2018/10/20(土) 16:30〜17:30 奇跡体験!アンビリバボー[再][字]

(伊達)それは NGですよ。当たり前じゃない。
(富澤)やってみましょう みたいに。
(伊達)分かりましたって 言わない。
<ことしの夏
イタリア全土が 注目した→
ある殺人事件の
裁判が 行われた>
<将来 有望な
美少女アスリートが 殺されるという→
センセーショナルな事件>
<だが 国民の注目を集めた 理由は→
それだけではない>
<これは絶対に 不可能な 凶悪殺人>
<犯罪とは 無縁の町。
事件の陰で うごめく…>
(一同)うわー。 ダブルショックだ。すごい。 もう ちょっと。 ひどい。
<サスペンス映画のようなミステリーが→
ひもとかれたとき…>
<あなたは 人生を狂わされた人々の→
悲痛な叫びを 聞く>
<われわれはイタリア全土を→
騒がせた事件の
全貌を 取材するため→
ミラノを 訪れた>
<ここに イタリアの全国紙の 一つ→
イル・ジョルノが ある>
<凶悪事件などを 専門に担当するベテラン記者…>
<すぐさま 彼は われわれを
ある場所へと 案内してくれた>
<車で 走ること 3時間>


<到着したのは ミラノの隣町ブレンバーテ市>
<人口 7,000人ほどが 暮らす
小さな町>
<この日 一人で
帰宅途中の 少女が…>
<その 道すがら…>
♪♪~
<突如 行方不明となった>
<失踪したのは…>
<彼女の失踪は
誘拐事件として→
すぐさま 地元の
トップニュースになり→
瞬く間に
イタリア全土へと 波及した>
(男性)ママ。
(妻)いってらっしゃい。(男性)ああ。
(男性)ああ。
<ヤーラは 地元 ロンバルディア州でも有名な 新体操の選手>
<美しく しなやかな演技>
<州大会でも 優秀な成績を残し将来を 嘱望された…>
<しかし…>
<住民たちの願いもむなしく→
ヤーラは 刃物のようなもので→
全身を 何カ所も 刺され殺されていた>
<当時の イタリア大統領からも
お悔やみの メッセージが 寄せられ→
国中が 注目する
大事件となった>
<地元 警察の


威信を懸けた 捜査>
<当初 警察は この凶悪な
殺人犯を 捕まえることに→
絶対的な自信が
あったという>
<なぜなら…>
(モローニ)殺害されたヤーラの 衣服には→
犯人のものと 思われる
血痕が 付着していたんです。
(捜査員)よし。
(一同)はい。
<まず 警察は
血痕から 採取した DNAを…>
<だが その中に 該当する人物は
見当たらなかった>
<そこで…>
(捜査員)よし。
(捜査員)いいか?
(捜査員)えっ?
<DNA鑑定とは
人の細胞内に 存在する→
デオキシリボ核酸を 分析>
<そこに表れる 遺伝情報から個人識別や→
親子の 血縁関係などを
判別する 方法>
<ある人間の DNAが
別人と一致する 確率は→
4兆7,000億分の1と いわれ
本人でないかぎり→
同一となる ケースは

ほとんど ない>
分かったな?
<警察は 多くの住民たちが→
捜査に 協力してくれると 考え→
DNAの提供を 呼び掛けたが→
そこには ある狙いがあった>
<DNAの提供はあくまで 任意によるもの>
<協力しても いいと思う
住民たちは→
警察署へと 足を運んだ>