番組の一部に字幕のついていない
部分があります。ご了承ください
大阪府でも「統計不正」です。
大阪府で不正な事務処理が発覚したのは、
総務省による消費者物価指数の
もととなる「小売物価統計調査」です。
本来は、調査員が毎月決められた
店を訪れ、
商品の価格を調査することになっ
ています。
しかし府の調査員３人は少なくと
もおよそ２年間、
４４店舗で調査をせずに架空の価
格を報告していました。
訪れているはずの店がすでに閉店
していたり、
店から「調査員が来ていない」と
連絡があったりして発覚しました。
調査員には一人あたり月に３万７
０００円から
４万８０００円が支払われている
ということです。
青木さん、
この３人のうちの１人が、
３２店舗中
２９店舗に行ってなかった。
月に３店舗行って、
４万円も５万円も報酬をもらっていたと。
統計って、
軽視されがちですが、
これがないとつくれない。
適正性が担保されない。
あるいはこのデータによって、
株価が動いたりすることを考えると、
この国の根本部分がという気にな
ります。
今、バレンタイン商品が真っ盛り
です。
今年の阪神百貨店が注目したのは、
極上の日本酒です。
きのうから始まった阪神百貨店の
「ハッピーバレンタイン」。
大切な人に送るひと品をもとめて、
初日から大盛況です。
定番のブランドチョコに、阪神限
定のタイガースチョ
コやいちごチョコ！乙女心をくす
ぐるチョコの
中、ある商品に熱い視線を送る男
性が。
熱血バイヤーがこだわりぬいた、
ひと粒のチョコ。
その誕生秘話を追いました。
４ヶ月前、バレンタインに向けて特別チームが動き出していました。
指揮をとるのは、宮辻佳宏さん、
４３歳。
神戸の老舗菓子メーカー「モロゾ
フ」とタッグを組んで、目玉商品
の開発へ。
テーマは、「オトナ女子が満足するチョコレート」。
提案したのは、海外の酒コンテス
トで数々
の賞を獲っている熊本県「花の香
酒造」の日本酒。
かつて酒売り場を１０年間担当し、
酒を知り尽くす宮辻バイヤー。
その経験からこの香り高くキレの
ある純米大吟醸が
甘いチョコレートと合う！と直感
しました。
去年１２月、宮辻バイヤーの姿は
熊本にありました。
やってきたのは、緑豊かな山々と
清流・菊池川に囲まれた熊本県和
水町。
１１７年の歴史をもつ「花の香酒造」をこの目で確認
するために訪れました。
「おはようございます」
出迎えたのは、「花の香酒造」６
代目社長・神田清隆さん。
人気の日本酒『獺祭』の製造元で
異例の修行をし、
いまや手に入りにくい、最上級の
純米大吟醸を生み
出した新進気鋭の杜氏です。
「花の香」に使われるのは、地元の神社からわき出る岩
清水と地元農家が作った高級酒米
の山田錦。
さらに、蔵の室温にもこだわりが。
６代目社長が香りや味を追求した「花の香」。
はたしてお味は？
「花の香」を使ったチョコレートはバレンタイ
ンにぴったり！宮辻バイヤーは確
信しました。
しかし、ここまで来るには一苦労
も。
宮辻バイヤーは何度も気持ちを伝
え、
やっとの思いで神田社長の信頼を