あなた、妹さん。
あなた、お姉ちゃん。
◆今、17です。
◆あなた、高校生?
◆高校生です。
◆おじいちゃまでいらっしゃいま
すか。
こんにちは。
◆こんにちは。
◆ほんなら、いっちゃんがつくっ
てるわけじゃないでしょう?
◆私が…。
◆えっ、あなたがつくってるの!
?
ほんなら、社長?
◆社長…?
◆社長?
お母さんはどなたですか。
◆はい。
◆お母さん、
上がらせてもらったらあかんの?
◆よかったら、工房のほう…。
◆家に入りたいわ。◆家…。
◆入りやすそうな家やん。
◆いやいやいや!
◆ご主人は?
今、お仕事されてるんですか。
◆いえ…。
出戻りなので。
◆ああ…。
私の両親です。
◆カムバックサーモンですね。
◆それはまた…。
◆うち、長女もいてるんです。
上、大学生の…。
◆娘3人連れて帰ってきたん?
◆そうなんです。
◆えらいぎょうさん連れて帰って
きましたなあ?
よかったですね。
◆よかったんかな?
◆よかったかどうかや。
◆にぎやかになってよかったです。
◆それはにぎやかです。
もうにぎやかです。
◆あなたがつくってるスイーツと
いうの
どういうものなんですか。
◆一応、プリンをメインに…。◆プリンをメーンに。
ちょっと見せてもらえる?
◆はい。
◆上がらせてもらおうか。
◆いっちゃんは、小さいころ
楽器が得意なお姉ちゃんが
とてもうらやましかったんだとか。
自分も何か特技を持ちたい!と、
小学2年生からプリンづくりを始めたそうです。
地域のイベントで販売したところ、
たくさんの人に「おいしい」と言ってもらい、
自信を持ったいっちゃんは
なんと中学1年生にして起業。
本格的にプリンの生産を始め、
現在は、直売所など
20カ所以上に
卸しているんだそうです。
◆うまいやん!
◆本当に昔ながらの
懐かしいザ・プリンという形が
これなので…。◆これ、うまいわ!
◆ありがとうございます。
◆うわっ!
◆これは通販でさせてもらってる
やつで、
贈答用に…。
これなんですけど、
普通に見ためこんな感じなんです
けど、
入れさせていただいていいですか。ちょっと時間がかかるんですけど、
もんでいただいたら早く入るので。◆あっ、出てきたで!これ、
ありがとうって出てきた。
◆お客さんに
感謝の気持ちを伝えたい!
そんな思いから生まれた
メッセージが浮かび上がる
アイデア商品。
こちらのカラメルには、
洋酒が使用されているそうで…
◆うまい。
甘いけど、さっぱりしてるね。
すごい食べやすい。
はっきり言うて。
どれぐらい?月、
収益というか。◆全体で1500個ぐらい…。
◆1500個ぐらい?
◆月で。
◆あっ、これは結構な商売になっ
てるわ。
あなたがこの家を支えてるんちゃ
うの?
◆いやあ、そんな言い方したら申