何やねん、独自で
みんなが勝手に。
俺、大体わかるねんというやつがおったやろ、小学生のとき。
◆草履とかな。
◆俺大体わかるねんとか、頭痛い
から雨降るとか何やねん、それ。
これに勝てるわけがないやん。
◆そして、
宇野沢さんいわく
天気予報で最も大事なことが
自分の目で現状の空を
把握すること。
◆宇野沢さんは
雲の形や動きなどを
自分の目で見て分析。
予報に還元しているのです。
◆では、自分の目が届かない範囲の雲は
どのようにして確認するのでしょ
うか。
◆ウェザーニューズの場合は、
そこで１つ特徴的なことがあって、
こちらのほうに点がいろいろ打た
れていますが。
◆いっぱい点がありますね。
いろんな色がついてますね。
◆色がついてます。
オレンジのマークは晴れていると
ころなんですね。
これは、実は全国から
今、天気はこうなってますよとい
うのを
写真つきで教えてくれているんで
すよ。
◆それは誰が教えているんですか。
協力者みたいな？◆ボランティア？
◆ボランティア？
◆ボランティアといえばボランテ
ィアですね。
◆現在地の空の写真を投稿できる
システムを宇野沢さんが考案。
全国から
毎日１８万件届くそうです。
◆同じ大阪の中でも
ぽつぽつ雨が降っているところも
あれば、
曇っているところも晴れていると
ころもあると。
これが細かくわかるんですね。
雨雲のレーダーに重ねて見てみると
ほとんどこれ、
雨雲レーダーは映ってないんですけど、
でも、実はぽつぽつ降っているよ
というのを教えてくれるんですよ。
◆非常にわかりやすい。
だから、
読者モデルの発想ですよね。
読者をモデルにしてしまえみたい
な。
こっちで取り込んでしまえみたい
な。
協力していただいて、
全員で、すげえいい天気の予報を
たたき出そうぜという。◆全員が気象予報士みたいなこと
か。
◆しっかり押さえられれば、
その先の予報も精度がよくつくれ
ると。
◆まず今現在の天気の精度を上げ
ると、
未来の精度も上がると。
◆そういうことです。
◆緻密な分析と的確な予報で自然
災害から人々を守る
宇野沢さん。
気象予報士を目指したきっかけは
何だったのでしょうか。
◆すごく単純なんですけども、
映画を見ましてですね、
「日本沈没」という映画、
大分前、２０年ぐらい前、
そこに出てきた田所博士という先生がいましたけども、
何となくああいうふうになりたい
なと思って。
気象とかそういうのを使って
人の役に立てる仕事を探していたら、
ウェザーニューズという会社があ
ったので。
◆小学生のころから夢だった気象
予報士となっておよそ３０年。
今年、
日本列島を襲っている
異常気象については、
宇野沢さんにとっても初めての体験だそう。
◆昔と比べると、
そういう現象が多くなってきた。
発生する回数がふえてきたという
のはあると思うので、
地球そのものが気候変動的なもの
が
起きているんだろうなとは思うん