2018/09/29(土) 13:05〜13:50 西郷どん(36)「慶喜の首」[解][字][デ][再]
はっ。
西郷が どう出るかは
山岡次第です。
祈って 待ちやしょう。
止まれ!ひっ捕らえろ!
(半次郎)待て おはんら!
貴殿は?
朝敵 徳川慶喜が家来 山岡鉄太郎。
西郷吉之助殿へ目通り願いたい。
西郷先生に?
♪♪~
随分と むちゃをされもすなぁ
山岡殿。
こげな所に
一人で乗り込んでこられるとは。
勝安房からでございます。
勝様から…。
我が主の 天子様への忠誠は
まことにございます。
勝様は すぐに進軍をとどめ→
おいに 江戸に来いと言うておるのですな?
そのとおりでございます。
申し訳なかいくら勝様のお言葉でも→
そいは聞けもはん。
お待ち下さい 西郷殿!
ならば 我らも→
最後の一兵になるまで戦わねばなりませぬ。 その時は→
勝安房とも
矛を交えねばならぬのですぞ。
そいも覚悟の上。
西郷殿!
今 手を緩めれば
あん御方は 必ず力を盛り返す。
おいは
慶喜公を信じる事はできもはん。
分かりました。
やめちょけ。
無駄死にじゃ。
今 この国で→
むごい殺し合いを
している場合でありましょうか?
この命と引き換えに 我らが願い→
天子様へお伝え願いとう存じます。
しからば…。
御免。
やめっ!
何故 あん慶喜公のためにそこまで?
侍が…→
侍が主を信じられなくなったら→
それは もう
侍ではございますまい。
♪♪~
やめっ!
分かいもした。
勝様に お会いしもんそ。
<[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]長を中心とする新政府軍は→
東海道 東山道 北陸道から→
江戸を目指し 兵を進めました。→
そして 吉之助はそれらの兵を一旦とめ置き→
先に江戸へ入りました>
もしや[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の御方でございますか?
じゃったら 何じゃ?
ごちそうさま。 ここ 置いとく。
ごちそうさん!
ごちそうさん。
(笑い声)
ようこそ お越し下さいました。ごゆっくり どうぞ。
ないが「ごゆっくり」じゃ。
鬼でも見たように逃げおって。
磯田屋も体よく追い払われて→
こいから大戦が始まるち 江戸中に知れ渡っておるようじゃのう。
まあ こんまま江戸が
空っぽになってくれれば→
そいもよか。
(2人)はっ。
そいにしても せっかく磯田屋で→
女子の酌で飲めるち思っちょったのに…。
(幾島)女子やったら
一人ここにおりますけど~。
(半次郎)
ないな ばあさんじゃらい!
(幾島)控えよ。
こいは 幾島様ではごわはんか!
こげな所で お会いすっとは…
お久しゅうございもす。
「もす」。
は?
大層なご出世をなさったと
聞いておりましたが→
あんまり代わり映えがおへんなぁ
西郷さん。
幾島様も
お変わりのうございもすな。
しょうもない世辞は よろし。
けど よろしおしたわ。
これで [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩のお屋敷にまで
行ったかいがありました。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の屋敷に?
そうどす。
あんたさんに