◆きょうも始まりました「よ~いドン!」。
「となりの人間国宝さん」は、
京都・上桂駅周辺をぶらり。
名立たる寺院に囲まれた
ちょっとマイナーなお寺。
あらゆる手段を使い、
知名度アップをもくろむ1人の檀家が登場します。
「おしえて! スゴ腕ワーカー」
は、
昆布の魅力をさまざまな方法で発
信する夫婦!
ミシュラン掲載の料亭からも評価
される
ひと味違う商品とは?
さらに、昆布だしを使った洋風メニューもご紹介!
きょうも元気に、よ~いドン!
◆阪急電鉄・上桂駅。
世界遺産の苔寺を初めとする
多くの有名寺院が点在しています。
静かな住宅街が広がる上桂で
ぶらり歩きの
はじまりはじまり~。
◆人通り多いですね、
このあたりは。
◆多いやろ?
◆この辺にお住まいですか。
◆はい。すぐそこのおばちゃんたち。
◆すぐそこのおばちゃんたちで。
このあたりに
楽しいとことか、ありますかね。
◆楽しいとこ?
◆「よ~いドン!」で
回ってるんですけど。
◆ああ、
上行ったら、
鈴虫寺もあるし。
苔寺もあるし、
いっぱいあるよ。
◆テレビで。
◆こんにちは~。
◆見てます、いつも。
◆ありがとうございます。
◆一番いいわ。
◆そうですか。
僕が世界中で一番いいですかね。
◆うん。
8チャンネルのやつでずっと
楽しみで見てる。
◆うれしいです。
またこれも「よ~いドン!」、
8チャンネルなので、
また見といてください。
◆すごいな。
これだけでも値打ちがあるな、
こんなもんでも。これは…、
お野菜を
ここに入れて…。何という、
この人を信用している感じ、
すごいな~。
これはすごいなあ、やっぱり。
日本も捨てたもんやないでぇ、
これ。
町家カフェ、こういうの、
今町家を使って、
特に京都は、はやってるよな。
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけど、こんにち
は。
お邪魔させてもうていいですか。
◆ありがとうございます。感激です。
◆お客様はよく来られるんですか
?
◆はい。
◆そうですか。
ここは何が名物なんでしょうか。
ランチが。
あっ、ランチがあって、
何グループですか、
皆さんは?
◆親子です。
◆お幾つですか。
◆32です。
◆32のお母さん!?
◆孫4人。
◆おばあちゃんですか!?
何歳ですか?
◆51です。
◆51で、孫4人?
やんちゃしましたねえ~。
◆そう。◆お子さんいてるんですか?
◆2人。
◆2人いてますの?
やんちゃしましたねえ。
◆しました。
◆何歳で結婚されたんですか。
◆1回目は…。
◆1回目、すばらしい。
まあ、若気の至りで?1回目は、何歳のときに?
◆1回目、21~2くらいに、
ちょっとお試しで。1カ月だけ。
◆1カ月?
1カ月だけですか!?
なるほど。
それで?
◆友達です。
◆友達は、結婚は?
◆してます。
◆何歳のときにされたんですか。
◆19歳。
やんちゃしました。◆やんちゃしましたねえ~。
やんちゃ友達で。
お母さんが、一番、
もうほんまにええかげんにしぃや
って
思ったやつで言うと、
一番切れたやつ。
◆キレたやつ。
中学校で家出。◆家出?
どこに家出したんですか?
◆大阪に。
◆大阪まで?
大阪の誰のとこに?
その事件は知ってるんですか。
◆はい。
◆どこに行ったか知ってます?
◆大体。
◆まあ男ですわね~。
◆男やわね?
◆お母さん、知ってました?男の
とこに行ったんは。
◆知らん。
それは知らん。
◆どこで知り合ったん?
その男の人と。
◆ナンパ。
◆中学生で?
うちも娘2人なんですけど。
◆気をつけてね。
◆どうしたらいいですか、お母さ
ん。
◆ほんまに大変よ~、娘は。
◆アドバイスしてください。
どうしたらいいんですか、そのと
き。
中学生で、もし家出したら、
どうしたらいいですか。
◆う~ん…。
◆お母さん、失敗してるから、
子育て。
聞いても無駄やと思う。
◆失敗してるからね。
◆どうしたらいいの?
教えて。
どうしてたら家出してなかったの?
◆家に彼氏連れ込んでも
オーケーにするべきかな。◆ああ~、
なるほど!
出られるんやったら、そうか。
◆近所でも評判という厳選素材を
使った
マスターのおまかせランチを
いただきます。◆それはエビのコロッケなんです。
◆エビのコロッケ。
おいしいです!
◆うれしい。
エビ開いて、
はんぺんとタマネギのたねを
つけて、ヘルシーな
おから粉で揚げているんです。
◆あとはこの辺は?◆その辺は、
普通のサラダなんですけど。
ドレッシングも、ユズがたくさん
あるので、ユズジャム、
ユズ塩をつくって、
それでドレッシングをかけさせて
もうてます。
◆全体的に優しいお味。
◆ありがとうございます。
◆おはようございます。
◆きょうも元気に始まりました「よ~いドン!」。
金曜日は、羽野晶紀さんとご一緒
です。
よろしくお願いします。
さあきょうの「となりの人間国宝さん」…。
◆「金曜日」なんて、もう何千回
も言うてる。
生まれてから。
◆かみますか?
◆下手したら、何万回言うてます
よ、金曜日。
◆きょうはね、はい。
2018年の金曜日ですから。
◆初めての金曜日ですか。
◆そうよ。
◆それでええねん。
きょう初めての金曜日や。
きょうは金曜日です。
◆きょうは京都の上桂駅。
◆行ってまいりました。
◆おもしろいね。
◆もうそれぞれ、
子育てって大変やと思うんですけど、まあ、男、
女、大変さがありますが、
やっぱり女性は大変やと
奥さんは言っておられました。
◆年ごろになると心配やけど、
中学生で家出とか。
結婚をされて、お子さんが生まれて、
お二人目が
今…。
◆今お二人目で
幸せなんでしょうか。そうやったらうれしいです。
◆何なん?
◆ちゃんと、それ、聞いとけよ。
◆1回目、1カ月でしょう?
結婚期間。◆でも、僕ね、ほっとしたのが、
そんなに家出して、多分、大げん
かもしたと思うんですけど、
こうやって一緒にランチ行ってる
って、
やっぱり親子ってすてきやなと思
いましたよ。
◆でね、女の子はお母さんを大事
にするねん。
お友達になるのね。
◆多分、
子供ができて、そのときの大変さ
も
理解したんやと思うんですね。
やっぱり痛い思いをして、
こんなにして育ててくれたんやと
いう感謝があるんやと思いますけ
どね。
ということでいろいろ勉強させて
いただきました。
◆雰囲気でわかるわ。
何となく人生、いろいろあったけ
ど、ちょっとゆったりしてますな
というね。
◆そうです、そうです。
すてきな勉強でございます。
ということで、続き、上桂、
ごらんいただきたいと思います。
どうぞ。
◆おっ、アンティーク。
らんぷ館やって。
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」ということ番組なんですけれども、
お邪魔させてもらってもいいです
か。
◆はい。
八方さんと違う。
◆八方みたいなもんです。
これは…。
これはちょっといろいろ、こっち
も
お面があったりとか…。
◆はい、
それはガラクタやけど。
◆ガラクタでっせ。
◆らんぷ館と書いてますけども…。
◆こっちがランプのほうですわ。◆そっち?
こっちメーンで?
◆はい、はい。◆うわっ、すごい!
あれっ、何これ?
いろんな…。
これは全部、今でも使えるという
ことですか。
◆まあまあ使えますね。
◆明治中期。
◆電気ができるまでね、
電気が通るまでの間の短い…。
◆電気が通るまでの間?
◆石油ランプ。◆石油ですか。
◆石油ランプがほとんどやね。
◆なるほど、なるほど。
この辺なんか、
こんなん…。
いつですか、これ。
◆これはね、昭和天皇さんが
即位しはった、
お祝いのちょうちんですわ。◆その由
緒正しいものがなぜここに?
◆もともとね、
私ども向かいに住んでまして、
向かいで集めてますねん。ここの先代さんが
30年ほどかかって大体集めはり
ましてん。
◆なるほど。
◆今、90にならはったんかなあ。
その方が
宿がえするというので。◆マンションに…。
◆マンションにかわらはったんで
すよ。
私こういうの好きやから、これ買
うてくれへんかって言うてきた。
◆まるごと!?
◆家とランプ一式。
◆一式買うてくれへんかって?
ええ!それで?
◆それで、お金もないのに買いま
したんや。
◆お母さん、これはちょっともめ
たんちゃいますか。
今こそこうやって笑顔でしゃべっ
てますけども。
◆こっちのほうがね、はっきり言
って、
肝っ玉が大きいです。
分けてくれへんかって、
話してましてん。
◆小さい話です、お父さん。◆1つ2つ言わんと、
家ごと買いなって。
◆格好いい、
お母さん。
◆これだけをね、
ばらばらにするのもかわいそうや
し、
今から全部ためるということはで
きへんから。
いっそのこと、
全部ほんなら
買ったらどう? 言うて。
◆このね、お母さんの器のでかさ。
◆体だけ大きい。
◆いやいや…。
器がでかい。
器の分、
伸びてるだけです、
ちょっと。
これは器のでかさです。
◆お父さん、だんだん細うなって。
◆静かな町やな~、
でも、ここも…。
◆見てるよ。
◆ありがとうございます。
この辺ね、
ぶらぶらしてるんです。◆ああ、そう。
◆静かな町やなと思ってね。
◆もうちょっと行ったら鈴虫寺がありますよ。
◆鈴虫寺、この辺ですか?
あっ、そうですか。
ほんなら、
結構観光の人とかも多いんですかね。
◆鈴虫寺と苔寺と。
◆有名な…。
◆階段、ずっと上がっていったら、
紅葉のきれいな。
◆そうですか、結構ほんなら、
お寺が有名ですか、
この辺は。
◆そうやね。
結構、お寺が多いですよ。
◆お母さんはどこ行きますの?◆私は鈴虫寺…、家に帰るんです
よ。
◆家、ええとこにありますね、
おうちも。
ねえ。
この辺をぶらぶらして、見させて
もらいます。
◆はい、どうも。
◆ありがとうございます。
◆頑張ってください。
◆お寺が多いんやなあ。
玄忠院と読むんや。
あっ、ええ感じのお寺や。さっきのお寺で名前、言われてな
かったな、ここ。
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけれども、
◆そうですか。
◆ここは、
ここ、入ってもいいお寺ですか。
◆いいですよ。
◆すみません。
結構このあたりは
お寺が多いというお話で。
◆そうですね。◆ここは何というお寺ですか。
◆飛龍山玄忠院といいます。
◆玄忠院さん?結構、有名なお寺ですか。
◆全然有名じゃない。
◆知る人ぞ知る…。
◆そういうふうなことで私今こう
いうふうな、
写龍会というのを
するんですよ。◆というのは?
◆写経は皆さん、有名なお寺でも
やってはるしね。
ほんで、何か独自なものないかな
と思って、
龍が2匹います、ふすま絵と
壁画のね、天井の龍を
描いて、
それを写してもらうというね。
だから、初めての試みというか。
◆何とか、お参りに来てもらおうというので、
龍を描いてもらうという。
これは結構、告知とかもしているんですか。
◆告知って何ですか?
◆告知を知らんとはね…。
こんなやりますよ~、皆さん来て
ください~というような。
わかりました?
よかった。
僕、だから、何で有名じゃないん
かなと思ったら、
告知を知らんかったせいかなと思
ったんですけど。
◆やり方がわからへんのですよ。
◆SNSは?
◆SNSというか、フェイスブッ
クはやってるんですけど。
◆フェイスブックね。
◆わからへん。
何とかって、あるでしょう。
それが、
全然理解できない。
◆あれをまとめて
SNSというんですよ。
インターネットで宣伝するという
ね。
これかけてるだけではね、
なかなか今の時代、多分ね、
近所の人
7~8人です、これ。
宣伝効果は。
立派な。
こちらの住職さんですか。◆私は檀家です。
◆檀家さんですか。
話、聞いてたら、
住職さんかと思いました。
いいんですか?
入らせていただいて。
◆どうぞ、どうぞ。
◆住職さんもおられるんですか。
◆今は、
まだお仕事されてるんでね。
きょうはお仕事中なんです。◆お仕事中で。
ほんなら、
えっ、ほんならその龍は…。
ちなみにどちらに?
◆あちらの、
隣の龍の間にございます。
◆龍の間にそうですか。
◆室町時代後期に創建されたと言
われるお寺、玄忠院。
15年前に
再建されました。
この寺にいる2匹の龍は
テレビ初公開です。
◆これはまた…。
龍の?
臥龍松といいます。
◆これは誰が描かれたんですか。
水墨画の方が。
15年前なんですよ。15年前に
建てたときに描いていただいたん
です。
◆15年前にできたということは、いっそのこと周りね、
歴史あるお寺ばっかりじゃないですか。
新進気鋭という売り込み、15年
目の新進気鋭、どうでしょうか。
若手として、
勝手に周りを兄さんと呼びながらは
どうでしょうか。
◆そうですね。
◆これ、こっちもありますね。
◆でね、これが龍で、
あちらが飛龍。
飛龍といいます。
◆天に上っていく、
飛んでいってる。上に顔がありますよ。
◆そうです。
◆立派な龍が。
◆それでね、この写龍会というの
は、これを皆さんに描いていただ
くんですね。
鉛筆で。
◆これを描いて。
点線を描いているじゃないですか。
これを、
みんななぞってくださいということですか。
◆なぞって、この龍になるんです。◆お父さん、
でもやさし過ぎません?
なぞったら。
描きたくて来る人は、
多分、自分で一から描きたいと思
うんですよね。
僕わかりました。
お父さん、どうしてもここを
よくしたいという気持ちが人一倍、強いんやと思うんですよ。
白い紙を1枚だけ渡してあげたらどうですか?
白い紙を1枚だけ渡して、
好きなように描いていただいたら、もしかしたらみんなそれぞれ、
僕らにはこう見えてますけども、
もしかしたら、中には
この龍の目が赤く光っている、
そういうふうに見えてる方もいる
かもしれないですよ。
どうでしょう?
◆あのね私ね、バージョンをいっ
ぱいつくってて…。
これね、笑ってる龍。
泣いてる龍。
◆笑ってる龍、
泣いてる龍。
考え込んでる龍。
◆恋してますね、目がハートにな
ってる。
何かあったんやろうなあ。
考え込んでいます。
◆寝込んでいる龍。
◆疲れたんやろな、これ寝込んで
ますよ。
◆これ、怒ってる龍がほとんどが
多いですね。
◆怒ってる龍、龍って、大体怒っ
ているイメージですよね。
◆皆さんの完成が違うから、
おっしゃったように、これ親切に
し過ぎかなって。
すごく参考になりますね。
◆周りの超有名寺院にかすみ、
誰もが通り過ぎてしまうお寺を盛り上げたい。
笹川さんは、
みずからイベントを考案してきました。
◆お寺のテーマ曲なんかはないん
じゃないかなということで、
同級生に
書いてくれへんってお願いしたら、
1年後につくってくれたんですよ。
20分のDVDなんです。◆DVD、
長いですねえ。
◆これが同級生です。
◆同級生。
◆この曲をつくってくれた。
この部屋でコンサートをしたんで
すけどね。
◆ちょっとだけ早送りさせてもら
ってもいいですか?
◆はい、どうぞ。
◆先がどうなっているのか…。
◆これはもう終わりですけどね。
◆あっ、終わりましたか。すばらしいです、お父さん。
◆ここで問題。
◆さあ、ということで、
周りが
歴史的にも有名な、
全国的に有名なお寺が並んでいる
中、
15年前です。
新進気鋭でやっております。
これから勢いのある…。
◆立派な絵やからね、
すばらしいと思う。
◆すてきな、
いろいろ檀家さんとして考えてい
るんです。
このすてきなところが、もっと有
名になったらええなという笹川さ
んでございますが、このマイナー
なお寺に人を呼ぶ秘策というのを
考えられましたけれども、わかり
ますでしょうか、円さん。
◆これはね、檀家さんが今、
いろんなことを一生懸命やっておられてね、
肝心のご住職が、
お仕事でおられなかったとはいえね、
ご住職自身が
人を呼ぶような、そうでないとだめだと思うんですよ。
幾ら周りがやったって。
だから、ご住職の頭に
龍をぐあっと彫って、
真ん中に、えらっしゃ~い。
いらっしゃいじゃない。
えらっしゃ~いとここに。
彫り物を。
◆怒られます、
ほかの檀家さんから。
笹川さんだけは喜びます。
あの方は喜びます。
◆あの方喜ぶんですか。
◆あの方は喜びますけど、だめで
す、
そんなこと。
ご住職がしたら。
◆まあまあ。
まあまあの感じでやったから。
◆ありがとうございます。
スタートは切りました。
あと任しておいてください。
うちの若手がやりますので。鰻先生。
◆これはでも、突拍子のないこと
やと思うんですよ。
テーマソングをつくったり、
いろいろ…。
やってるじゃないですか。
やっぱりね、人を呼ぶために
手っ取り早い方法。
お寺の真ん中に
強力な磁石を置くんですよね。
◆ほんで?
◆そしたら、
金属を身につけている人は
寄ってくる。
◆おばあちゃん、通り道やけど、
帰られへん。
毎日。
毎日かえられへん。
おじいさん、心配になるで。おばあさん、
もう2年半、帰ってこうへん。
◆盛り上がってるけど、俺の答え
と
あんまり変わらへんで。えらい盛り上がってるけど。
楽しそうに盛り上がってるな。
鰻先生、
かわいらしいんですよね。
真面目に答えてますんで。
◆かわいらしいから言うたって。
強力な磁石って、
あんた。
◆円さん、
あの辺でロケしてたら、おお~っ
て。
◆大変です。
◆違います。
強力な磁石は置きません。
失礼いたしました。
羽野さん、いかがでしょうか。
◆私さあ、これVTRにヒントも
あったと思うんですけど、あのテ
ーマソング、せっかくつくったや
つも演奏したいじゃないですか。
なので、あそこのお寺で
演奏するのにさっきのランプのお
店から
全部ランプを
あれをつけてあげて、幻想的な、
ランプの灯りの中で
コンサートをするという。◆すてきなことです。
◆よくない?
龍もよく見えるで。
◆確かに。
あそこで強力な磁石がありますか
ら、ランプが
ぎゅうっと1カ所に固まります。
イカ釣り漁船のライトみたいにな
ります。
◆磁石、採用なん?
◆2018年、磁石、採用させていただきたいと思います。
さあ、橋本さん。
◆いろいろ考えたんですよ。
お寺さんなんで、しゃべるという
かね。
ストーリーテラーみたいなことも
あったんです。
それも違うなと。
住職さんがいらっしゃるので、
住職とね。
それも違うなと。結局、龍だと思うんですよ。
マイナーなわけでしょう。
龍の
サイズをはかる会やと思うんです
よ。
そしたら、龍のサイズはかってた
ら、
メジャーになるなと。
◆ストーリーテラーのほうがよかった。
◆玄忠院さんだけに、僕、厳重注
意みたいになっています。
◆それもありきでしょう。
◆それでもだまされへんで。
◆それを言うために、答えを落と
してる。
詰め合わせてね。
◆ありがとうございます。
ということで、正解はこちらでご
ざいます。
◆今度、
龍伝説をつくったんですよ。
◆お父さんが?
◆はい。
◆なるほど。
◆龍伝説をつくって…。
◆これもね、いっそのこと、
まだそんな知られてないですよね。◆全然。
◆これ、チャンス。ラッキーです
よ。
お父さんね、
お父さんがつくったって言わんときましょ。
昔っから残ってるって言いましょ
う。
文献が残ってたって言いましょう。
◆ああなるほどね。実はね、僕だけでできへん。
取材したんですよ。
長老から聞いて。
僕が膨らまして。
◆さらに笹川さん、
みずからの龍伝説を
紙芝居にまでしてしまったのです。
◆岩から龍が生まれたという
お寺に伝わる龍伝説をわかりやすく紙芝居にし、
老人福祉施設を回るなどして、
宣伝活動に励んでいます。
◆歌やって、
紙芝居やって、
ほんで絵を描いて、
お客さんはふえたんですか?◆全然ふえてないです。
◆全然ふえてないかあ~!
住職さんは例えば、今電話とかつながったりしますかね。
◆今、お仕事されてますけども…。
◆住職さんに
笹川さんの活動をどう思っている
のか、聞いてみることに。
◆笹川さんにお話を伺っておりま
して、
すごくこのお寺を愛しておられて、
龍を押して
いろいろ歌をつくったり、紙芝居
をつくったり
やっておられますけれども、
ご住職は
率直に
この活動をどう思われておられるんでしょうか。
◆一さん、
アイデアマンですんでね。
◆わかります。
◆ほんで、いろんなことを考えて、
またたくさんの何ちゅうんですか。
人との交流が広いので、いろんなコミュニティーの場とし
てですね、来ていただいて、
ほんでお寺としては浄土宗の
一つのきっかけになればいいかな
と思ってるんです。
◆ほな、この龍を見に
世界各国から来てもろたら、
それはそれでうれしいと。
◆それはもうそれで結構でござい
ましょう。
来ていただいて、
お話しさせていただいてね。
◆本当に一さんの熱い思いが
テレビの向こうに伝わってると思
いますので、
何とかほんならちょっとこのお寺
が
また周りに負けず劣らず立派なお
寺になるように宣伝させていただ
きたいと思います。
◆ありがとうございます。
◆すいません、ありがとうござい
ます。
◆お寒い中、ご苦労さんでござい
ます。
◆いえいえ。
では、失礼いたします。
どうでしょうか、
今の住職のお言葉を聞いて。
◆ありがとうございました。
◆よかったですか。
◆感激です。
◆感激ですか。
「となりの人間国宝さん」、
認定させていただきますので、
ぜひここで盛り上がっていってい
ただきたいと思います。
◆ありがとうございます。
◆2匹の龍で
愛するお寺を有名にしたい。
アイデアを駆使して
たくさんの人が来てくれるように
なれば、
壁に描かれた飛龍のように、
天にも上る気分なのです。
◆あっ、忘れてた!
これ、つくったんや。
◆女一人の写龍会、
作詞、榊龍一さん。◆ペンネーム。
ほとんど来ない。
ほとんど来ない。
◆これから来ますよ。
◆コンセプトはこれですわ。古いって言われるんですよ。
◆人生に疲れた女が1人、
飛龍寺で写龍会をして
故郷や両親の感謝に気づき、
再出発していくイメージ。
◆古いって。
タイトルも変えなさい、この文言
も変えなさいと言われてる。
◆ほな、全部、変えなあきません
やん。
◆ファイト!
◆皆さん、今回もありがとうござ
いました。
◆お寺がね、
ぶらり歩きをしていても
みんな、ここは何ですかって聞い
たら、あそこにお寺があるよとい
う、お寺のイメージの町なんです
けれども、玄忠院というところで、
きれいなお寺なんです。
◆鈴虫寺も有名ですから、それに対抗して
いろんな虫、
ちょっと違う虫を…。
◆龍伝説がありますから。
◆龍があるかあ。
◆一さんのつくられた
龍伝説が。
◆つくったって言うよりも、
受け継がれていったものとして…。◆だから、1000年後に伝説と
して残るんですよ。
何でもそうです。
もともとの伝説でも最初は誰か語
ったときは…。
◆あなた、
千年後を目指してるの?
◆もちろんです。
今までは15年ですから。
◆そうか。
◆あそこにも文献では
残ってるやつもあったんですよ。
◆あの石から龍が生まれたとか?
◆それとか、それはね、つくられ
たやつですけれども、
◆それはつくられたんか。
◆足利の将軍とかが
あの前の道を通ったかもしれんと
いうやつは
◆かもしれん?
◆あの道をね。
通ったかもしれないというものは
残ってます。
お寺はなかったですよ。
前の道。
◆寄ったんですか?
◆前の道を通ったであろうという話は何か残ってました。
あそこ通っていってますから。
◆すんませんけど、何を一生懸命
言うてんの?
◆足利の将軍がですよ。
前の道を通ってる可能性があるん
です。
◆可能性がある?
◆大分ありますよ。
いろんなところ、通ってます。
◆俺ね、はっきり言うて、あの龍
を
臥龍松、
あれを見に行くだけでも
僕、値打ちがあると思います。僕はあれ、すごいなと思ったもん。
◆多分ね、
◆これ見事やで。
◆1分から2分で描けます。
◆点線があり過ぎるんですよね。
◆紙渡された時点でほぼ龍はでき
上がってます。
◆私、思う。
今、SNS映えするようにしてあげたらええやん。
自分も龍のコスプレをして写真が
撮れるとかさ。
◆なるほど、いいアイデアですね。いただきます、それ。
伝説として残していきます。◆今ごろ、ご住職はどういうふう
に思うてはるかやね。
◆喜んでおられると思います。
では、お土産、持って帰ってきま
した。
ちゃーみーちゃっとさんの
ひげマスターのお任せランチ。
盛りだくさんで1080円でござ
います。
メーンは6種類から選べます。
今回はエビフライとカニクリーム
コロッケ。
◆何これ!
でっかい!
尻尾がついてる~。
コロッケみたい!
どうして食べたらいいの?
◆町屋さんを改装しまして、
あそこは築120年の町家ですから、
玄忠院よりも歴史はございます。
玄忠院は15年。
◆それは町家のほうが勝つんです
か?
◆歴史的にはね。
◆大体寺のほうが強い…。
◆歴史的には。
◆マジで?
◆玄忠院、若いですね。
◆玄忠院でさあ、何かいいやん。カフェとかしたら?
◆大変な歴史のあるお寺ですから。◆カフェはやめてください。
カフェをするのはやめてください。◆玄忠院さん、
まだM-1出られますよ。
◆若手ですから。
◆らんぷ館は、入館料は無料なん
ですけれども、
見学するのには
予約がいるということですから。
こちらもかなり歴史がありますか
ら、
かなり…。
◆ランプすごかったな。
◆行っていただいて。
玄忠院さんは、ほんまのことを言ったらもっとあるんですよ、
歴史は。
ぜひ行っていただいて、いろいろ
聞いてください。
◆あの絵を見たいもん。
龍を見たい。
◆ぜひ行っていただきたいと思い
ます。
本日は京都の上桂でございました。
ありがとうございました。
◆八光さん、ありがとうございま
した。
続いては「本日のオススメ3」で
す。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
HIS 朝生修平さん。
さまざなお得なツアーを提供し続
けるHIS。
営業所勤務を経験するなど、
旅のニーズを知り尽くした
プロフェッショナル朝生さんが
本日オススメしてくれるのは…
◆今回は、
特典盛りだくさんの
海外・国内旅行を3つご紹介いた
します。
◆ポイントの一つ目は
充実の特典です。
観光やショッピングへの移動に便
利な
シャトルバスが滞在中、乗り放題。
ポケットWi-Fiの無料貸し出し、
バリ島民族衣装の試着体験など、
さまざまな特典をご用意。さらに
バリ島一の繁華街、
中心にある
HISマイマイラウンジが利用可
能、ソファー席やお飲み物の無料
サービスがあるので、お買い物途
中の休憩や旅の情報収集にも便利
です。
ポイントの2つ目は観光です。
バリ島人気ビーチの一つ、
パンダワビーチに、滞在中、1回ご案内いたします。
ブランコやハート型のオブジェな
どすてきな写真が撮れるスポット
がたくさん。
ビーチグッズ、パラソルの貸し出
しやシャワー、ロッカーも無料で
ご利用いただけます。
ポイントの3つ目は
ホテルランクアップです。今回ご宿泊の
エコノミークラスホテルから、
プラス2万円でコテージタイプで
お客様専用のプライベートプール
がついている
スーペリアクラスヴィラに
ランクアップ可能です。憧れのプライベート空間で
優雅な時間を過ごしてみてはいか
がでしょうか。
人気ビーチにご案内、
バリ島5日間、
燃油サーチャージ込みで何と3万
9800円です。
◆常夏の島、バリ島。
綺麗なビーチで疲れた体を癒やしてください。
◆ポイントの一つめは観光です。
ハノイに来たら絶対に外せない
人気観光地を効率よく回ります。
世界遺産タンロン遺跡や、
旧市街めぐり、伝統芸能の
水上人形劇観賞、
さらに陶器で有名な
バッチャン村の立ち寄りや、
世界遺産ハロン湾クルーズなど、
4日間でも十分に
満喫できるプランです。
ポイントの2つ目は
食事です。
ハノイ名物のフォーや、ベトナムのつけ麺、
ブンチャー、さらに、ハロン湾ク
ルーズ船上での
シーフード料理など、こだわりの
食事をご堪能ください。
ポイントの3つ目は特典です。
ベトナム民族衣装アオザイの
試着体験をおつけします。
色やサイズなど、
100種類以上を取りそろえてお
りますので、思い思いの衣装をお
楽しみください。
世界遺産観光と6回の食事つき、
ベトナム・ハノイ4日間、何と4
万4800円です!
◆名物料理と観光を満喫!
ベトナムの魅力をがたっぷり詰ま
った4日間ですよ。
◆ポイントの一つめはホテルです。
今回、ご宿泊いただくのは、
2017年春にリニューアルオープンした
古都首里に立たずむ、
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城です。
那覇市内中心部に位置し、世界遺
産首里城まで徒歩圏内と立地もよ
く、
観光に最適です。ポイントの2つ目は特典です。
昼は今しか見ることのできないホ
エールウオッチングツアー、
夜は生演奏を聞きながら
洋食コースを
優雅に楽しめるディナークルーズ
を
滞在中1回ご用意。
那覇港のす
ばらしい夜景を眺めながらくつろ
ぎのひとときをご堪能ください。
ポイントの3つ目はレンタカーで
す。
沖縄観光には欠かせないレンタカ
ーを滞在中、ご用意しました。
人気の美ら海水族館など、見どこ
ろ満載の沖縄を
効率よくマイペースに観光できま
す。
さらに、ガソリン満タン返し不要
なので、
返却時も楽チンです。
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城に滞在、
沖縄3日間、何と3万円です。
◆夕焼けに染まる南の海を眺めながら、優雅にディナー。
素敵ですね~
◆皆さんもぜひ、
計画を立ててみてください。
◆安いなあ~。
◆以上、「本日のオススメ3」で
した。
続いては「おしえて! スゴ腕ワ
ーカー」です。
銀シャリのお二人、よろしくお願
いします。
◆よろしくお願いします。
というわけで、
今回のスゴ腕ワーカーさんはこち
らでございます。
出ました!
◆わからへん。
◆“真昆布ニスト”でございます。
◆ただ荷物運んでるだけ…。
◆真昆布?
◆真昆布ニストです。
◆北海道の函館でとれる昆布が
真昆布という種類でございます。
いろんな新たなメニューを開発さ
れたり、すごいんでございます。
◆真昆布ニストのスゴ腕なお仕事、ごらんください。
どうぞ。
◆日本の伝統的な料理、和食。
2013年には無形文化遺産に登
録され、
今や「和食」は世界に誇る文化に。
その和食の味を支えているのが、
昆布。
各家庭でも昆布からだしをとるこ
とが一般的だが
実は昆布の消費量が年々減少して
いるのです。
そんな状況を打破するためにも
余り知られていない昆布の魅力から
実は、和食だけではない!!
昆布だしを使った料理を広めるのが
今回のスゴ腕ワーカー!
ミシュランガイド掲載店が認めた
料亭からも評価される昆布を追求
する
2人のプロフェッショナルを紹介
します。
◆さあきょうはですね、
“真昆布ニスト”ということで、
神戸市東灘区にやってまいりまし
た。
◆来ましたねえ。
◆真昆布ニスト、今回のスゴ腕ワ
ーカーさん、ご夫婦らしいですけ
ど。
◆みたいですね。
◆真昆布ニストでご夫婦、どういった職業やと思いますか。
◆出会った瞬間、
こんな感じで待ってはるんやろなという感じをきょうは描いてきま
した。
こちらですね。
夫婦なんで、昆布巻いてます。
◆なるほど。
◆マフラーみたいにね。
◆いいですね。
尻に敷かれてるというか、
利尻に敷かれてる。
◆あっ、うまい!
さすが、
名人芸ですねえ。
◆すいません、ありがとうござい
ます。
◆銀シャリが訪れたのは
昆布の加工・販売を行う浪花昆布。
北海道道南産の天然真昆布のみを加工し、
つくだ煮や塩昆布など昆布食品を
販売。
さらに、併設されている店内では
昆布を使った斬新なメニューが楽しめます。
◆すいません。
◆いらっしゃいませ~。◆こんにちは。
もういいにおいしてるぞ。
◆確かになあ。◆昆布のにおいがしてる。
◆真昆布ニストの
小濱ご夫婦でしょうか。◆はい、そうです。
◆きょうは、よろしくお願いしま
す。
◆こちらが今回のスゴ腕ワーカー
小濱夫妻。
浪花昆布2代目のご主人・敬一さ
んと
24年前に嫁ぎ、
昆布の可能性を広げる奥様の洋子さん。
昆布の魅力と
活用法を
夫婦二人三脚で広めています。
◆早速なんですけど、
真昆布ニストって
どんなお仕事なんですか。
◆真昆布といいますのは、
北海道の函館近辺で
とれる昆布を
真昆布と言うんですけれども、
それを北海道まで行きまして、
直接、仕入れて、
それでつくだ煮、そういうだしと
か、そういうのを
倉庫で寝かして
製品づくりをしていまして。
小売から卸まで
うち1社で全部やってるんです。◆奥さんも
真昆布ニストなんですか?
◆はしくれでございます。
◆はしくれは何をされてる?
◆“はしくれは…”って言うな。◆奥様は何をされているんですか。
◆すいません。
何をされてるんですか?
◆はしくれは、昆布の消費量が減
少しているので、
この現状を打破するために新しい
メニューを提案させていただいた
りしています。
◆そもそも昆布は主に北海道で収穫することができ、
地域ごとに種類分けされています。
そして真昆布とは、利尻昆布や羅臼昆布のように
函館近海でとれる昆布の名称。
◆真昆布というのは、
一般的な昆布とは全然違うんです
か。
◆甘みと、
加工にすごく向くんですよね。いろいろ汎用性が高い昆布なので、
おぼろ昆布、
とろろ昆布、
つくだ煮にもいけるし、だしもい
けると。
万能選手ですね。
その真昆布を、小濱夫妻こだわりの
つくだ煮で。
◆いただきます。
◆めちゃくちゃうまい。
◆甘みがあるでしょう?
◆非常に、何というんですか。
うまみも濃いので、
グルタミン酸ですか。
すごい味。
うまみと甘み。
◆グルタミン酸とはうまみ成分の一つで、
昆布には多く含まれています。
小濱さんこだわりの製法でうまみを多く引き出しているのだ
とか。
続いては昆布だし。
◆こんな黄金色なんですか?
◆そうなんです。これ、昆布と
カツオをちょっと入れてあるんで
す。
普通は昆布以上にカツオを入れる
んですけど、
これは昆布の半分以下しか
カツオを入れてません。
◆あっ!
◆やっぱりコンビですね。
そろってますね。
◆飲む瞬間の香り。◆鼻腔を
うまみが突き抜けました。
爆発してます、香りが。
ああ、うまっ!
すごいしっかり出てますねえ!
こんなに昆布から出ると、
最後、カツオがふわっと香るぐらいで…。
昆布の最初のうまみ、半端ないで
すね。
◆実はつくだ煮や昆布だしの
うまみがしっかり出ているのには
ご主人・敬一さんのあるこだわり
が。
それが熟成。
ご主人・敬一さんは
昆布の収穫期になると
自ら北海道まで足を運び、
仕入れに向かいます。
ちなみに昆布の収穫方法はマッカとよばれる
フォークのような棒を利用し
くるくると昆布を巻きつけ、引き抜き、
1本は7メートルをも
超える昆布を収穫。
のちに昆布は乾燥させ、
箱詰めされるのですが、小濱さんの場合、
仕入れた昆布をすぐに販売せず、
室温25度以下の倉庫で1年から
長いものでは3年以上熟成させま
す。
◆こちらの昆布が、
これが去年とれた昆布なんです。
◆1年、置いてるということです
か。
◆はい。
◆出荷するんですか、
1年で。
◆うちで寝かせます。
1年目の昆布は売らない。
こちらのほうは
ちょっとうちで熟成させてるもの
です。
◆これはどれぐらい熟成させてる
んですか。
◆これで大体3年以上。
色が褐色系に変わってくるんですね。
ちょっとこっちは僕から見ると、
青い。
ちょっと青い。
こっちのほうは褐色になっている。
◆より黒みが増すというか。
◆気になるのは、熟成させることで
どれほど味に違いが出るのか?
全く熟成されていない
市販の昆布を加え比較することに。
◆これスーパーのやつですね。
◆多分味はすると思いますけど。
◆でも、ちょっとほんのり味がしますね。
◆これも、真昆布は真昆布ですね。
◆そして熟成期間1年の昆布、どれほどの違いなのか?
◆違いわかります?
◆舌に入れた瞬間に
味が。
◆口の中での広がり方が大きく変わるそうで、
3年以上熟成なら?
◆気持ちいいですね。
◆SDカードみたい。
いただきます。
◆ああ~、もうわかりますわ、
これ。◆変な雑味とか、なくなりますね。
◆海藻臭がちょっとね、
新しい昆布は残ってるんですね。
◆ちょっとこう、においが残って
ます。
この今食べたやつ、
雑味が一切ないですね。
ただのうまみと、すっきりした…。
おだしを飲んでるかのような。
◆熟成された昆布は
料理界でも認めらています。
ミシュランガイドに掲載された
京都の料亭祇園さゝ木でも
小濱さんこだわりの
真昆布が利用されています。
◆このうまみ成分が、
野菜なり、
一番だしなり、
持ち上げてくれるというんですか。食材を
持ち上げてくれて、なおかつ、
だしを飲んだときに何とも言えん奥深さの
うまみ成分が最後、残ってくると。ということで、
僕はこの昆布に出会ってから
すごく今、はまってまして、
この昆布しか
今使ってない状態ですね。
◆料理のプロまでもうならす小濱
さん。
小濱さんが加工した製品も
一級品ばかりなんですが、
実は真昆布にはある難点があり、
それを改善するための
ある工程を行わなければなりません。
その工程とは?
銀シャリも工場内にお邪魔し、見学させていただきます。
◆今から、
ここの工程が、
漬け前処理といいまして、
つくだ煮を炊く前の下ごしらえをするところなんです。
もともと天然真昆布、
味が濃いもんですから、
ちょっと掃除する意味もあって、
ちょっとこういうお湯みたいなところにつけて
だしを出してあげると。
だしをちょっと出さないと、
かたいままだったら
煮えないんです。
◆熟成昆布はだしが出過ぎるゆえ、
そのまま加工すると固く味が出過ぎるので
お湯で洗う工程が必要なのです。
◆うわあ。
◆入ったあ!
◆うまそう!
いいにおい。
◆これ何度くらいなんですか、中は。
◆大体温度で言うと、70度ぐら
い。
今入れた昆布のかさが
ぶわっと膨れてくるんで、
よりやわらかいつくだ煮が炊ける
んです。
◆一度、洗い終えると…
◆こんな感じで?
ブルドーザーみたいな。
◆黄金色や。
◆さらにお湯で洗い、
昆布をよりやわらかく
加工しやすい状態にします。
加工する前には
この作業を必ず行い
甘みとうまみにこだわったつくだ煮を
世に送り出しています。
昆布の消費量減少を打破するためにも
その魅力を広める小濱夫妻。
奥様の活動は
昆布の可能性を広げるため、
和食だけしか利用できないイメージを持つ昆布を
洋風の料理でも
幅広く利用できると
証明したカフェをオープン。
そこには画期的なメニューが。
◆ぐるぐる昆布ポタージュの、
これは
青菜です。
◆昆布でポタージュ?
◆そうです。
◆ホウレンソウや小松菜に昆布だしを加えたポタージュスー
プ。
◆うまい?
◆めちゃくちゃうまいぞ!
めっちゃおいしい!◆昆布と思えないでしょう?
◆はい。
何でこんなとろみが出てるんです
か。
◆昆布のとろみです。
昆布もそのままミキサーにかけて
つくってますので。
◆すごい!
めっちゃ洋風になってる!
◆続いて、タマネギのポタージュ
スープ。
もちろんこちらにも
昆布だしを使用しています。
◆めっちゃ出てますね!
◆すごいうまみ…。
◆うまみ、何これ。
甘みもありますよね。
◆タマネギの甘みですね。
◆甘みとうまみや、これすごいぞ。
ポタージュ感もあって。
◆上にクリームは
かけてますけど、本体には乳製品
も使ってないので。
◆すごい。
これでこの味、
よう出せますね。
◆ポタージュは全部
で4種類あり、
酸味の効いたトマトや
甘みが豊富なカボチャ、
それぞれの味を
昆布だしがぐっと持ち上げ、
甘みとうまみを倍増させていているのだとか。
さらに、つけ合わせのパンまでも
…
◆中に入っている…。
◆昆布です。水分は
昆布だしです。
◆おだしを使ってるので、
でき上がりが
かなり膨らんでますね。
◆めっちゃおいしいです、これ!
昆布って、
体によかったりするんですか。
◆すごく体にはいいです。
体に必要なミネラルと食物繊維が
たっぷり含まれていま
す。
◆ほんなら、
便通がよくなる?
◆そうです、そうです。
すごいそれにはいいです。
◆お通じでええやん。
“便通”というのが
強いわ。◆強い?
濃いか。
朝には。
◆昆布をお水につけていただいて、それを毎朝飲んでいただくと、
お通じがよくなると言われていますね。
◆美容にもいい感じがしますよね。◆そうですね、
美容にもすごくいいですね。
◆そんな昆布を使ったメニューの
可能性を広げ、
常日頃、新たな昆布メニューを探
求しています。
ということで、ここで、
昆布料理のレシピを教えていただきます!
今回教えていただくのは、
何と昆布クリームシチュー!
驚くことに、
シチューのもとなどは一切使いません!
味の決め手は昆布のみ!
まずは、昆布だし。だしをとるのが面倒ください
と思われがちですが
この一手間が
劇的に料理を変えるのです!
早速ポイント!
短時間で
より出汁をとるために向いているのは
刻んだ昆布。
◆これで、
30分ぐらいこのまんま
◆だしをとるときというのは、水じゃないとだめなんですか。
◆昆布は水からお願いします。
◆何度ぐらいですか。
◆水道水で構わないです。
◆ちなみに
濃いだしをとりたいときは
深みが増します。そして、ここから
具材を炒めます。
鶏肉から火を通してください。
コショウで下味をつけ、表面がキ
ツネ色になるまで
炒めるのがポイント。
そこに
タマネギ、シイタケ、カボチャな
ど、
お好みの野菜を入れた後に。
◆白ワインを。
◆白ワイン?
◆白ワインを
回し入れて、
ふたをしてしばらく
蒸し煮にします。
◆白ワインを入れ、
蒸し煮にすることで、
味が洋風に仕上がります。
そして、
野菜がしんなりしてきたら、
先ほどの昆布だしを投入。
◆これが昆布だしです。
◆つけてたやつですね。
◆これを大体ひたひたになるぐらいまで…。
◆煮物ですよね。
今の感じだと。
◆シチューではないんちゃう?
◆さらに、ここでポイント!だし殻の昆布を
再利用。
歯応えがある食材として
シチューにアクセントがつきます。
◆ここから牛乳を?
◆牛乳を入れます。
◆最後に牛乳を入れ、
沸騰する手前まで熱したら、
昆布クリームシチューの完成です。
◆いただきます。
う~んまっ!
◆シチューや。
ほんまにシチューやね。
◆何でですか~!?
◆和じゃないでしょう?
洋ですよね?
◆何であんな変わるんですか?
◆ほんまに素材のうまみを昆布の
だし、すごいですね。
◆下支えをしてくれるので、
昆布は。
◆ちゃんとだし殻も具材として入
ってますもんね。
◆そうです。
◆またこれが歯応え、ええなあ。
タマネギとよう似てますわ、
歯応え。
◆そうか?
◆違うか?
◆違うやろ。
◆昆布だしが全ての食材の味を際
立たせ、昆布が持つとろみが
シチューのまろやかさを演出。
このように昆布は
和洋折衷を問わず、
さまざまなメニューができるので
す。
ミネストローネや、中華スープ、
さらに
細かく刻んだ昆布を
生地にまぜ合わせた
チーズケーキなど、
幅広い料理ができるのです。
某日、
近所の保育園児たちが
工場見学に訪れていました。
和食離れしている昨今、
小さな子供たちに昆布のことを知
ってもらう活動です。
◆どこでとれてて、
どういうものであって、どんな味がするんやというのが、
こういうふうにできているんです
よ、みたいなのを
子供さんに
わかっていただけたらなと思ってまして。
◆いろんなことを初めて見た子た
ちばかりなので、ちょっとそれも
昆布はこうやってなったんだよっ
て。
その深い意味はわからなくても、
こういうふうな形で
つくられていってるんだよという
ことが
少しでもわかっていただけたらな
と思ってます。
◆さらに、昆布の魅力を広げるた
めに、小濱夫妻の姿は
阪神沿線の御影クラッセへ。
ここには
オーガニック食品を取り扱う店舗
があり、
その商品の数は関西一なのだとか。この日は、
その店舗の一角で小濱夫妻が手がける商品を販売。
昆布ポタージュを試食したお客様
の
反応は?
◆1人でも多くの人に
昆布の魅力を知ってもらいたい。
夫婦、二人三脚で
その挑戦は続きます。
◆それでは、今後の目標とは?
◆昆布は
いろんな食材の下支えをする味なので、
それを若い世代に伝えていきたい
ですね。
◆でも、いけると思います。
◆ありがとうございます。
きょうはどうもありがとうござい
ました。
◆何やねん!
◆たたくな。
◆そういうときは一言、コメント
を残してから
どうもありがとうございましたっ
て。
◆頭をたたくな、おまえ。
こぶができるやろ。
どうも、ありがとうございました。
◆というわけで、
昆布だしと昆布ポタージュをご用
意いたしました。
2018/01/26(金) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝さん世界遺産に負けない!マイナー寺院の奮闘記▽熟成昆布夫婦】
国宝・世界遺産よりも有名に、マイナー寺院の奮闘記&石油ランプ店(秘)お宝▽北海道産の熟成昆布、魅力を伝える熟年夫婦▽お得な国内&海外旅
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
羽野晶紀
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
銀シャリ
月亭八光
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
【天気予報】
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