紹介する。

詳細情報
番組内容
NHKスペシャルの魅力を5分間に凝縮した「Nスペ5min.」。今回は『アインシュタイン 消えた“天才脳”を追え』のダイジェストと、今後の番組ラインナップをご紹介する。


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