よく頑張ったし→
あそこまで女性に寄り添うなんて
なかなかできない。
(
芽衣:秋保) うん。
まだ何かしてあげたい
。
あんなに必死に生きてる人
いないもん。
これは引きずるなぁ…
。男は未練がましいからな。
母さんが言ってた!
男が未練がましいのは余力あるまま別れるからだって。
そうだ!
ど… どこ行くのよ! ねぇ。(田村:原田) おいおい 待て…。
花だよ
花!(田村) えっ?
宗太が
摘もうとして落ちちゃった花!
それを今から摘みに行く!
ちょっと 何言ってるのよ!
だって
高嶺の花だよ?
それ摘んでプレゼントしたら
きっと…!
意味ないって
そんなの。危ないし。
だって…!
(泣き声)
ハァ…
。(泣き声)
行くか!
その花 引っこ抜きに!えっ… パパ?
聖剣エクスカリバーだ
。
ぷーが英雄なら抜ける!
は? 親父…。
行きましょう!
今すぐに!
教頭先生…
。(原田) 行くぞ! 行くぞ!
(
三宅) さぁ さぁ さぁ…!
(
銀) ご精が出ますね。
協会の理事会で
私のお披露目を。
できる限りの力は見せたいからね
。
(
金:銀) はい。
ねぇ
。
私のママ
お母さんは どんな人だった?
(
銀) もも様に生き写しで。それは聞いた。
生け花は?
月島の師範だったのよね?
ご結婚されてから
千恵子様は生け花をやめられて。
なぜ?
やっぱり もう一人の自分が見えなくなったから?
そんなものは
最初から ありません。
千恵子様には
。
その程度の腕前だったってこと?
だから結婚を機に執着なく やめられた?
お家元のために
おやめになったのです。
お家元のため?
(銀) 千恵子様は→
皆から慕われ
尊敬される素晴らしい華道家でした。
けど
「これは月島の華道ではない」と→
お家元が嫌ったから
おやめになったのです。
(
金) お家元を愛しておられたからです。
遠ざけられても
愛していたのはお家元だったのね。
寂しくて
彼に…。
でも
ただそれだけ。
高井本部長
。
あの方
お気の毒でした。
ねぇ
お母さんは 何て?
生け花は?
ママの生け花は どんなふうに?
お家元にも
嫉妬されるぐらいの腕前で→
月島じゃない生け花って
。
もう一人の自分もいない