きたでしょう! もう言えますか?
ほ~!
(堂)わあ ふっくら! ツヤツヤ。ふっくらでしょ。
こういうのを煮たら→
「今年は一年 ええ年になりそうやなあ」。
本当にそう思いますね。
ねえ。
〈もうすぐ お正月〉
〈今日は土井家伝統のおせち料理 黒豆を→
ふっくらツヤツヤ
おいしく煮るポイントを→
たっぷりご紹介します〉
〈後半は京都暮らしの大原千鶴さんが→
年末年始に役立つ
和風ローストビーフの作り方を→
教えてくれます〉
♪♪~
おはようございます。
おはようございます。
先生 今日は 今年最後の→
『おかずのクッキング』ですね。そうなんですか。
おせち料理
っていう事なんですけども→
まあ 今風のね…
『おかずのクッキング』らしいね→
そんなに頑張らなくてもいい。
まあ お正月いうようなものを→
改めてね 考えた
という事なんですけども。
〈まずは おせちの大定番


土井先生の黒豆〉
〈しわひとつなく
ふっくらツヤツヤに!〉
〈美しく仕上げるポイントを
教わります〉
ツルツル ピカピカでしょ。
ツヤッツヤですよね。
元々はね この黒豆いうのは
しわがいってたんですよ。
まあ いうたら 長生きの象徴
しわが寄るまで とかね。
まめに暮らせますようにって。
今は ツルツル若々しくっていうふうに→
日本中の黒豆のしわを
なくしたんが→
この土井勝のレシピなんですよ。
先生のお父様のレシピ。そうなんですよ。
よかったら…。
いいですか?
はい。 どうぞ。
いただきます。
うん…!
おいしいです。
甘さ加減がちょうどいいですし
やわらかい。
そうです。 皮がね 硬くない。
皮まで やわらかくっていうこのね…。
スーッと
溶けていってしまうような…。
そうです そうです。


これを今日→
教えて頂けるんですね。
はい。 そうなんです。
〈まずは 黒豆を煮る時→
土井先生がぜひ使ってほしいという→
アイテムをご紹介!〉
これがね黒くする理由というのが→
鉄のさびを入れていくと。
あっ さびた釘。そうなんですよ。
このごろ 落ちてへんですよ。
えー! でも 売ってます?
売ってないですよ。
昔は拾ってくるもんですよね。
あっ そうですよね。
そこにね… これ 黒豆って結構 アクが強いんですよ。
それでね 重曹を入れる事で
もうアクがいっぱい出てくる。
重曹が アク抜きの役割を
してくれるんですね。
重曹。
はい。
そして まあ 味付けのほうは
お醤油と砂糖と塩。
シンプルですね。
シンプル。
そして 何よりも
昔 父がやってたという事で→
材料は同じやけども→
私は 今の時代に合った違うやり方をしてるんですよ。
その変わったとこいうのは…。

はい どこでしょうか。
まあまあ あとで言いますわ。
わかりました。 楽しみです。
〈黒豆は 洗って
汚れやほこりを取り除きます〉
あと 調味料の中に入れて 戻す。
へ~!普通は水につけとくわけやけども→
それやったら
皮がむけたりしやすいから→
最初からね