♪♪ 獲れ獲れぴちぴち かに料理
（ナレーション）＜伝説の番組のテーマソングも→
おなじみのＣＭソングも→
作り出したのが この男！＞
＜手がけた曲は
実に３０００曲以上。＞
＜…とまで言わしめた
天才音楽家。＞
＜ そんな栄光と偉業の舞台裏で
巻き起こった→
まさかのマネートラブルとは？＞
＜ そして奥さんが悲鳴を上げる→
信じられない日常も明らかに！＞
＜天才か はたまた奇人か。＞
＜浪花のモーツァルト
キダ・タローの→
驚愕の伝説に迫りま～す。＞
（東野）さあ 本日の「マルコポロリ！」は関西が生んだ天才作曲家→
浪花のモーツァルトこと
キダ・タロー先生です。
よろしくお願いします～。
（キダ）お願いします。
ええ～
年齢の方 伺っていいですか？
８７歳でございまして。
（てつじ）若っ。
変わらず。
普通ですか。 普通ですか。
（てつじ）脳みそ シャキッ。
本番前も小さい声で会話してても…。
「カネタタキが聞こえない」っていうのは
どういう事なんですか？
虫… カネタタキ 秋になると
チン チンって鳴くんですよ。はい。
それ 若いころは もう
ピーンと聞こえとったんが。
へえ～。
全然聞こえない。
「鈴虫 聞こえます」。
周波数が→
高いのがダメなんです。
（てつじ）カネタタキがわからない。
（方正）僕らも聞こえてるんですか。
いやいや 違う…。
（八光）今どきの言い方
してもらわんと。
うるさいねん。
（てつじ）それが 一番ダメ。それが 一番ダメです。
何や この辺に出るから。
何や この辺 出てるわ！カネタタキいうたら。
できれば キダ先生が…
（方正）まあ それはねそうなんですけども。
何か…
少ないよ。７０歩？
（方正）７０歩いうたら
そっから楽屋までで終わりですよ。
でも 普通はね 例えば
１日いうたら ８０００歩。
１万歩は まあ…
健康や いうけど→
それは もう
まやかしのデータであって。
実際に 生きる伝説
キダ・タロー先生は→
１日に何歩ですか？
（てつじ）寝室からトイレ行って寝室 戻ったら終わりですよ。
＜…を始めたキダ・タロー。＞
＜独学で始めた音楽ながら→
その非凡な才能は
すぐに開花。＞
＜大学生の時には既に…＞
＜大阪の有名キャバレーなどで→
その腕前を
披露していたのだった。＞
＜ そんなキダ・タローに
人生の転機が訪れたのは→
４０歳も目前に迫った
ある日の事。＞
＜ ある音楽仲間から→
予期せぬ仕事が舞い込むのだった。＞
テレビ創成期ですよ。
いや～ 待たせたな。
えっ？
バンバン。 あはははっ。
何でもええねん！
＜世は…＞
＜作曲家たちの
著作権を守るために→
無秩序だった楽曲の使用が
規制されるように。＞
＜テレビ局にとっては
便利で使いやすいオリジナル曲が→
喉から手が出るほど
欲しかったという。＞
＜ そこで
白羽の矢が立ったのが 当時…＞
＜浮かんだメロディを
五線紙に並べ→
ひたすら曲作りに没頭。＞