>>翁長知事、
亡くなられたということで、
前倒しで知事選挙が行われることになるんですけれども、
この選挙が行われるにあたっての
沖縄の現状、
すごく重要なことがありまして、
それがこちらです。
今、
沖縄経済絶好調ということがあります。
これ、
数字に表れていまして、こちらご覧ください。
この折れ線グラフが、
沖縄県の観光収入、国内、
国外からの観光客の方が沖縄で落
とした、
払ったお金ですけれども、4年連
続、過去最高を更新して、
2017年は7000億円ぐらい。
これ、
大体沖縄県の1年間の予算規模と
同じなんですね。
同じぐらいのお金を、観光客が来
て、
払っていくということなんですね。
大阪もインバウンドがすごいということで、
今、
年間1100万人ぐらい外国人のお客さん来られてて、
2017年、
前年と比べて18%、
お客さん増えたんですけれども、
沖縄はもっとすごくって、これ、
年度ですけれども、
前の年から26%、外国人のお客さんが増えたということで、
観光収入がものすごく入ってきて
いるということなんです。
ということは、裏を返しますと、
基地への依存度が下がってるということなんですよね。
今までは、
基地があることで生活が潤ったりとか、仕事があったりということ
がありましたけれども、これだけ
経済が回るようになると、基地に
対する依存度というのは、
どんどんどんどん下がってきているというのが今、
現状ということなんです。
>>なるほど。ただ、北朝鮮の問
題もありますし、赤堀さん、この
沖縄の基地問題、
安全保障というのは日本全体の問
題なんですよね。
>>基地の負担は沖縄の問題です
けれども、
実際ですね、
その沖縄に基地があることによって、日本の国防、安全保障という
のが、
特に大陸から守られているという面は、
これはやっぱり否定できない事実
だと思います。
またその普天間基地の危険度、こ
れも顕著なところですから、
実際にどこかが、
やっぱり基地の負担を負わなければならないという中で、
辺野古への移設というのは、
私は妥当な解決策だと思って見てきたんですけれども。
>>パクさんいかがですか?
>>私はね、やっぱりこの間、ち
ょうど大学に、
沖縄の、
アメリカの総領事に来て、講演を
していただいたんですけれども、
安全保障の問題でいっても、
これは例えばソウルにある米軍基地もそうなんですけれども、
フィリピンもそうなんですけれど
もね、
今、アメリカが重視しているのは、
民意に支えられた基地なんですよ。
特にその中で、
やっぱ沖縄の場合は、
選挙のたびにこれが真っ二つに割
れると。
この翁長さんは反対派の象徴だっ
たんですけど、
そういう人の民意を完全に無視し
て、
強引な形で基地を進めるのはいか
がなものかと、これ、
アメリカの総領事さえも言ってい
るわけですね。
そこらへんがやっぱり、今後の選
挙にも、
翁長さんの遺言が響いてくるんじ
ゃないですかね。
>>まさにおっしゃるとおり。
これから、
まもなく選挙が行われますけれど
も、今、この基地の依存度が低く
なったという中で、沖縄県民、
わりと国の、政府とかにそんたくせずに、
反対するなり、賛成するなり、
純粋な気持ちで選挙に臨めるというところがあると思うんです。
という中で、やっぱり私たちも改