。
私たち夫婦が決めることです
。
結果的にそうなる
。
こたびは
出戻ることも許さんぞ。
家元の意向に反するなら→
月島を破門せざるを得ん。
もとより
その覚悟にございます。
お姉ちゃん!
ならば 好きにするがよい。
♪~
(歓声)
ありがとうございます
。(歓声)
ありがとうございます
。(歓声)
(
拍手)
そういえば
ここに 妹さんと2人で来たことがあります。
そう
。
君は美人だが
おねえ様のほうがタイプだと怒らせてしまった。
わざとね
。
ええ
まぁ。
ちょっと顔がいいくらいで→
大抵の女は手に入るとうぬぼれているバカな男は多い。
実際
大抵 手に入ってしまうバカな女も多い。
妹を泣かせたら
あんたも泣かすよ。
誤解しないでください
私は まだ ななさんには何も。
あのコが勝手に
盛り上がってるだけ?
随分ね
。
私は月島流と連携したいんです
できれば養子になって。
色恋よりビジネスね
。
どちらが家元に指名されるか
分からない現状→
ななさんと深いお付き合いを
するつもりはありません。
私は
もう売却済み 諦めて。
ハッ…
マンションでお会いした?そう ぷーさんよ。
ご冗談ですよね?
本気。
それでね
今度こそ月島とは縁を切る。
というより切られた
お家元に破門されたの。
まさか…
。
だから
次の家元は なな一択。
もう一度
言う。
ななを泣かせたら…→
あんたも泣かすよ。
分かりました
。
それと
もう1つ。
月島市松を→
ナメないほうがいい。
ななを守ってあげて
。
肝に銘じますよ
。
(
ルリ子) いいじゃないですか!
ももさんは
勝手に出て行く人なんです。
ななを次の家元に育てる目で
見てあげてください!
あなた
私を愛してないのね!
亡くなった前の奥様のこと
忘れられないから。
だから
私の娘の ななではなくどうしても ももさんに。
ひどいわ!!
(鍵が開く音)
ここには近づくなと
言っておいたはずだ。
ハッ…
。華道家以外はな!
(
ルリ子) あっ…。
宇都宮さんと