ルリ子が?
(
高井) 本部会議を招集して→
教室網の整備と宣伝強化を
提案したいと。
そうか
。(高井) はい。
お前は
ももに ついて行かんのか?
私は月島の人間です
。
よろしければ
このまま 月島に。
そうか
。
(
市松) 本当に月島のことを考えて来たのは→
お前なのかもしれんな
。
(
ルリ子) 絶えることのない血筋のお家を守ることが→
私の務めと
。
お花のことは
何も分かりませんが。
それでよい
。
だからこそ愛したのだ
。
えっ?
家元として息が詰まるような日々の中→
お前をめとって
初めて呼吸ができた気がした。
ウソです
。
才能あふれる千恵子は
疎んで遠ざけた。
不思議だが
本当だ。
(
ルリ子) 信じられません。
そうか
。
なら…→
証明してください。
(
市松) 証明?
愛があるなら→
私は もう一人 産んでみせます。
なんと…
。
フッフフ…
。フフフ…。
ウフフ…
。
(
鼻歌)
(
宗太) ありがとう!
自転車
返します。
おかえり!
≪おかえり~!≫≪おかえり~!≫
(
歓声と拍手)
宗太!
おかえり。
ぷーさん
ただいま。
大丈夫だったろ?
うん!
おかえり
。
おかえり
。おかえり。
おかえり
。おかえり。
(
三宅) 宗太。
おかえり
。
ただいま
。
(
三宅) ほら。
おかえり
。
おかえり
。
(
坂東) 宗太君。
イルカさん!
(坂東) おかえり。
ただいま
。
≪おかえり≫
(宗太) 母さん…。
♪♪~
俺 もう…→
大丈夫だから