は、
事前に情報をたくさん、十分にも
らって、
その上で市民が、
該当する市民がどう考えるのかということの世論をきっちり出すと
いうことが趣旨ですので、
やっぱりそれが最低の要件で、今、
両方の意見を聞いてると、
どっちも納得できるなみたいに思ってしまうので、そこの数という
のは大きいですよね。
>>ただ、この住民投票に関して、
最低投票率が必要かどうかという
ことに関しては、これ、
自治体によって違いますんでね、
すべての自治体が最低投票率を50%に置いているというわけじゃ
ないんですよね。だから私は全体
としては、この最低投票率という
のは必要ないと、私は個人的に思
ってるんですけどね。
>>やっぱりこの50%超えるか
どうかっていうハードルのところ
が、すごく高くて、実は、全国の
例を見てみますと、市民の皆さん、
すごく気にしてるのが、直近の住
民投票、全国見てみると、
不成立に終わってるケースが結構
多いと。
例えば愛知県の高浜市でも公民館
の取り壊しの賛否を問うた住民投
票、
これ36.6%低調に終わって不成立。
そのほか去年には石川県の輪島市
ですとか、
滋賀県野洲市でも住民投票が行わ
れたんですが、いずれも不成立に
終わっているんですね。
関西で直近で、
注目された住民投票が最近ありま
したが、
大阪都構想の賛否を問う住民投票。
これはかなり高い投票率で、
実施ができたということで、
賛成派団体の人も、反対派団体の人も、
もうなんとかこういう状況になら
ないように、
今、必死に活動して、投票率を上
げたいというふうに。
>>大体あれですよ、衆議院選挙
でも、50%ぐらいですよ、よく
いって。
悪いところが多いわけで。だから、いかに住民投票で50%
いうね、最低投票率が、
率が高いかというね、それから、野洲市とか高浜市なんかのケース
を見ましても、公民館の近くの住
民、
あるいは…の近くの住民にはリア
ルの問題やけども、やっぱり地域
の範囲が広いですから、ほかの地
域の人にとってはあまり関心がな
いと。そうしたら当然、
投票率は伸びないわけですね。そのへんの問題もありましてね。
>>選挙自体の問題もいろいろ含
んでいるのかもしれませんけれど
も。
そもそもいうと、
投票率を上げるために、
ダブル投票にしたわけなんですよね。
>>そうですね。今回、前市長が
出馬されて、ダブル投票で盛り上
げたいということで、出馬したわ
けなんですけれども、少しちょっ
とややこしいところがありまして、
前市長は、ばりばりの賛成派とい
うことで、選挙戦でも、丹波篠山
市にしましょうということで積極
的に訴えていく方針なんですが、
今回の対抗馬の方が、
反対派かと思いきや、
今回は中立ですと。
争点としては、扱いません。
もう選挙戦では市名変更については話しませんと。
子育て施策ですとか、
純粋な篠山市の課題について訴えていきますということで、
お互いの議論がかみ合わない可能
性があるということで、じゃあ、
これが本当に投票率アップにつな
がるのかというと、ちょっと疑問
なところもあるということです。
>>争点がすれ違ってしまうと、
田中さん、先ほどの話に戻ります
けど、
議論が深まらなくなってしまうと
いう。
>>深まりませんよね。前市長が、
丹波篠山にしようというふうに発
言されて、その是非を問うってい
うところの一つの筋は通っていま
すけれども、そこの対抗軸という
ところでは、やっぱり住民がどう
いうふうに判断したらいいのかと