究極のそうめん使い＞
＜それが…＞
＜って 何なんだ これは！？＞
＜何やら そうめんの上に→
ぐったりとしたナスが横たわっており→
しかも清涼感が命の
そうめんらしからぬ→
湯気まで発生中＞
＜加賀百万石とは思えない→
その 慎ましすぎるルックスに→
魅力は感じられないのだが…＞
＜そこでスタッフは
石川県へ行き→
県民の…＞
（スタッフ）有名？ええ。もう私たち…。
（スタッフ）１週間に２回？
はい。
（スタッフ）これだなって感じですか？
（スタッフ）そうなんですか？
＜さらに…＞
縦に切ってね。
おいしい。
（スタッフ）一緒に食べて。
＜早速 金沢市内の
こちらのご家庭の→
夕食時へと お邪魔させて
いただくと…＞
はい。
＜…とお待ちかねのナスそうめんが→
一人前ずつ 盛られて登場＞
＜少し茶色がかったそうめんの上に→
ナスが どっしりと鎮座＞
＜すると皆さん 食卓のごちそうそっちのけで→
そうめんを勢い良く すすり上げ→
ナスとの謎コラボを美味しそうに堪能している＞
＜さらに こちらの
加賀ダンディーは→
まさかの ご飯にオン＞
＜そして ごく自然に→
ご飯もろとも かっ込んで
しまったではないか！＞
＜さらに おじいちゃんは
ナスそうめんを肴に→
日本酒をズビズビッと
流し込んだ＞
（スタッフ）
皆さん ご飯とナスそうめん一緒に食べてたじゃないですか。
（スタッフ）普通？
（スタッフ）おかず？
（スタッフ）煮物？
＜ナスそうめんは主食ではなく→
あくまで…＞
＜そのため 金沢市内のスーパーでは…＞
＜煮しめや ひじきの煮物と
肩を並べ→
ナスそうめんが
平然とラインナップ＞
＜さらに 金沢マダム
信頼のデパートの→
お惣菜売り場でも→
ナスそうめんが堂々 販売されていた＞
＜超 気になる…＞
＜まずはナスを真っ二つにカットし→
ダシ汁がよく染み込むように→
浅い切り込みを入れてスタンバイ＞
＜続いて お湯に粉末のダシと→
お酒を少々 そして醤油を加えダシ汁を作ると→
そこにカットしたナスを投入し
およそ１５分 煮込めば→
美味しそうな ナスの煮浸しに＞
＜続いて お母さんおもむろに そうめんを→
真っ二つに折った＞
＜あろうことかナスの煮浸しめがけ→
全投下！＞
＜そして水分がなくなるまで煮込めば→
石川県民熱愛の→
お手軽 ナスそうめんが完成するのだ＞
＜さらに 別のご家庭の→
夕食タイムにお邪魔すると…＞
は～い。
＜…と こちらでもナスそうめんが登場＞
＜…かと思いきや おや？→
こちらは何やらスープバージョンのようだ＞
あの～ やっぱり…。
金沢で作ってるのは。
＜実はナスそうめんには→
煮物タイプと汁物タイプが存在＞
＜汁物タイプは ゆでたそうめんを薄めに味付けした→
ナスの煮浸しに加えひと煮立ちさせたもので…＞
＜県民熱愛の…＞
＜北陸大学へ伺い→
石川県の歴史と
食文化に詳しい→
長谷川教授に聞いた＞
＜さらに 取材の翌朝→
一軒目のご家庭に
再び お邪魔すると→
テーブルの上にあったのは！？＞
＜テーブルの上にあったのは…＞
＜これは もしや＞