そういうふうには思わないわ」って→
言った時に 対話を…
溝を埋めてくれるような→
役目の人っていうのが 今必要だ
っていうことが医療現場で言われていて。
先ほどの門阪先生のような役割ですね。
あっ そうですね はい。
本当に 日本って 世界に冠たる
超超高齢社会なんですよね?
ほかの国々に参考に提供できるっていう→
チャンスと考えることもできるわけですか?
おっしゃるとおりだと思いますね。
実際に このACPの取り組み→
触れてみたいんだ
始めてみたいんだっていう場合は→
どうしたらいいんでしょうか?
えっとですね 今ですね→
日本中の医療介護関係者の中で→
ACPへの取り組みの熱が高まっていて→
勉強なさる方も
相当増えてきているんですね。
なので まず お世話になってる→
医療介護の関係者に相談してみられるとよいかと思います。
まあ ACPに相談するのも
いいけれども→
夫婦での会話っていうのが
まず先に大事なんでしょうね。
おっしゃるとおりです。
そうですよね。
夫婦間の信頼関係が
ちゃんとできてないと→
早く死んじゃえばいいのにとか思ってる
場合もあるかもしれないわけですね。
阿川さんの夫婦のそういった会話…。
うちはいいですよ 本当に もう。
もう 老老介護 始まってますし。
今日は 人生100年時代ということで→
最期の医療をどうするのかということを
見てきたんですけれども→
阿川さんは どうでしょう?
どんなことを お感じになりました?
私 人類って 何千年も前から→
どう死ぬかっていうことで悩み続けて→
哲学書とか 心理学とか それから宗教とか
そういうものが生まれて→
いろいろ みんな どう死ぬか
っていうことを考えてきたけども→
誰も答えを出すことはできないと。
だけど 今の時代 医学が進歩して人間が どんどん寿命が長くなると→
今度は 自分で死を決断しなきゃいけない
時代が来たっていうことなんですかね。
医学の技術のおかげといいますか
技術があって それを使うことによって→
人為的に命を延ばすことができるように
なったけど→
それを ご本人が望むんなら
そのようにする→
そうでなければ ご本人らしく終わる。
自分で考えるということは→
とても大事なことですよね。
命の終わりと向き合い→
改めて気付かされることがあった
という人がいます。
寝とる。 寝てますよ。
1年前から 夫が人工透析を受けている松本さん夫妻です。
病院から手渡された事前指示書に
初めて向き合いました。
人生の最期を考える中で
感じるようになったのは…
人生100年時代。
あなたも 命の終わり方について考えてみませんか?
♪♪~
♪♪~
2018/11/18(日) 21:00〜21:50
NHK総合1・大阪
NHKスペシャル 人生100年時代を生きる 第2回「命の終わりと向き合うとき」[字]
「命の終わりをどう決めるのか」。作家・阿川佐和子さんと共に、医療現場の実情を専門家に問いながら、人生100年時代に生きる私たちの“穏やかな最期”について考える。
詳細情報
番組内容
いま全国の救命救急センターに衰弱した80代・90代の高齢者が次々運び込まれている。周囲の人が動揺して救急車を呼ぶケースが急増。一命を取り留めても、意識が戻らないまま入院が長期間に及ぶ。また医療技術の進歩で思わぬ事態も。80代でも可能になった人工透析。ある病院では、入院患者の9割が認知症を発症し意思確認できないまま透析が続く。人生100年時代に生きる私たちが、穏やかな最期につながる医療を選ぶには?
出演者
【出演】東京大学教授…会田薫子,【きき手】阿川佐和子,【キャスター】井上二郎
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番