2018/02/19(月) 00:55〜01:25 NNNドキュメント「あたいはやっちょらん 大崎事件 再審制度は誰のもの?」[解][字]

♪♪~
<90歳のお正月を
病院で迎えました>
<集まってくれたのは
仲間達です>

鴨志田弁護士) 今年はね…ねぇ 無罪の判決もらいに行くよ。
裁判所にね

もう今年で
終わらせるからね… ねっ。
<38年前
 殺人犯とされました>
<刑を終えた後も
裁判所に通います>
<自らの無実を訴えて>
≪再審無罪!≫
<去年
 大きな動きがありました>

記者) 再審開始 決定です!

二度目の画期的決定」と書かれています。
≪アヤ子さん
 開始 開始≫≪開始が決定…≫
<ずっと求めていた
裁判のやり直し→
再審が認められたのです>
<これで2回目>
<しかしなぜか

 再審はまだ始まりません>
こんなに長いこと待たせる再審
っていうのは 何なんだろうと。
無実の人を救うための
手続きなんですよ。
<立ちはだかるのは
 検察です>
<なかなか出て来ない
 証拠>
<そして
 繰り返される抗告>
歯がゆいですね

時間が
 かかるんだなと思います。

鴨志田弁護士)もう今年で終わらせるからね。
<どうすれば
訴えは届くのか?>
<鹿児島県>
<大隅半島の東に位置する大崎町>
<1979年10月>
<刑事裁判の判決によるとアヤ子さんは→
夫の一郎さんと
義理の弟の二郎さんに→
犯行を持ちかけ→
3人で暴行を加えた後タオルで首を絞めて殺害>
<遺体を自宅から牛小屋に運び→
堆肥の中に埋めたとされています>
<この時

 おいの次雄さんも加わりました>
<物的証拠は
何もありませんでした>
<アヤ子さんは
 「やっていない」と訴えましたが→
親族3人の自白が決め手となり→
有罪が確定しました>
<しかし
 後に 全員が→

自白を強要された」と明かします>
<3人には知的障がいがあり→
弁護団は 「自白の強制や誘導があった」としています>
<懲役10年の実刑を受け
服役したアヤ子さん>
<刑務所では
真面目な働きぶりが認められ→
仮出所の勧めを受けました>
<でも 断りました>
<罪を認めて反省することが
条件だったからです>
2018/02/19(月) 00:55〜01:25
読売テレビ1
NNNドキュメント「あたいはやっちょらん 大崎事件 再審制度は誰のもの?」[解][字]

殺人犯とされた女性(90)は、38年間無実を訴えている。鹿児島地裁は2度もやり直し裁判、再審を認める決定を出したが、今も裁判は始まっていない。一体なぜ?

詳細情報
出演者
【ナレーター】
湯浅真由美
番組内容
1979年、鹿児島県大崎町で男性が牛小屋の堆肥の中から遺体で見つかった。逮捕されたのは義姉の原口アヤ子さん(90)。共犯とされた親族3人の自白が決め手だったが、出所後「自白は強要されたものだ。」と主張した。無実を訴えて38年。鹿児島地裁は2度もやり直し裁判、再審を認める決定を出したが、検察側の不服申し立てに阻まれ、裁判は始まっていない。「罪のない人の救済」が目的の再審制度は、誰のものなのか?
監督・演出
【ディレクター】
原壮介
國生朋彦
制作
鹿児島読売テレビ


ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント