江東区にある亀戸天神から。
ここは 学問の神様 菅原道真公がまつられている[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
合格祈願のパワースポット＞
＜受験生や その家族が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ひっきりなしにお参りに来る＞
＜ そして 参拝客の多くが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
帰りに立ち寄る店があるという＞
＜ その店は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
亀戸天神から
目と鼻の先にあるそうだが…＞
＜ それが こちら。
おぉ すごい行列ができてますね＞
＜時代を感じさせる店構え。
その名も 船橋屋。
中に入ると
そこは落ち着いた雰囲気の空間。
運ばれてきたのは…＞
＜ そう ここは甘味屋さん＞
＜ こちらは 定番の
クリーム白玉あんみつ＞
＜寒天は
てんぐさから煮出した手作り。
これが女性たちに人気＞
＜ こちらは 白玉しるこ。
使っている小豆は 北海道産。
ここ船橋屋は 古くから多くの客に愛されてきた老舗。
いったい いつごろから？＞
＜店内に飾られた看板は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
昭和の文豪
吉川英治の筆による＞
＜ かつて あの 西郷どんや[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
芥川龍之介など 多くの著名人が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あるものを目当てに
この店に通ったという＞
＜芥川の随筆に
こんな一節が…＞
＜芥川が愛した くず餅が
こちら＞
＜ いったい 何が
そこまで引きつけるのか？＞
＜人気の秘密は その食感＞
＜ おぉ プルンプルンだ。
そして 味の決め手は
この黒蜜＞
＜使われているのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
沖縄 波照間島産の黒糖＞
＜ これに数種類の砂糖をブレンドし[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
何度もあく取りを繰り返すと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ほんのりと上品な甘さになる＞
＜最後にきな粉をたっぷりとかける。
これが 江戸時代から変わらぬ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
船橋屋のくず餅だ＞
＜ そんな船橋屋
今やデパ地下や駅ナカにも進出＞
＜東京駅の中にある この店にも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ひっきりなしにお客が買いに来る＞
＜ あんみつや[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
豆寒天などの定番もよく売れるが…。
いちばん人気は
やっぱりくず餅だ＞
＜ このくず餅
ＪＲ東日本が主催する[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
おみやげグランプリで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
今年 見事 総合グランプリに輝いた＞
＜ そして
おいしさ以外に もう１つ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
人気の理由が…＞
それが体感できるもんですからときどき…。
＜ お腹に優しいって
どういうこと？＞
＜ えっ？ 発酵食品？
近年 体にいいとブームになっている発酵食品＞
＜船橋屋のくず餅も[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
その１つとして注目を集めているのだ＞
＜ その発酵と[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
プルンプルンの食感が生まれる秘密とは…＞
＜沖縄県南部の 南城市＞
＜ その山中に 船橋屋の工場があるというのだが…＞
＜ そこには 一見
生けすのようなものが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
いくつも並んでいるだけ…。
訪ねてみると…＞
（スタッフ）こんにちは～。
＜工場を管理している 狩俣努＞
（スタッフ）ここは なんですか？
（スタッフ）デンプン？
＜原料を作っているのは
沖縄の食品メーカー＞
＜機械の中に投入しているのは
小麦粉だ。
その小麦粉を
こねてから 水洗いすると…＞
＜グルテンとデンプンに分かれる＞
＜グルテンは 沖縄名産くるま麩の原料となる＞
＜船橋屋は これをラスクに加工。
沖縄限定のお土産として販売＞
＜一方のデンプン
これがくず餅の原料となる。
そのデンプンを