お酒飲んでって毎日してた感じなんですけど、
1年間ぐらい、
お店を営業せずに。
◆えっ?
家賃だけ払うて?
1人で読んでたんですか。
◆もともとは好きで集めていた漫画の収納場所として物件を借り
た中川さん。
せっかくなら
「漫画好きの人たちと思う存分、
漫画の話がしたい!」と思い、
漫画読みたい放題の漫画喫茶のよ
うな
バーをオープンしました。
◆何冊ぐらい漫画があるんですか。
◆漫画…。
ここ数えたことはないんですけど、
1000冊ぐらいはあるような気
がします。
◆お勧めの漫画は何でしょう?
◆お勧めですか。
でも一番めっちゃおもろくって、
もうここ数年、読んだ
漫画の中で
断トツ一番おもしろいのが、
あっ、ちょっとめっちゃしゃべっ
ちゃうかもしれないんですけど、
大丈夫ですか。
◆もちろん…、
本だけ出してもらっていいですか。
◆これです。
ここにもめっちゃ積んでる…。
◆これ、断トツ1位?
◆ザ・ファブルという。
殺し屋さんが…。◆いきなり、
スタートがもう、偏り過ぎてます
やんか、
スタートの設定が。
◆殺し屋さんが殺し屋さんを休業して一般人として
大阪のまちであれしたり、これし
たりするんですけれども…。
◆おもしろいですか。
◆めっちゃおもしろいです。
◆全部で15巻まであります。
◆7巻、2冊ありますよ。
◆7巻、
多分5、6冊ある。
◆何でなんですか。
◆あっ、ほんまや。
◆めっちゃ好き過ぎて。
◆7巻、めっちゃ好きなんですか。
◆7巻も…。
◆ここだけでも4冊ありますよ。
◆好きです。
応援したくて、いっぱい買っちゃ
うんですよ。
◆えっ?
◆私がもう、10冊、20冊、
買っても何のあれもならないんで
すけど、でも気持ちで。
◆南先生、
見たってください、
ここでちょっとずつ稼いでいる人が
先生を応援してくださっています。これはうれしい話ですよ。
もともとは何がきっかけではまったんですか。
◆多分、歯医者さんかどこか、
病院で、
「ホワッツマイケル」という。
絵がたくさん描いてる
本を読んだのが初めてだったので、めっちゃ感動して、
そこから病院に通って、めっちゃ見るようになって。
◆病院に通って?
図書館みたいな言い方せんといて
ください。
病院って通うところじゃないです
よ。
本屋さんに行って、本買うとか、
そういうのはなかったんですか。
◆おうちが超絶貧乏だったんで、
本が買えなかったんです。
◆貧乏と言っても、日本って、
そんな貧しい国じゃない
じゃないですか。
超絶というのは、どれぐらい…。
◆家は、
広さは
このぐらいだったんですけど、
何か、窓ガラスが割れていて、
隣が謎の空き地、広場かなんかで
砂ぼこりが毎日、入ってきてて…。
◆一応家のご飯はあったんですか。
◆ご飯はありました。
◆ご飯とおかずは?
◆おかずは、塩…。
◆塩、おかずじゃない。
調味料の部類と我々は判断してお
ります。
ちなみに、
好きな食べ物とかあるんですか。◆えっ、好きな食べ物…。
◆氷?