2018/11/23(金) 06:00〜06:40 孤独のグルメSeason6[再] チキンと野菜の薬膳スープカレー[字]

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《ふ~ん ここにも
高層ビルが立ちはだかるのか》
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ああ 清水さん お疲れさまです。
ええ 今まさに向かうところです。
久しぶりに少し緊張してますけど→
大丈夫です 任せてください。
はい それでは。
《彼の協力もあって→
やっとのことで動き出した大仕事だからな。
よし ここはビシッと決めてやろう》
<時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たすとき[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
つかの間 彼は自分勝手になり[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
自由になる。
誰にも邪魔されず[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
気を遣わず ものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
現代人に 平等に与えられた[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
最高の癒やしといえるのである>
《権之助坂の喧騒がウソのようだ》
《あそこか》
《よし》
あのう 工藤様に
お約束いただいてる→
井之頭と申しますけれども。
失礼いたします。
井之頭様


お世話になっております。
工藤から
申しつかっておりますので→
お部屋にご案内いたします。
お願いします。
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井之頭さん。はい。
申し訳ありませんが
再考していただけませんか?
え?
井之頭さんにご提案いただいた→
コンセプトがすばらしく ご実績も
申し分ないということで→
お願いしたわけですが
今日 見せていただいた→
具体的な商品プランは→
期待していたものとは違いました。
申し訳ございません。
なぜですか?
高級感や癒やしといった
コンセプトが多かったなか→
井之頭さんが
ご提案してくださったのは→
「忘れられない部屋」でした。
はい。この カタログからは→
それが まったく感じられません。
私どもは 常々 このホテルを→
最高を超えた スペシャルなものに
したいと考えています。
今回の客室インテリアのリニューアルは→


その起爆剤になる大切なプロジェクトなんです。
ですから 井之頭さん
これでは 困るんです。
はい!
もっと刺激的な提案をしてください!
もっと攻めてほしいんです!
承知しました!
ご期待に沿えるものを
早急に用意いたします!
よろしくお願いします。
《う~ん そうかぁ…》
《「忘れられない部屋」と
うたっておきながら→
無難な提案だった。
こんなもんだろうという甘えがあったのかもしれない。
あぁ…。
でかい仕事を取った自分に浮かれてたか。
慢心してたか
軽く天狗だったか。
今回のことは
いい薬にしなければ。
よし 事務所に戻って
イチから練り直そう。
ん? あれ ここどこだ?
何 ボーっと歩いてたんだ。
そして気がつけば→
腹が 減ってる》
《すきっ腹で
いい仕事ができるわけない。
よし 店を探そう》

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《慌てて こっち側に渡ったけど
店はあるのか?》
《ダメだ 完全に住宅街。
裏目黒に入ってしまった。
ドツボに ハマったか?》
《スープカレー。 この奥に?》
《こんなところに
店があるのか?》
《あった》