◆自分の家の近くとか、
登録しておけば。
◆そうです、そうです。
それで見ればできます。
◆と、ここで橋本に
ある疑問が。
◆でも、
我々の印象ですけど、気象庁が
天気予報を出すじゃないですか。それとはまた違うんですか？
◆気象庁の場合は、
どちらかというと、例えば、
大阪市、みたいな感じなんですけ
ど、
ウェザーニューズの場合は、
もっと細かくて、
大体１キロメッシュという、
１キロごとの予報を出しているということで。
◆大阪市、何何区とか、
何何までとか。
◆梅田の駅そばとか。
◆万が一
予報が外れてしまった場合、
その原因を分析することも
宇野沢さんの仕事。
緻密な分析が
予報的中率アップにつながってい
るのです。
◆大体、確率的には
どれぐらいなんですか、
パーセントで当たる。
◆今のところ、
９０％は。
◆ウェザーニューズさんは。
◆いくと。
◆あれ？
ほかは…。
◆大体、気象庁さんはどれぐらい
なんですか。
◆気象庁さんは、公表しているも
のだと大きい声では言えないんで
すけど、８６～７かな。
◆切ない。
本当に勝った場合、
大きい声で言えないんです。
◆ほんなら、
直感とかすごなってるんちゃいま
す？
何も研究せんでも、あした晴れっ
ぽいな。
◆そういうのでやってないからす
ごいんや、確率が。
原始時代か、
おまえ。◆すごいかもしらんやん。
◆原始時代か、おまえ。
◆では、実際に予報している心臓部へ
特別に潜入。
◆天気の話ばっかしてるなあ。
◆言い方あるやろ。
そういうプロやねん。
◆予報をつくるときには、まずは
今、どうなっているのかというの
をちゃんと押さえることが。
◆現状把握ですね。
◆現状把握ですけれども、アメダ
スという言葉、
ご存じですか。
◆知ってます。
アメダス。
◆どんなんですか。
◆あれは、気象庁が設置したやつ
で気温であるとか、降水量とかを
はかっているものなんですよ。
気象庁のアメダス、
こちらのほうを見ていただくと、
大体全国に１３００カ所あるんですよ。
実は、これに加えて、ウェザーニ
ューズのほうは
独自のセンサーがあって。
◆多い。めっちゃ多くなってますやん。
◆１万３０００カ所あるんですね。
◆１０倍？◆１０倍ですね。
◆これだけ多いから、
やっぱり精度も
◆細かく見れるということです。
◆さらに、
観測範囲も
従来の２５倍細かくなり、より正確に
天気を予測することが可能になる
のです。
◆なるほど、ここの境目のときに
ざっくりしてたら
ここもかかってるのに、
細分化してたらかかってないんやとか。
◆そうなりますね。
◆すごいやん。
進化よ、時代の。
◆恥ずかしいな、
昔の、
古傷が痛んだから雨が降るんちゃうかって言うてたの、
恥ずかしいわ、もう。