＞＞まさに２つの権力と言ってま
すけれども、
利益が相反しているんですよね。本来は体操協会は中立的に、
どのクラブからも最も優秀な選手
を選んでやっていくという、
そういう立場ですよね。
その中に特定クラブの人が入り込んでしまいますと、自分たちのク
ラブを、

優先的にっていうことの気持ちにどうしてもなりますし、この選ぶ
ほうの側にいるからこそ、
そのクラブに入らなければ選んでもらえないという圧力が及んでし
まうわけですよね。
構造的な問題なので、
基本的にどの協会においてももう
一度、
こういった立て付けになっていな
いか確認していくことは必要だと
いうふうに思いますね。
＞＞最後にもう一回、きのう、宮
川選手、こんなこともおっしゃっ


てます。
これ、確認しましょう。
私はまだ１８年しか生きていませ
んが、今、人生の中で一番の勇気
を出してここに立っています。
あれだけのことをお話になったこ
とに対して、塚原さんは全部うそ
だということをおっしゃるわけな
んですよね。
ここは真実がどこにあるのか、ま
だ今、これから出てくるところで
はありますけれども、ぜひ、改め
てアスリートファーストで、
選手のことをもっとおもんぱかっ
ていただいて、
事に臨んでいただきたいなという
ふうに思います。
＞＞では続いて、
大阪の富田林警察署から容疑者の男が逃走した事件。
容疑者が逃走を図った面会室の天
井に、
強い力を加えたようなへこみが複
数あったことが明らかになりまし
た。
当初は天井裏から逃げようとしたと見て、
警察は状況を調べています。
＞＞今月１２日、
弁護士との接見後、面会室から逃
走した樋田淳也容疑者。
逃走後、その面会室からある異変

が見つかっていたというのです。
樋田容疑者は、
弁護士との接見が終わったあと、
１人になったタイミングで逃走し
ますが、
このアクリル板で仕切られた樋田
容疑者側の部屋の天井に殴りつけ
たりしたような、少なくとも２か
所のへこみが見つかったことが新
たに明らかになりました。
大阪府警は、
樋田容疑者が天井裏から逃げよう
としたものの失敗し、
アクリル板に狙いを変えたと見て、
状況を調べています。
これまでは逃走の計画性が浮き彫
りになっていた樋田容疑者。
留置場に残されていたカレンダー
形式のメモには、
当直担当者の名前が記され、
特定の担当者には、
印が書き入れられていました。
逃走当日も、
この担当者が当直で、
印があったことが新たに明らかになっています。
監視の緩い日を見極め、
逃走のＸデーを決めていたにもかかわらず、
逃走ルートには誤算が生じたとい
うことなのでしょうか。
依然としてその行方が明らかにな

らない中、
来週からは富田林市やその周辺自
治体の小学校の２学期が始まりま
す。
住民はこれまで以上に不安を募ら
せています。
＞＞逃走した当日、
そして直後の情報は少しずつ明ら
かになってくるんですけれども、
野村さん、なかなか、最近の情報
が更新されないんですよね。
＞＞やっぱり、
警察側のほうとしては、やっぱり、
警察の管理のほうに問題があった
っていうことが徐々に明らかにな
ってきているので、そこはなかな
か出してこない、出てこないとい
う原因になってるんだと思うんで
すよね。
ただこれは再発防止も含めて、