＞＞日本に住んでるミャンマー人は、大体はもう、この辺に集まっ
てきますよ。
＞＞結構、雰囲気ありますよね。
＞＞実は高田馬場、
駅周辺だけでもおよそ１０軒ものミャンマー料理店が集まるミャン
マー人街。
＞＞ここですね。
この地下にあるんですよ。
＞＞地下？
＞＞雑居ビルの地下にある、森崎
が通い詰める店とは？
＞＞大丈夫かな。
ママ、ママがいるんですけど。
＞＞怖いんですか？
＞＞ちょっと、
たぶん、
ミャンマー人だから、たぶん大丈夫です。
ちょっと聞いてみましょう。
一応。＞＞初めてだと、ちょっと入りづ
らいですね。
＞＞ディープですよね、この空気感が。
ここです。
＞＞ここ？
＞＞いらっしゃいませー！
＞＞あっ、
すんなりＯＫですね。
ＯＫもらいました。
＞＞許可もいただき店内へ。
＞＞ここ、
結構来るんですか？
＞＞そうですね。結構来ますね。
旦那さん、
若いですね。聞いた話、
なんか３人目？
だから、
いけいけのママなんです。
あのお母さんが、
日本で初めてミャンマー料理を始
めた人なんですよ。
＞＞え？
＞＞ずっとこっちに住んでて、
ミャンマー料理食べたいってなっ
たらみんな来るみたいな。
＞＞別に日本人に合うようにとか
じゃないということ？
＞＞じゃない、ほぼ違いますね。
＞＞合わせません。
合わせない。
＞＞ミャンマーの味を守るこちら
のお店で、森崎が頼むものは。
＞＞来ましたよ。
おいしそう。
＞＞激辛ミャンマー風野菜煮。
赤唐辛子、
青唐辛子を大量の油でよく炒める。
野菜と香辛料を加え、
２時間煮込んだ、
ミャンマーでは毎日食卓に並ぶほ
どの定番メニュー。
＞＞日本でいう肉じゃが的な。
毎日のおかず。
ごはん、
何杯でもいけるやつです。いただきます。
うーん。
あっ、
うっめぇっ！めっちゃうめぇ。
＞＞そんなに唐辛子、大丈夫なんですか？
これ、
辛いんですよね？
＞＞ひりひり。
＞＞じゃないですよね。＞＞じゃない。
この耳までがぁっー。
＞＞しかし、そんな辛さをものと
もせず、次々口に運ぶ森崎。
すると。
＞＞刺激が欲しいんで、いいです
か？
＞＞なんですか？
え？
なんですか？
＞＞持ってきました。＞＞えっ？
マイ唐辛子？
＞＞え？
マイ唐辛子？
＞＞うわっ、持ち歩いてるんだ。
＞＞ミャンマー屋さんで売ってる
唐辛子ですね。
粉末と鷹の爪を潰したような、ち
ょっとしたブレンドですね。
＞＞それを。
＞＞刺激が足りないんですよ、も
う。
＞＞すごいかけますね。
かけ過ぎじゃないですか。
＞＞うーん。
うーん。
いってぇー。
＞＞本当ですか？
これ辛い？
＞＞まじでやっと感じました。