重に警戒をしてください。
>>中継でお伝えしました。
まもなく満潮を迎えるということです。
十分な警戒が必要ですね。
では続いてなんですが、
和歌山県串本町の潮岬から中継で
す。
渕上さん。
>>こちら、
本州最南端に位置する、
和歌山県串本町の潮岬です。こちらは現在、
台風の強風域に入っていて、
台風本体の雨雲もかかっています。雨はご覧のように、
横殴りの強い雨が吹いていて、顔
に当たると痛さを感じるほどです。
また風も時折、
体が持っていかれるほどの強い風が吹いています。
そして私の後ろに見えるのが、
現在の太平洋の様子です。ご覧のように、
白波が大きくうねりながら、
ごーっという音を立てて打ち寄せています。
串本町では、
午後1時に町内全域のおよそ9000世帯に対して、
避難準備情報を出して、
暗くなる前の早めの避難を呼びかけています。
>>このまま過ぎたらええんやけ
ど、夜中いうてるから、
ほんで来させてもらったんやけど。
>>なんかあってからじゃ遅いし思うてね、ほんでちょっと、さっ
きの雨やんでいる間に。
>>また、
まもなく満潮を迎える漁港では、
漁師の方が心配そうに船の様子を見に来ていて、
船が岸に乗り上げないよう、
ロープで固定するなどの対応に追われていました。
和歌山県では今夜からあす朝にか
けて、
台風が最も近づく見込みで、厳重
な警戒が必要です。
>>和歌山の状況をご覧いただき
ましたけれども、あいはらさん、
かなり波が高くなってきてますよ
ね。
>>そうですよね、この読売テレ
ビの周りはまだ、
青空がちょっとあって、
車で2時間ぐらいの所でこういうふうな感じになってる。
油断できないですよね。
>>近づくと、急に天気が変わる
ということで、もう本当に厳重な
警戒が必要ですね。
そして、
この串本町全域には、避難準備情報も出されています。
避難される際は、明るいうちにす
るようにしてください。
ではこのあとですね、大雨のおそ
れがあります、
姫路駅前には中津記者がいます。
中津さん、
>>JR姫路駅前では現在、
雨、風ともに落ち着いていますが、台風に備え、
帰宅を急ぐ人の姿が多く見られま
す。
姫路駅では、神戸方面に向かう電
車が、
午後5時47分の西明石行きを最
後に、運転を見合わせるというこ
とです。
そして、
あちらに見えます、
世界遺産の姫路城では、
テントや看板が飛ばされないよう
に片づけるなど、
職員の方が台風の接近に備えてい
ました。
ふだんは平日でも多くの観光客が
いるそうですが、
きょうはその姿はほとんど見られ
ませんでした。
近くの商店街では、
通常より早めに店を閉める所が多く、
夏の観光シーズンを襲う台風への
対応に追われています。
>>予約が17名あったのが、
飛んでもうて、キャンセルで、台風で。
6時閉店にさせてもらおうと思い
ます。
>>姫路市では過去、
紀伊半島を中心に大きな被害をもたらした、
2011年の台風12号で、
市内の住宅の1000棟近くが床上、
または床下浸水するなどの被害が
出ました。
このとき、姫路市では、
1時間に79ミリの非常に激しい雨を観測。
>>非常に激しい雨を観測して、
総雨量もそのときは300ミリを超えたということなんですね。
このように、過去の被害も大きい
場所ですから、
十分な警戒が必要ですよね。