ーのままで、
先も何もないし。
◆すごい、
そこまでフリーターを
やっていけた、
一生フリーターという、プロとし
てやっていけるんじゃないですか。
◆と思ったんですけど、町を
酒、飲みながら、ふらふらしてたら、
この建物に出会って、ここの管理
人の子がいるんですけど、
ナンパされて、男の子なんですけ
れども、
とりあえず家賃が
１年間いらんと言われたんですよ。フリーターから自営業になれると
思って。
◆ほんまや、絶対、やらなあかん
わ。
これはここだけなんですか。
ほかにも。
◆ほかにもあります。
その隣がリメイク家具屋さん、
このスピーカーなんですけれども、
こういうのをつくってる。
この彼が管理人なんですけど、
ナンパされて。
この店も一緒に彼とつくったというか、カウンターとかも
この壁紙とかも一緒に彼とつくっ
て…。
◆隣いいですか。
◆全然紹介します。
◆あっ、こんにちは。
すごい。
今、
横で話聞いてたんですけど、
これ、音楽、ちょっとだけ
とめてもらっていいですか。◆これスピーカー、
自分でつくったやつで
音を鳴らしてるんです。◆これね、さっき、横で見せても
らいました。
おもしろいなあと思って。
この辺、全部自家製で。
◆そうですね。
いろいろ使われなくなった廃材を
使って…。
うちの名前、フランケン・ファニ
チャーズという名前で、
使われなくなったものを
合体させて、
フランケンシュタインみたいな
家具をつくろうというコンセプトで。
◆ゴミとして捨てられた廃材を加
工し、
新たにインテリアとして命を吹き
込む
廃材クリエイーターのＧＯＮＺＯ
さん。
家具だけでなく、商業店舗のデザ
インや、
映画のセットも手がけたことがあ
るそうです。
◆これも廃材？
◆これも廃材、
オブジェみたいに置いてます。
◆これ、飾りですね？
◆使えますけれどもね、こういう
のも。
壁のぼったりとか、いろんなこと
ができるんで。
◆壁上ったりしません、別に。
どのタイミングで上るんですか！壁に。
◆いろいろ、ちょっとそういう修
行をしてたんで…。
◆壁上る修行してたんですか。
◆伊賀で忍者に。
◆ややこしいわ！
こっちはフリーターのプロやし。
◆僕は伊賀で働きつつ、
いろいろ忍者のことを研究して、自分でそれをいかに実践できるか
というところをいろいろ…。
◆意味がわからないです。
今、何のために
忍者の修行はされたんですか。
◆自分のレベルアップのために、
単純に忍者が格好いいなと思って。
頭がよくて。
◆忍者になりたかったということ
ですか。
◆なりたかったです。
振り返ってみたら、小学校、
１年生ぐらいのときに城の石垣登
ってたりとか、
忍者になるために、いろいろなん
かこんなことをやってたんちゃう
かなって…。
◆幼い頃から忍者に憧れていたＧ
ＯＮＺＯさん。
二十歳のころ、車のエンジニアと
して
入社した会社で、