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2018/12/16(日) 16:00〜17:55 FNN重大ニュース ニュース総決算2018 平成最後の年末に真相を見たSP[字]


誕生したこの船。
現在、和歌山県沖
75キロの海上で
人類史上初の
国家プロジェクトを
実行している。

それが。
南海トラフ地震発生帯
掘削調査。
その場所に
日本のテレビ局で
初めて降り立った。
≫よろしくお願いします。
≫船内を歩いていると
目の前に飛び込んできたのが。
≫すごい。
≫船の底から高さ130メートルはある
巨大やぐらだった。
圧倒的スケールのちきゅう。
全長は210メートル。
排水量およそ5万7000トン。
やぐらの下をのぞいてみた。
船の真ん中には
大きな穴があいていた。
魚も泳いでいる。
≫実は太いパイプが海底へと伸び
船が固定されている。
いったい船を止めて
何をしているのか。
≫プレートとプレートが


重なり合う
南海トラフの海底震源に向けて
穴を掘っているという。
1本10メートルの
ドリルパイプを
700本以上をつなぎ
海面からおよそ7000メートルの
距離まで
ドリルで掘り進める計画だ。
≫役目を終えたドリル。
すり減った刃が過酷な戦
いを物語る。
ちきゅうは
海底震源の岩石を持ち帰り分析。
将来的にはセンサーを設置し
リアルタイムでの監視を
目指している。
船内では
海底から取った岩石を
電子顕微鏡はもとより
CTスキャンまで使って分析している。
こうした状況に
研究者は胸を躍らせていた。
≫外国の研究者からも
評価が高い。
≫技術者や研究者など
およそ200人が
1日24時間体制で働いている。
だからこそ
ここだけのルールがあった。

≫食事は6時間おき。1日4回ある。
バラエティー豊かな料理が彩る
ビュッフェスタイルだ。
食堂はいつも活気に満ちていた。
料理人はわずか4人。フル稼働だ
≫思いをこめて作られる
料理の数々。
パンは自家製だ。
黙々と口に運ぶ人々。
この時だけは
目的が料理に変わる。
≫そんな中
掘削作業で動きがあった。
≫穴を掘っていたドリルが
止まっている。
いったい何が起きたのか。
≫この日、500本目のパイプを連結する作業が
行われていた。
作業の要となるのが
コントロールルーム。
ドリラーと呼ばれるスペシャリストが
重機やドリルを動かしていた。
巨大重機を
ミリ単位で操る。
そして。
≫新しいパイプが
今、差し出され
るような
感じですか。
入りましたか。

≫入りましたね。
≫重機でネジを締め込み
最後の仕上げは。
≫南海トラフ地震の
海底震源固着域への到達は
来年2月になる見込みだ。
≫このあと巨大地震が
間もなく起きる可能性がある
ということを判断し
国などが避難を促す際の徹底に

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