市松) まだ分からぬか?
それならば
圧倒的であらねばならんのだ。
俎上において→
一輪の菊をも妹に与えてはいかんのだ。
恐れ入ります
。
(
市松)ななには 限りない成長を。
ももには
あらがえぬ衰退を見たのだ。
あぁ→
おごれる者は久しからずや。
申し訳ございません
。
お家元
。
お家元→
もう一度 私にチャンスを…。
(
ルリ子) 見苦しいわよ ももさん。(なな) お母さん…。
お家元…
。
お家元!
♪♪~
月島は終わるな
。
(
あくび)
(
秋保) おはよう。
おはよう
。うわっ! どしたの? その隈。
まぁ
せっかくだから華道の起源まで さかのぼって→
ググったりしてたら
寝れなかった。
クマが隈で
パンダ目ってウケ過ぎでしょ!
ハハ…!
まぁ そうね フフ。
どうしよう…
どうしよう…。
ママ
ごめんなさいごめんなさい…。
(
高井) もも様。
精いっぱい
なされたことなら…。
精いっぱい?
してない。
ホントの私は
あんなもんじゃないの知ってるでしょ?
本来の私なら…
。
そうよ
お家元の言う通り→
花一輪も
ななに渡すことはない。
そこは
ルリ子様お声掛かりの師範たちが…。
関係ない
。
ママは…
。
自分の命に代えても→
私を月島の家元にって。
それは…
。
怖い
。
私→
あんなに お家元に反抗して→
家元どころか
華道だってどうでもいいって言ってたのに。
なのに
私 怖い…!
怖い…
。
私…
何をしたらいいの?
ねぇ
私…私 これから どうすればいいの?
(
高井) もも様…。ママ…→
ママ
ごめんなさい ママ…。
全然ダメな子でごめんなさい…
。
もも様!
おかあ様の本心は…。
何のために
ぷーさんと…。
何のために…
。
(
泣き声)
(
風間の声) 「君は 怒りよりも→
悲しみを選び→