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2018/11/18(日) 21:00〜21:50 NHKスペシャル 人生100年時代を生きる 第2回「命の終わりと向き合うとき」[字]


80代 90代の患者の訪問診療を行っています。
この日は がんの手術をして→
自宅で療養している85歳の男性を診察しました。
地元の医師会で作った
リーフレットをもとに→
今後の医療について
患者と話をしました。
ACPでは 医師などの第三者が→
患者や家族などと対話を重ね→
最期にどんな医療を望むのか



一緒に考えていきます。
奥様も 大体 私の説明で
お分かり願えたでしょうか。はい。
門阪さんは この取り組みの担い手を
医師以外にも広げようとしています。
この日 ふだんから高齢者と接している
介護スタッフなどと→
勉強会を開きました。
「ソーリー」って言ってます。 悲しい。
終末期医療をテーマにした
海外のビデオを見ながら→
ふだんから 患者の思いをくみ取る姿勢が
大切だと伝えました。
認知症などの病気で 既に 本人の意思を
確かめられない場合もあります。
門阪さんは
家族や介護スタッフの話から→
本人が どのような最期を迎えたいと
考えていたのか 探っていきます。
いい血圧ですよ。
93歳の前川榮美子さんは6年ほど前から認知症が進んでいます。
妹の幸代さんは 「住み慣れたところで
静かに死にたい」という→
姉の言葉を聞いていました。
この日 施設のスタッフも交えて榮美子さんの 最期の迎え方を→
確認しました。
阿川さんは このACPのような機会もしもあったら→
どんな意思を表示して
話し合いをしたいというふうに…。
遺言みたいにですか?

みんなと話し合うわけですね→
自分の最期について。
分かんないですね。まあ 延命措置は 父と同じで→
してほしくないし
痛いのも嫌だけれども→
どういう病気になるか
どれほど長生きするか→
分かんないですから。
どうしてほしいったって…。
子どももいないし。 どうですか?
じゃあ どうしてほしいですか?私は そうですね やっぱり こう→
その時々で
意識は変わると思うんですけれども。
そうですよ。
実際に 私の家でも 実家で→
そういったことを話したんですね。
お父様 お母様は おいくつぐらいですか?
75と74です。
ほ~う。で 初めて→
「どういう最期にする?」とか
「どういう介護の在り方がいい?」→
っていうふうな話をしてみたら 意外と…
「意外と」って言ったら あれですね。
結構 こう話が深まって 「ああ じゃあ
こういうふうにしようか」→
っていうような
一旦 話し合いができたんですよね。
それは何か記録か何か残してますか?
残しました。 はい そうなんですよ。
だから 話してみると やっぱり

それなりの…。本音が出てくる。
本音が出てきて いいなっていう
実感がありましたね。そうなんですよね。
ご家族の中で これは やはり
とても重要なお話なので→
是非 何かのきっかけ…
例えば この番組でもいいですし→
「こんなこと 阿川さんが言ってるけどって
うちでも話す?」って→
そういうふうに話題にして頂けると
いいなって思うんです。
先ほど出て頂いた
瀬戸さんご夫婦のようにですね→
現段階では ご主人と奥様の
考え方が違うというケースも…。
奥様は もっと長生きしてほしいと。
もっと長生きしてほしいと。
旦那さんは そこそこで もう
神様 お連れ下さいっていう。ええ。
でも あれは
事前指示書を書いたことによって→
そういう夫婦の対話が出てくる
そういうきっかけになった→
ということですので
そういうふうに 対話の促進役になれば→
事前指示書は とても役に立つと
思うんですね。 その 対話している時に→
実は 自分の夫は こんなこと
考えてたんだっていうの分かって→
それで 「え~ びっくり。 私は


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