今の子どもたちも。>>そうなんですよ。
>>さあ、宇治原さん、このパネ
ルで、これでうんちくお願いいた
します。
>>いやいやいや、雑やな、
振りが急に。
>>無茶ぶりですね。
>>ほんでその虫、何なんですか
。
そもそもなんですか、これ。
これ、何?>>分かりませんが。
>>なんでこれを表紙にしようと
思ったんだろう?
>>ゾウムシの青いやつじゃない
、珍しいやつ。
>>ゾウムシ。
>>ゾウムシ?
>>ゾウムシの青いやつで雑学お
願いします。
>>ゾウムシの、かっこ青の雑学
ないから、俺。
>>賢いですね。どれなの、うん
ちく。
>>チョウチョね。
>>どのチョウチョですか?>>どのチョウチョ?
>>いっぱいあるか。
>>そんな種類あるの?
見たことないわ。
>>チョウチョは3番ね、みたいなないんですか?
>>チョウチョの雑学、いきます
か。
>>どうぞ。
>>前足で味を感じるという。
>>えっ!
>>だから、とまったときにこれ
が幼虫が食べられるかどうかとい
うのを、足で判断してそこに卵を
産んでいるという。
>>えっ、こわっ。
>>足に味覚があると?
>>足に味覚がある。
>>これは?
>>これは蜜を吸ってるだけで、
味覚の足の先にあると。
>>おいしいおいしいと思いなが
ら。
無味のやつを飲んでいると。>>ロザンです。
>>お前関係ないやん。
>>そこは乗っからない。>>さあ、楽しいですね、勉強に
なります。きょうはこのジャポニ
カ学習帳のヒットの秘密をプラス
しましょう。
ジャポニカ学習帳を生んだレジェ
ンドカメラマン。
このジャポニカ学習帳の表紙、いろいろありますね。
いろんな物語が隠されております
。
ご覧ください、どうぞ。
>>誕生から48年。今もなお、
幅広い年代に愛されているジャポ
ニカ学習帳。
>>あっ、これ、使ってるね。
>>使ってるね。
デザインも変わってないですよね
、
色とかも。
>>われわれの小学校のときはジャポニカを。
>>写真はやっぱり衝撃あります
よね。
小学時代を思い出したりして。
>>その顔とも言えるのが、この
表紙。
実は、たった一人のカメラマンが
、
命懸けで撮り続けていた。
変わらぬ人気を支える熱い思いと
は?
発売2年前の1968年にプレイ
バック。
目まぐるしい経済成長を遂げてい
た当時の日本。
生活にも徐々に余裕が生まれ、
子どもの教育に力を入れる家庭が増え始めていた。
そのころ、
富山県で封筒や便せんなどを製造していたのが、ショウワノート。
将来を見据え、主力商品を学習ノ
ートに切り替えた。
しかし。
>>まさかここまで売れないとは。
>>20社以上がひしめく中、
新規参入で知名度のないショウワノートは、苦戦を強いられていた
のだ。
>>もう会社はだめだと思ったで
しょうね。
>>そう話すのは、5代目社長、
片岸さん。
新人のころからジャポニカ学習帳の営業をしていたという。
>>富山のメーカーというのはメ
ジャーじゃありませんから、一気
に何か変えないかぎりは、誰も注