生きるエネルギーがあって。
それで未亡人なのでね
抑える人がいないので
やっぱり結構伸び伸びしていて
言いたいことを言わせておいてくれる娘たちが
よくできた娘だなと思います、私。
＜笑い声＞
松坂≫思ったことはすぐ言って
みる。
それ違うわと言われたらまたすぐ
変わるんですよね。
そこがまたおもしろいというか。
渡辺≫結構ご自身と似ている部分
があったりしますか？
松坂≫あるんだろうけれどもやっぱり母を思い出しますね
鈴さんをやっていると。
母もすごく勘のいい人で
空を見て、鳥が鳴いているから
これは晴れるねって言うとちゃんと雨があがったりとか
よくそういうので感心したことが
あるので。
怒られたりは
もちろんするんだけれど
にこって笑ったときの
何て言うんだろう、少女みたいな
天真らんまんな笑顔というのは
母で
これじゃあ許すかみたいな。
＜笑い声＞松坂≫結構、母を参考に。
身近にいません？
おばあちゃんとかお母さんとか
いたいた、ああいうふうな人って。
そんなふうに思っていただけたらいいなと、いるいるって。
渡辺≫すてきですね。
足立≫内田さんは松坂さんと
共演されていかがですか？
内田≫私も大好きです。
サクラちゃんも
言っていましたけれども
女性としても
本当にすてきなんです。
とてもキャリアもすごくあって
大女優さんなのに本当に気さくに話してくださって
何て言うんですかね…
威圧感を与えずに
一緒に
お芝居をしてくださるときに
必ず目を見て、しっかりと
ことばを交わしてくれる
その前に
きちんと話をしてくださるし
いつも話を
普通にしてくれるというのか
私たちもお芝居をしていて
緊張させないようにしてくれて
いるのかなと思うし
とにかくナチュラルなんです。
松坂≫ありがとうございます。
渡辺≫うれしいですよね
そんなふうに言ってもらえると。
松坂≫頑張ります。
＜笑い声＞
内田≫よろしくお願いします。
渡辺≫内田さんは
朝ドラ初めてなんですよね。意外。
オファーを受けたときは
どう思われましたか。
内田≫もう
亡くなっているんですけれども
うちの祖母が朝ドラが大好きで
幼稚園のころから
おばあちゃんの家に行くと
必ず朝ドラをつけて
朝の食事の用意をしてくれて
私の中では、朝ドラというと
本当に祖母という感じで
一緒に見て一緒に朝を元気に過ごすという
日本の朝を元気に過ごすという
その時間を過ごせたので
すごく喜んでくれているんじゃ
ないかなと思って演じています。
原口≫最初
オファーがあったときに
咲の役は私でいいの？
と思ったそうですね。
内田≫強い女性というんですかね
ちょっと気の強い女性を演じる
ことが多かったので
とてもたおやかで豊かで包容力があって穏やかな
この咲という
今井家の父が亡くなってから家計を支える
しっかり者なんだけれども
決して威圧感のない本当に慶子さんのような
強いんだけれども優しいという
そういう豊かな女性だったので
私の印象で
それをいただけるというのが
すごい幸せだなと思いました。
渡辺≫本当にぴったりですよね。内田≫うれしいです。
原口≫内田さんの印象についても、