そういうことが明らかにならないまま裁判が進んでいくというと、
本当にこれは気の毒な話ですよね。
>>ご遺族の思いっていうのは、
もう本当に、
なぜ自分の子どもが亡くならねばならなかったのか。
どういう形で亡くなったのか、最
後、彼はどんな、
彼女はどんなことを思っていたの
かということを、やっぱり、
それを知りたいんだと思うんです、
裁判で。なのでもう、そこをちゃんと、
被告には話をしてほしいし、
それがもう償いですからね。ぜひ、
それはちゃんと語ってほしいと思
いますね。
>>今後の公判にも注目していき
たいと思います。
先ほど、
和歌山県で震度4を記録する地震がありました。
先ほどスタジオからもお伝えいた
しましたが、
この地震による津波の心配はない
ということです。
>>こちらは、
地震発生直後の和歌山県すさみ町の映像です。
気象庁によりますと、午後4時5
4分ごろ、
紀伊水道を震源とする地震が起こ
り、
和歌山県で震度4、
大阪府や京都府でも震度3を記録しました。
津波の心配はないということです。
繰り返しお伝えします。
午後4時54分ごろ、
紀伊水道を震源とする地震があり、
和歌山県で震度4を記録しました。
津波の心配はないということです。
>>今、
入った情報ですと、
JR東海などによりますと、先ほ
どの地震の影響で、停電が発生し
ています。
また東海道新幹線の上下線の一部区間で、
列車に遅れが出ているということ
です。
皆さん、交通機関への影響、電気
の状況、
それからまだこのあとに場合によ
っては、
同じように強い揺れがくるおそれ
がありますのでくれぐれも今後の
情報に注意していただきたいと思
います。
それでは次のニュースです。
拘束と解放の裏には、
一体何があったんでしょうか。
シリアの武装勢力から先月解放された、
フリージャーナリストの安田純平
さんが、帰国後、初めての会見を
行いました。
3年4か月に及ぶ拘束生活の実態とは。
>>私自身の行動によって、
日本政府が当事者にされてしまったという点について、
大変申し訳ないと思っています。
何が起こったのか、
可能なかぎり説明することが、私
の責任であると思っています。
>>帰国から8日、
きょう、
多くの報道陣が待ち受ける中、
落ち着いた表情で会見に臨んだ、
フリージャーナリストの安田純平
さん。
3年前、
アフガニスタンやイラクなど、
中東を中心とした紛争地の取材中、
行方不明になりました。
トルコ南部からシリアに入ったあ
と、
国際テロ組織アルカイダ系の武装
組織、ヌスラ戦線と、
現在はシリア解放機構と名前を変
えた組織に拘束されたと見られて
きました。
>>今すぐ、
助けてください。
>>シリアでの3年4か月もの拘束。
そして、突然の解放。
>>日本に帰ることができて、本当にうれしいです。
>>一体何があったのでしょうか。
取材のため、ガイドを頼り、
トルコからシリアへ徒歩で国境を
越えようとしていた安田さん。
ところが。
>>じゃあ、
お前はここで待ってろと。
様子を見てくるからということで、
この案内人が1人で中に入ってい
って、その中で私は、暗闇の中で
待っていたんですが、