てしまいますので、今、奥野さん
が言われたとおりだと思うんです
けれども、ことし一年、
こういうスポーツの不祥事と、暴
力っていうのがありましたね。
私も実は、
若いころにけつバットなんて、当然だと思って、むしろ先輩からの
教えだから、
ありがたいと思った時期もあったぐらいなんですが、ことし、
私もすごく認識が改まったのは、
こつんでも暴力なんだと。
だから、こつんという指導もしち
ゃいけないということを、
口酸っぱく1年間やったのに、
暮れになってこの話って話でね、ちょっとがく然としましたけれど
も、本当に体質改善を早急にしな
いと、
相撲離れが起こってしまうんじゃ
ないかと思いますよね。
>>有馬さんから今、
この1年というお話がありましたけれども、経緯をおさらいします
と、こちらですね。
去年の10月、1年前です。
傷害事件、このときは被害者でし
た。
そのあと、日馬富士も引退し、
貴乃花親方も退職しました。
一年でいろんなことがあったにも
かかわらず、今月4日、
付け人に暴行が発覚し、加害者に
なったわけなんですよね。
なんかこの暴力を巡っては、
本当に若一さん、負の連鎖といいますか、
体質がやっぱり変わらないんです
かね。
>>だから、
精神論だけではやっぱりどうしようもない、構造そのものに問題が
あるということも、
やっぱり一つあると思いますね。具体的に言えば、この暴力事件、
発生しやすい構造の中で、付け人
制度っていうのがありますね。
付け人に対して、
関取のほうから、暴力を振るうという構造が多いわけですよね。
貴公俊なんかもそうでしたし、だ
から、本当に今の付け人制度が、
本当にいいのかどうか。これが、
パワハラの構造の一番ベースになってるんじゃないかという指摘も
ありますからね。
だから、
精神的にしても暴力をしそうとし
てきて、そういう人権教育だけじ
ゃなくて、
そういうパワハラの構造そのものを、やっぱり近代化して変えてい
くということも必要ではないかと
思いますね。
>>小島さん。
>>この1年、いろんなスポーツ
界の問題、出てきましたけれども、
そのはしりというか、
かなり前の段階で出てきたこの話
で、いろんな問題の中で、
やっぱりスポーツ界ってわりと村
社会というか、狭い社会の中だか
らこそ、
こういう問題が改まらないんだっていう問題がずっと出てましたけ
れども、相撲協会もずっと、
外部の方の話を聞いたりとか、この1年、一生懸命やってきたとい
うふうに言ってきてるんですけれ
ども、まだ足りないと。
これやっぱり、まだまだ根深いと
いうか、
時間のかかる問題なのかなという
気がしますよね。
>>引退の意向を聞いた八角理事
長は、再三、本当にいいのかと確
認をされましたが、
本人の意思が固いため、
受理することを決めたということ
です。
貴ノ岩は午後7時半から、
引退会見を行うということです。では続いて、けさはひんやりと感
じましたね。
>>きょうは二十四節気の一つ、大雪。
本格的な冬の到来を前に、
近畿各地でも、
さまざまな行事が行われました。
>>京都市の千本釈迦堂では、
厄よけされた大根を食べ、
無病息災を願う、
恒例の大根だきが行われました。
訪れた人たちは、
体の芯から温まりそうな、
あっつあつの大根をほおばりご満悦。
>>無病息災、
それだけをお願いしに。厄払いも兼ねて、やって来ました。
>>大根だきは、あす午後4時ま
で行われています。
本格的な雪の訪れに備え、雪対策
も。
京都府舞鶴市の舞鶴自然文化園で