>>はい、
そうですね。
>>おはよう。
>>きょうも一日よろしくお願い
します。
>>だいぶ気合い入ってるね。
>>いやもう、きょうは。
きょうはもう入ってますね。
>>精いっぱいいこう!>>よろしくお願いします。
>>よろしくね。
>>新メニュー作り2日目。
すると師匠からこんな提案が。
>>肉を。
>>肉を、はい。
>>肉ですか?
>>中本といえば、
肉炒めて野菜煮込んで、うまみを出すんで、
中本とミャンマーの融合というこ
とで、やっぱりね、中本を代表す
るものを入れます。
>>使用するのは、
中本でも定番の豚バラ肉。
全体に火が通ったところで、
ミャンマーでも定番野菜、
たまねぎを加える。>>これにより、
肉本来のうまみを引き立たせるこ
とができる。
>>もうすごいですよ、
林さん。
もうめちゃめちゃミャンマー料理
調べてくれて。
>>ウィンは、本当、ものすごい
真剣なんで、
やっぱりそういうのが伝わるんで
すよね。
>>ここからがミャンマーらしさ
の本領発揮。
うまみのもとになるボタンエビ。
さらに、例の特製ミャンマースパ
イスを投入し、これでベースが完
成。
続いては。
>>一味です。
>>おー、ここで!
>>おたまいっぱいの中本特製唐辛子を投入。
>>おーっ、いきますね。
赤い!
もう1杯?
まだいく?>>なんと立て続けに3杯。
>>きますね、これもう、匂いが。
>>あっ、
最高ですね。
もう中本です。
中本の匂いです。
>>まさに中本らしい真っ赤なスープに。
とそこへ。
>>ミャンマーの唐辛子でございます。
>>ミャンマーの唐辛子?
>>エスニック風味をもっと出したいなっていうのがありますね。
>>もっと出していい?
>>ここにきて、ミャンマーの唐
辛子が加わり、お互いの個性がぶ
つかり合うカオス状態に。
>>これ、
結構、
味、
ぐじゃぐじゃになってるんじゃないですか。
>>ここからが違うんですよ。
ここからを僕は、
逆に見てほしい。
>>まさか最終兵器?
>>両者を融合させる、その食材
とは。
>>こちらです。>>ココナッツ。
>>ココナッツですか?
>>ココナッツでございます。
もう一番重要な今回のキーポイン
トです。
このココナッツを入れることによ
って、マイルドになることによっ
て、中本の辛さが、もっと際立つ。
>>さらにココナッツミルクはミャンマーの香辛料との相性も抜群。
中本とミャンマーの2つの味を、
ココナッツミルクが融合させてくれるというのだが、
果たしてそのお味は?
>>うーん!
うめぇー。
辛いけどうまい。
>>エビのやっぱり風味がものす
ごいんで、
その中でもやっぱり、ああ、辛い
!
>>僕は成功だと思います。
>>いやー、
本当、
こんだけうまいものを作れたから、もう本当、自信持ってね、
社長に味見てもらえるから、
本当よかったよ。>>ついに完成。
一体、