成人の日のきょう。
関西各地で新成人の門出を祝う
催しが行われました。
高らかな音を響かせる大阪市役所の
「みおつくしの鐘」。
吉村市長と共に４３人の新成人が
２０歳にちなんで２０回、鐘を打
ち鳴らしました。
一方、和歌山市の紀の川では、
空手道場が新成人の門下生を祝う
「みそぎ成人式」が行われました。
御神酒も振る舞われ新成人は
決意を新たにしていました。
日本一高いビル「あべのハルカス」では、
「大人の階段を登ろう」を合い言
葉に、
地上３００メートルの展望台を目
指す成人式が
開かれました。
振り袖やスーツ姿の新成人達は、
成人の抱負を書いた「たすき」を
胸に、
地下１階から６０階までの階段・
１６３７段をのぼりきりました。
新成人らは、晴れやかな表情で
記念撮影を行い、大人の仲間入りを
果たしました。
ところで、
小西さんの２０歳のころの夢は何
ですか？
いきなり？
ないですよ。
何とかになりたいみたいな？
立派な同時通訳者になりたかったです。
だけど、大したもんじゃないです
よ。
人のためになりたいとか、
あんなこと、
口がさけても
テレビで言われへん。
続いては、年末年始のブランド品
買い取り店で展開する、「人生の
ドラマ」を取材しました。
気忙しい年末年始。
懐を温めておきたい、それが人情、
というものでしょうか。
そんな人たちが訪れる場所があり
ます。
大阪・梅田のブランド品買い取り
店に、
年の瀬、何かやり忘れた
気持ちを抱え、続々と。
「年末に借金も返さないといけな
いし」「断捨離しようと思って」
年末年始、買い取りブースで
繰り広げられる人生劇場、拝見させて頂きます。
今回の舞台は、ＪＲ大阪駅の
すぐそばにあるブランド品買い取り店、
ゴールドプラザ梅田本店。
カメラは、クリスマスの直後から
取材を始めました。
３０代の女性が買い取りブースへ。
女性が持ってきたのは、高級ブラ
ンド、
カルティエとブルガリのリング。
鑑定士歴１０年の山元さんが、弾き出した査定額は。
「両方で、１０万円で買い取りと
いう感じ」
元彼から、４年前にもらった
プレゼントを、どうしても年内に、
売りたい事情があるようで。
ここで、鑑定士の山元さんが動きます。
なんと、女性が売るつもりのなか
った
バッグの査定を。
お気に入りのバッグを売って、
新年をお目当てのバッグとともに
迎えたそう。
こちらも、年内に売っておきたい
事情があるようで。
なにやら訳ありげな、５０代後半
の男性。
ブランドバッグと、サラリーマン
時代に買った
ロレックスの高級腕時計や金のネ
ックレスを持ってきました。
聞けば、大学生の娘さんがいるん
だとか。
気になる、査定の結果は。
「金額は全部で、こちらでの、お買い取りとなります」「あ、はい、
はい、はい！」
総額、なんと６２万円。
男性も満足した様子。
悪いことばかりは、続かない。
新年に飛躍を誓い。
２０１８年も押し迫った１２月２８日、
６０代の女性がコーチのバッグを
売りにきました。
女性は常連客で、店に来ると